「渋い」という概念
プロローグ
洋画とかで、本土アメリカより公開日が半年くらい遅いのありますよね。
なんか全然知らない映画ならあれなんですけど、有名作品の続編だったりすると少しばかり悲しいものです。
しかしありがたいことに昨今のMCU作品は日本も同時上映で、なんなら5月の作品はGW真っ只中ということもあって、日本が世界最速だったりしまするからね!最高!
……「マダム・ウェブ」は少し遅い。
こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」 (配信)
アメリカと公開時期違うんだ、とか知ってたのに、完璧に映画館行くのわすれたんだよな。つら。絶対映画館で見たかったやつや。
とりあえずもうジョン・ウィックもといキアヌ・リーブスがかっけーかっけー、それに尽きますわ。
他の殺し屋だって手練だらけのはずなのに本当ゲームみたいにバタバタなぎ倒して言って、ちょくちょく中ボス戦みたいな感じで多少手こずるやつがいて、それでも絶対勝つの。さすがすぎるってw
大阪をはじめとした似非日本感もすごかったし、とても良かったですね!
「八つ墓村」 (配信)
2週間ほどYouTubeで無料公開されているということで、こりゃあ見ない訳には行きません!
金田一耕助なんだけど、金田一感は少なめでしたね。
正直あんまり金田一耕助シリーズ見たことないからあれなんですが、それでもこういう作品で探偵による謎解きが少なめなのも珍しいですよ。
しかしまあ村人たちを惨殺していくシーンとかスゴかったよね。割とずっと描くんだもん。
そしてそんなシーンも含めて、全体的にいわゆるサスペンスと言うよりはちょっとオカルトチックで、怖さがある感じでした。
「新幹線大爆破」 (配信)
海外で大人気で、キアヌ・リーブス主演の「スピード」のに影響を与えたと言われる名作。調べてみると、海外だと結構短くなってるそうで。
名優揃いな上に、ただ新幹線に爆弾が仕掛けられたパニック映画に収まらず、犯人たちの過去や乗車はしていない国鉄職員側の心情など、色々な角度から描かれてて、とても良きでした。
当たり前だけど、みんなかっこいいんですよ。なんですかね、渋さがあって、素敵なのよ。
こういうのを見ると、昔の邦画に色々触れてみよう、って思いますね。
エピローグ
渋かったり深みのある人間に憧れつつ、ずっと浅瀬で遊んで満足してしまう今日この頃。
人生経験が物を言うのか、考え方がそうさせるのか。
しかし間違いなく思うのが、将来渋い、と言われるような人は、30も間近な時期にこんな風には悩まない。