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自分らしさを提供するコーチの商談が自分らしくなかったら、本末転倒じゃない?




こんにちは、おはなし屋なおとです。今日は「売ることの恐怖を乗り越える」っていうテーマでお話ししていこうかなと思っています。

多くの人がね、自分のサービスや商品を売ることに挑戦しようとしていたり、実際に挑戦しているんだけれども、一歩踏み出せずにいると。

売ることに対する恐怖は、自分のサービスを売ろうと思ったことがある人はみんな一度は経験したことがあるんじゃないかなと思います。



売ることに対する恐怖の克服



今日の午前中、セールスのタイミングの前のクライアントさんとミーティングをしていました。そこでもね、売ることに対する恐怖にどうやって向き合っていくかっていう話をさせてもらいました。

今日の記事はその内容のシェアということで、これから自分のサービスとか商品を売っていこうと思っている人にね、何か参考になればいいかなと思ってお話ししております。

内容に入る前に僕の自己紹介として、僕はおはなし屋なおとという名前で活動しているライフコーチでして、自分でビジネスをして、自分でお客さんを見つけて、自分のサービスを買ってもらうっていう形で商売をしてます。8年目です。この世界ではそこそこ長生きしてるライフコーチです。

そんな僕でも、やっぱり最初に売るっていうことと向き合った時の、手汗だらったらかくあの感じ、忘れられないです。覚えてますよ。 あれは池袋北口のルノアールでした。 もう鮮明に思い出せますね。


初めての商談は手汗でスマホが水没するかと思うくらい怖かった


初めてのコーチングのクライアントさんになってくれそうな人がいて、しかも「この人にコーチング売りたいな」って思って会いに行った人じゃなくて、話してる中で「この人とセッションしてきたら絶対役に立てるな」って思って。それが最初の「売る」という恐怖を感じた瞬間でした。

話の途中で「ちょっとトイレに行ってきますね!」って言ってトイレにこもってね、ちょっと前に考えたコーチングのプランみたいなものを見て、「これを売るんだ、俺はこれを売るんだ」ってね、手を震わせながらスマホの画面を見たことを覚えています。

当時はね、Androidのでっけぇスマホを使ってましたね。8年ビジネスをやってても、その時の記憶が鮮明に蘇るぐらい、売ることに対する恐怖ってあったなぁと思って。

初めて売ったり初めて売ろうとしたことを考えた人、みんなぶち当たる恐怖だと思うんだけど、一回売れちゃえばね、もうね、分かるから。世界変わるから。


売れてしまえば「なんだ!そういうことだったのか!」ってなるんよ


もう本当にこれはね、内容を話す前に伝えておきたくて、一回売れちゃえば「なんだこんなもんか」って思うわけですよ。 良くも悪くもですよね。

自分がサービスを売るっていうことに、勝手に自分で「難しいことなんだ」「怖いことなんだ」「取り返しのつかないことなんだ」って、思い込んでる。

売った後の世界なんて知らないのに、勝手に自分で悪いイメージを膨らませて、マイナスな言葉を言い聞かせて、「個人からお金をもらうっていうことはやっちゃいけないことなんだ」みたいな風に、強く思い込んでた部分があったんですよ。僕でも。

僕もそのクライアントさんたちと関わらせてもらう中で、売れた人みんな言うんですよ。 「売れちゃいました!」みたいな風にね。「簡単なことだったのに、ビビり過ぎてました!」って言いますよ。

ただ、やっぱり売れたことがある人とない人とでは、見える景色とか全然違ってくるし、僕の読者さんもね、自分のサービスや商品を売ることに挑戦しようとしてる人っていっぱいいると思うんですけど、一歩踏み出せないっていう人はね、多いんじゃないかなぁと思いまして。

今日そのクライアントさんと、サービスを売るっていうことに対してのミーティングをしたんですけど、そこでやっぱり、クライアントさんもサービスを売るっていうことに大きなハードルを感じていて、セッションした訳です。


自信満々なコーチじゃないと高単価な提案をしちゃいけない?そんなアホな


「なんでそのハードルを感じているんでしょうね?」って問いかけたら、「自信満々に売れてるようなコーチじゃないと高いサービスを提案しちゃいけないんじゃないか」とか、「自分なんかがサービスを提案して本当に買ってもらえるのか」みたいに思ってしまっていたっていうのがね、深掘ることで出てきまして。

でもその気持ちを言葉にできたあと、クライアントさん本人も言ってました。

「いや、これはただ頭で考えて、売れちゃったら困るというか、売ること怖いよ、怖いよって言って、うだうだ言ってるだけですね」クライアントさん本人も気づいてて。

僕はもうその通りだと思いますよって。いいじゃないですかって。うだうだ言うことで、準備が整うんだったら、存分にうだうだしといてくださいよっていうお話をして。

「もう分かりました、大丈夫です、仕上がりました」っていう形になったんですけれども、その時に話してて、僕たちの中で、ここが今日の話の核心だねっていうところに落ちたポイントがあって。

