見出し画像

ライフコーチになった理由は「儲けたいから」でした

「ライフコーチ」を自分の仕事にしようと思ったのは、24歳になる少し前のこと。ちょっと語る。

スーツケースひとつで東京に出て、ビジネスを学んで、自分の名前でお金を稼ぎはじめて。

生まれ育った街とはまったく違う価値観に揉まれる中で「本当に自分がプロとして提供できる価値ってなんだろう?」と考えることが増えた時期。

ライフコーチを始めるちょっと前の当時の俺は、「まあこれを伸ばせばギリギリ生活できるかな」くらいのビジネスをブログで作っていて。

でも実際にギリギリなので、「この延長線上に上京してまで手に入れたかった自分の未来はちょっとないかもな」と思いはじめていた。

俺は「個人が豊かに生活できる程度のビジネスを1人で自由気ままにやりたい」と企んで起業した。

なので、今の働き方だと確かに自由ではあるし、会社員時代に比べたらとんでもなく豊かなんだけど、いまいち「自由気まま感」がなかった。

結構働いてたんだよね。それで月に15万円くらいの収入で

「あれ?このくらいならリスク取って起業する必要あるん??」

って感覚だった。

確かにここから収入を伸ばしていけば結構いい生活できたんだと思うけど、俺はその時の新宿居候生活もそれなりに楽しめてはいたし。

元々「たくさん稼ぎてえ!欲しいもの手に入れてえ!」という感じの人でもなかった。

物欲があんまりないんだよね。節約思考ってわけでもないんだけど。

いいものを買って手入れしながら長く使うのが好きなタイプで。

だから当時のビジネスも「かけてるコストの割にリターンが少ないぞ??」と思うようになった。

これ続けて収入爆上がりしても労働時間考えたらそんなにコスパ良くなくない??

そう思うようになってからは、「楽しそうにビジネスしてる人」に片っ端から話を聞きにいった。

幸運なことに当時はそんな人が周りにたくさんいたんだよね。

というかそういう環境に飛び込むために上京したわけだけど。

色んな人の話を聞く中で、共通点を見つけた23歳なおと。

「楽しく儲けている人ほどバックエンド商品を持っている」

バックエンド商品っていうのは、ひとことで言うと目玉が飛び出るくらい高い商品のこと。

コーチングなら50万とか100万の長期パッケージみたいな。

表に置いとくだけじゃ売れないような「利益出せるハイパー強いサービス」を持ってる。

ここだけは例外がなかった。

なるほど。俺が必死に働いて月15万で「うぬぬ」って言ってるのは、バックエンドがないならか。

よし、バックエンドを作ろう。

で、バックエンドってどうやって作んの?

ということでまた聞き込み。情報収集。生きた情報を集めるために駆け回った。

結果としてわかったことは「作り方なんかねえ」ってことで、結局のところ

「俺のサービスはこれだ!値段はこれだ!バーン!」

って胸を張って高単価を掲示できればなんでもいいんだって。

へえ。なんか特別な作り方があるのかと思ってたけど。そこはメンタルなんだ。なんかウケるな。

要は気持ちなわけでしょ?だったら俺もやろうかなあ。そんなこんなで俺は自分のバックエンド商品の製作にかかった。

いや、語弊があるかな。

製作なんてほとんどしてない。「俺が胸張って打ち出せるところ、どこだ?」と必死に考えた。

考えた結果、俺にとってのそれは『ライフコーチング』だった。つまり対話。

人と深く対話している時は時間が溶けて感じるし、「お前と話して人生変わったよ」と言われたことも1回や2回じゃないし、

何より自分がライフコーチをつけてから目まぐるしく人生のステージが変わり、現に今起業して東京にいるわけだから、これしかない。

あ、俺はライフコーチになります。ここなら稼げるし、何より豊かになれそう。

そんな感じで俺はライフコーチになった。

バックエンド商品の作製で自分と向き合ったことがきっかけなんだよね。

「もっと稼ぎてえ」→「ライフコーチやるしかない」って感じだった。

現に7年間フリーで食っていけるくらいには儲かってるしね。いや、別にめちゃめちゃ儲けてるわけじゃないんだけど。

思いつきで新幹線乗って、「せっかくだから…グリーン乗っちゃうかあ!」って思える程度には、豊か。

いや、それも違うか。

俺は新卒の頃から出張の時に身銭切ってグリーン乗ってた。本に書いてあったもん。

なら別に豊かさエピソードにはなんないなぁ…

とりあえず今日は俺がライフコーチになるきっかけについて話を聞いてもらったわけだけど、

書いてみて改めて「儲けること」に向き合うことは人生に向き合うことなのかもしれないね。

儲けようと思うと価値を提供しなくちゃいけないから、嫌でも「自分の価値は…?」と考える。

過去の成功体験をひっくり返して、分析して、抽象化して、他のエピソードにも紐づけられないか?とか色々考える。

その過程で『天職』って見つかるんじゃないかなあ。

まとめます。

俺は豊かに儲けるためにライフコーチになりました。「これしかねえ」と思ったからです。

でももともと豊かだったので、そんなに生活は変わってません。

『天職だな』とは感じています。

もしあなたが「天職に出会いたい」と思っているなら、本気で儲けることを考えてみてください。

意外と「これしかねえ」が見つかるかもよ。

いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。