人ってどこを見て人を判断してるんだろう。
プロローグ
海外ドラマで主役級のキャストの人をたまに映画で見たりするとすごい嬉しい。すごい嬉しいのに、はじめの30分くらいものすごい既視感は持ちつつも気づけないことがある。
そのドラマ見てる時は、カッコイイなあ!綺麗だなあ!、って思ってるのに、いざとなると思い出せない。
人ってどこを見て人を判断してるんや?
こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。
「シザーハンズ」 (配信)
ジョニー・デップ×ティム・バートン×ハサミということで勝手に「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」的な感じを想像してたので、初めの方とか面食らうくらいポップでした。
みんなの暮らしてる街も、「ドント・ウォーリー・ダーリン」とかでも見たような昔のアメリカって感じの街並みで家族の感じとかみんなの見た目も古いのよね。
で、そこにジョニー・デップが出てくるわけだけど、見た目は怖いし奇抜なのに、なんか可愛いんだw
本当悲しいモンスター的な側面もありつつ、でもどこか愛らしくて、ジョニー・デップやっぱすげえ、ってなりました。
「喪う」 (配信)
エリザベス・オルセン出てるなら見るしかないでしょ、ってことで視聴。
登場する場面も人物も限られてる会話劇なんだけど、なんか見てられるんだよ。
一人の父親が危篤状態で、その父親のために集まった疎遠な三姉妹がお互いのわだかまりをぶつけたりするという、すごいセンセーショナルなことは起きないし、派手さは無いけど、いい温度なんです。
フィクションだと結構劇的な死を見ることが多いけど、普通の人が迎える死っていうのは割とこんなもので、とてもリアリティがありました。
「ファイティング・ファミリー」 (配信)
サラヤ・ジェイド・ベヴィスという実在のプロレスラーのドキュメンタリーを原作に作られた映画。
まだ弱冠32歳の現役プロレスラーなのにこんな映画になるのスゴすぎるし、それでいてしっかり面白いのも半端ないな。
はじめ主演の女優さん絶対見たことあるのに思い出せないなと思ったら、まさかの黒髪フローレンス・ピューでした。髪色変わるだけでこんなに印象変わるのか!
しかし黒髪でもキリッとしてて美人なんよな。
ただの成功物語じゃなくて、そこに家族との問題だったり、他の女性レスラーとの確執だったり、色々と組み込まれてて、しまいにはドウェイン・ジョンソンが本人役で出てくるからさあ最高。
他にもプロレス好きなら面白い小ネタもあったんでしょう、分からないのが残念でした。
そして最後に。フローレンス・ピューの復帰を、今はただ待つのみ。
エピローグ
最近の日本だとあまり聞きませんが、海外の俳優さんは結構しっかり引退を表明したり、休止したりしますよね。
なんか、自由な感じがしてすごくいい反面、こちとら映画化ドラマでしか追えない僕からすると残念、ってなります。
しかし活動休止はまた戻ってくるということ。
フローレンス・ピューをまた劇場で見れる日を楽しみに待ちます。