僕のクライアントさんとセールスをさせてもらう相手の人が、そのセッションに集中して望める状況さえ作れば、別にもう後は売れる売れないとかどうでもいいんじゃないか?っていう話になったんですよ。


フォーカスは「売れるかどうか」ではなく「自分を出し切れたかどうか」


そのセッションで、自分の力を出し切れるかどうか。 その結果、売れる売れないっていうのは、こちら側が色々考えてどうにかできることではない。

最後買うかどうか決めるのってそのお客さんなのだから、僕のクライアントさんが今持っている全力をその対話にぶつけて、100%そのお客さんの話に集中してその場を作ることができれば、OKなのではないか。

もしこの状況が作れた上で、実力100%発揮して売れなかったんだったら、それはもうシンプルに実力不足でいいんじゃないですか?っていう話をしたんですよね。

これは僕から伝えた点もあるけど、2人で対話してて辿り着いた結論でした。

そのクライアントさんは言われてたんですけど、やっぱり売るってなるとやったことがないから、ちゃんとやらなきゃいけないんじゃないかとか、自分なんかがやっていいのかっていうふうに思ったと。

それをやっぱり僕と喋るまで思っていたんだけれど、いや違うわと。「 結局そうやってうだうだ考えて、お客さんとの対話に集中できないことが一番損だわ」っていうふうに言われていました。


本気出して売れなくても「あなたは!私のお客さんでは!!ない!!!」でよい


僕はその話聞いて本当にその通りだよと思ってそこからもう一歩フィードバックさせてもらいました。

「そうやって自分のありたい姿、理想の姿、こういう対話を提供したいんだ、コーチとしてこういうあり方でいたいんだっていう姿で売れないんだったら、別にそのお客さんってあなたのお客さんじゃないですよね」って。


あなたは今売れるっていうこと、結果にフォーカスを置いていて、「売れるためにどうしたらいいんだろう」って考えてるけど、大事なところはそこじゃないんですよ。

このセールスであなたのコーチ人生全てが終わるわけじゃない。 むしろこの先セールスの場っていうのはずっと続いていくもので、

今回もしあなたが売れたとしても、お客さんに対してサービス買ってもらえたとしても、

あなたが売れるためにお客さんに寄せたようなサービス、本来は自分こういうことしたいわけじゃないんだけど、買ってくれそうだからこういうふうに話そうっていうふうにしたことで売れちゃったら、そっちのほうが問題じゃないですか。

だってお金入ってきたとしても、そんな姿で売れても嬉しくないじゃないですか。 そんな嬉しくないことを今後ずっと続けていけるんですか。 しかもその嬉しくない方法で成功しちゃったら、コーチングビジネス嫌いだってなりませんか。

これは読者のあなたにも伝えたいことなんですけど、あなたが売れたい自分で売れなきゃ意味がないし、 売れるに越したことはないんだけど、

一番の失敗はそのセールスの場であなたが理想の姿を出せずに、お客さんの話に集中できずに、売ることに寄せて、それで売れなかったらまたいい。 それで売れてしまうこと。

これが一番失敗なんじゃないですかっていう話をしたら、クライアントさんも「本当にその通りです。だから私にとって自分が理想とするサービスの形、理想とするコーチの在り方で売れないということは失敗じゃないんですね」というふうに認識が変わったんですよね。

僕はそのお話を聞いて、もうこの人大丈夫だなって思って。 コーチングっていうサービスって形がないものですから、お客さんに寄せようと思ったらいくらでも寄せられるんですね。


お客さんに寄せすぎちゃダメよ



多くの人は売るっていうことにハードルめちゃくちゃ感じちゃってるので、無意識に寄せちゃってるんですよ。

寄せるって具体的に何かっていうと、そのお客さんが満足してくれるようにとか、お客さんが気持ちよく買いたいと言えるようにとか、お客さんが買えそうな値段で売ろうって、こっちがいくらもらいたいとかそういうことを一旦置いて、先にお客さんの理想から考えちゃうんですね。

本当は専業でやっていきたいんだけれども、このお客さんあんまりお金持ってなさそうだから、高い金額掲示したら引かれちゃうんじゃないかみたいなふうに思って、勝手にじゃあ月1,000円でどうですかみたいなこと言っちゃう。

コーチがビジネスを月1,000円でやっていけるわけないじゃん。 別に他の収入がいっぱいあって、コーチングでお金稼げなくていいよって言うんだったら、確かに金額が高すぎることでお客さんを逃しちゃうっていう機会損失があるから、それは嫌だって思うかもしれないけど。

