縁遠いものも摂取してみる



プロローグ


自分とは相容れないものは世の中に沢山あり、というか世の中の大半は自分とは相容れない、まあ興味が無いものなわけです。
でもそれが流行っているということは一定数需要があるわけで、そこを掘ってみると面白かったり。
僕は映画見るの好きだけど、他の人からしたら興味無いのと一緒。否定しない人でありたい。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「ロストケア」 (配信)


これは難しい。正義感の強い人ほど、それは悪だ!、って言いそうだけど、外野だから言えるんだ、って言われちゃう。
自分の倫理観で言えば、間違いなく主人公のしたことは正しいことじゃなくて間違ったことなんだけど、でもこんなに迷惑かけるくらいなら、って気持ちも分からなくはないし、家族の負担を考えて、っていうのも分かる気もする。
と言いつつも、勝手に殺しちゃうのは、やっぱりそれはまた別の問題だけど。
でもそう考え始めると、そもそもなんで人を殺してはいけないのかと言われれば、究極法律違反だからだし、そこに明確に誰もが納得できる理由はないよな。
自分にも親がいるからこうなることがあるかもしれないし、というかそもそも自分自身がこうなることもある。
そのとき、どうするのが正解なのか。



「ストレイト・アウタ・コンプトン」 (配信)


ヒップホップとかラップとか、正直全く知らないので、このN.W.Aというグループ自体知らず、ちょっと出てきたスヌープ・ドッグの名前を知ってるくらいでした。
正直僕の倫理観からすれば明らか悪人だし、こんな奴らが集まったらそりゃあ揉めるよな、って感じは否めないんですが、でも面白かったね。
日本人からすると海外の人ってなかなか見分けがつかないから、実際の本人とそっくりに見えましたわ。
僕は正直特段不満を持って生きてるわけじゃないけど、でもやっぱり反体制、反政府、反警察みたいのは、胸熱くなるね。



「ブルー・ストリーク」 (配信)


ちゃんと面白いコメディ映画。日本人の僕が見ても笑えるし、いいね。
元泥棒、というか全然現在進行形で泥棒だけど、その知識活かして普通に活躍しちゃうのねw
警察にしてはセキュリティ甘すぎるし、こんな何も情報分からない奴がガンガン出世しちゃうし、例えば潜入捜査だとしてももう少しその嘘のデータ作るだろ、みたいなことは野暮だからね!全部野暮!
でもどこか一本芯通ってるから信頼されだすところもいいですね。
最後の最後まで楽しめるいい映画でした。


エピローグ


リアリティって何をもってリアリティなのか。
この設定はリアリティないよってこともあるし、正直自分で見ててそう思う作品もあるんだけど、それって割とその日の気分や体調によっても左右されたりして、難しい。
なんならニュースなんて見てると、リアリティないなってことが普通に現実に起きてたりするから、なんなんそれ。
とりあえず、この歳で売れずに芸人続けて、いつか売れようと思ってる現状は、現実味はないかもね!

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