義賊って好まれがち



プロローグ


「盗賊だけど庶民の味方」とか「悪役だけど実は良い奴」みたいなの、みんな好きだよね。うん、僕も好き。
なんでしょうね、自分がいざそうなりたいかと言われれば全然なりたくないんだけど、だからこそ憧れるというか。
やっぱり強大なものに立ち向かう感じとか、憎めきれない人って言うのにカッコ良さを感じるんですかね。
以前Xで呟いたことがあるんですけど、不良がモテるのって、男の僕からすると全く理解できないな、って思ってたんですよ。
でも、ギャルものが刺さる時がある、みたいな感じなのかな、って思ったら納得いきました。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「バーレスク」 (配信)


分かりやすいサクセスストーリーで、見やすいね。
既存のバーレスク文化の軽視、という指摘もあるそうで、そこら辺は分かりませんが、何も知らない、無知の身からすれば分かりやすくて良きでした。
強い上司、嫌味な同僚、恋人、大きな問題、ありとあらゆる障害が立ちはだかって、いいですね。
ひねりすぎて狂うくらいなら、一旦基本に戻ろう。
冒険していいのは、基本ができてる人だけ。


「ロビン・フッド」 (配信)


ロビン・フッドって、ソシャゲかともだち讃歌(小学生の頃歌ったことあるけど、タイトル改めて調べて驚いた)くらいでしか聞いたことなくて、なんとなく義賊的なイメージしかありませんでした。
最近、ヴィランの名前がノッティンガムのシェリフ、っていうのを知って、どんな名前だよ!、ってなって見てみましたよ。
ストーリーは分かりやすいし、敵と味方もみんな獣人だから可愛くて見やすかったですね。
プリンス・ジョンとかなんか憎めない性格だったけど、平気で処刑とかはしようとするんだなあw


「さかなのこ」 (配信)


のんさんがさかなクンさんを演じるということでとても話題になったこちらの映画ですね。
なんとなく噂だけは聞いてたんだけど、優しい人しか存在しない世界、って感じでした。
みんながミー坊に対して優しくて、理解あって、両親の離婚とかそういうところは決して直接は言わず、なんか嫌なところはオブラートに包まれていて見やすかったですね。
それでいて魚愛はもちろんだし、のんさんが演じてるのも性差に違和感を持たずに見れました。
本当に同級生だった鈴木拓さんが出てたのも良かったですね!


エピローグ


優しい人しか存在しない世界、なんて存在しないんだけど、それにしたって誰もが発信者になれるこの時代は不必要なくらい優しくない人が多い気もして、なんともです。
嫌なもの全てに蓋をする必要は無いけど、好きなことだけ考えててもいいと思う。何の話をしてるんでしょうか。

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