本気で食っていいことしてるんだったら、ある程度の単価で取らないとダメだし、そもそもそんな安い値段で提供して、価値発揮できるサービスじゃコーチングはないでしょっていうところが抜けちゃうんですよ。

やっぱり売るっていうことを前にすると恐怖が働いちゃうので、その恐怖に負けちゃうんですよね。

だから今日お話しさせていただいたクライアントさんも、「自分らしいコーチとしての在り方でその場に臨んで、別にそれで売れようが売れないが、私としてはすごくいいサービスが提供できたと思えれば一番いいと思うし、もしそれで売れなかったらその人はお客さんじゃなかったってことですよね」って腑に落ちていました。すばらしい。

たとえ商談の場で自分が全力を出した結果、お客さんが欲しいって言ってくれなかったとしても、欲しいけどちょっと高いからやめとくって言われたとしても、それはシンプルにこちら側の実力不足って認識でいいんですよ。

「何かを間違えたから買ってもらえなかった」っていう風に考えちゃうと、ドツボにハマって、セールスが嫌いになっちゃう。

サービスを販売するっていうのはこちらがマックスパフォーマンス出しても、売れないことなんか当たり前にあるのでね。

ただ大事なのは「あなたの力を100%発揮できたか」ってだけです。


まとめ:恐怖に負けて「売れるかどうか」にフォーカスを置くのではなく、全力を出せ、あとは神のみぞ知るでOK



今日のお話のまとめなんですけど、売ることに対する恐怖っていうのは誰しもが経験するものなんですが、その恐怖に負けてお客さんに合わせすぎてしまっては、安い値段でしか提示できなくなったりだとか、自分が売っていいのかなみたいな風になっちゃうんですけど、大事なのはそのお客さんとの対話の時間を、あなたがマックスパフォーマンスで迎えられるかどうか、ここにフォーカスを置くべきで、マックスパフォーマンスで受注できないお客さんは、今のあなたにとってお客さんじゃないってことですね。

売れないイコール死ぬわけじゃないんで。

むしろ売りたくない売り方を無意識でやっちゃって、それで売れちゃう方が問題なんで、そう考えるとその商談の場に100%集中できるように準備をして望んで、ちゃんと実力が発揮できましたってなったら、売れるか売れないかっていうのはもう神のみぞ知るでいいんですよ。

サービスを提示した値段で買うかどうかは相手が決めることなんで、あなたが決められることじゃないんですよね。 だから実力発揮できて売れなかったんだったら、僕はそれは成功だと思います。

だって実力が発揮できたら売れなくったって気持ちいいでしょ。 自分がやれること全部やって売れなかったんだったら、別にこの人お客さんじゃないなって思えたらそれでいいじゃないですか。

いいですよ。 もういい。 みんなダメだって言っても僕がいいって言ってあげるから、そういったら僕に相談して。 

だから僕は本当に伝えたいんですけど、セールスのノウハウとか成功者の経験体験をそのまま真似しようとしたって、そんなプロセスおもんないでしょ。

個人起業の世界は続けてなんぼの世界なんで。僕もあなたも人間なんでね、おもんないことは続かないんですよ。

でも裏を返せばおもろいなっていう状況で、売れてお金までついてきたら、それは無限に続きますよ。 本当に続くので。 僕続けて8年目まで来ちゃってるんで。

だから僕はね、この文章を読んでくれている読者さんにも、売ることの楽しさっていうのを実感してほしいな。

一番いいのは、断られても楽しかったって思えるような商談ができること。 これベストっすね。 この状態で売れたら最高なんで。

で、売れたけど楽しくなかったっていう商談はむしろ失敗ですね。 続かないんで。

なので、自分らしい商談、セールスをする、売るっていう恐怖を乗り越えて、その恐怖で目がくらんじゃうのはしょうがないんですけど、その恐怖を乗り越えて、あなたらしく、それは最低限勉強しないといけないこともあるかもしれないけど、ちゃんとマインドを整えて商談の場に臨む。

で、120%発揮できて受注できなかったんだったら、それはあなたのお客さんじゃないし、あなたのお客さんだったとしても、ただの実力不足なんで、また半年後、1年後に再チャレンジしたらよいということでですね。

最後に。みなさんにも売ることに対する恐怖に呑まれずに、楽しくビジネスやってほしいなと思いました。

以上、おはなし屋なおとでした。 何か参考になった人は、ぜひいいね押しておいてください。 それでは。


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【おはなし屋なおとのプロフィール】
おはなし(対話)で生計を立てる起業8年目のライフコーチ。資格や肩書きに捉われず個人で稼ぐことを伝え続けている30歳です。情報発信で全国各地にクライアントさんができ4年前に地方移住。地元で子育て(2歳0歳)しながらオンラインで活動。note20万PVラジオ3.3万再生YouTube登録1200人。日々コツコツ発信してます✌️

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