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感情を乗せて書くにはどうしたらいい?

「どうすればなおとさんのように文章に感情を乗せることができますか?」と質問を貰いましたので、答えてみようと思います。

感情を文章に乗せるコツは思ったことをそのまま書くことなんですけど、「そのまま書いて」と言われても難しいと思います。そうなんです。難しいんです。感情を文章にうまく乗せるにはそれなりの訓練がいる。

だから書しかないんですよね。どういう文体なら自分の感情を表現しやすいのかとか、試し打ちを繰り返さないと見えてこないものがたくさんあります。

僕個人的には「1日に何記事も書く」がオススメです。常にネタ切れ状態でなんとか書けることを探して捻り出して書くと、自分を繕っている暇がないので「感情を出すしかない」という状態になります。

あとこれはブログだけに限った話ではないですが、日々の生活でちゃんと感情を出して生きることですね。

イラッとしたらイラッとした顔をちゃんとやるとか。僕は奥さんとよくケンカします。ムカついた時に「ムカついたぜ」って言えない人がブログで「ムカついたことがあったんだぜ」とは言えないですよね。逆に言えるって人もいるかもしれませんが…

日常的に自分の感情を抑えて生きているから、いざ書く時にもうまく感情が引き出せないっていう状況はあり得るんじゃないかなって思います。

実際に僕に質問をしてくれた人も、「それをそのまま出したらいいじゃん」と思うようなすごいところがたくさんあるのに、感情を表に出すことが苦手なせいか文章を書いても固くなってしまうみたいでした。

文体だけ変えられればいいんですけど中々そうもいかないので、日頃の生活から変えていくっていうのはどうでしょうか。陽気な文章を書きたいなら陽気に生きてみるとか。マニアックな文章が書きたいならめちゃめちゃひとつのことにハマってみるとか。

文章のいいところは、隠そうとしても人間性がでちゃうところなんですよね。バレちゃう。テンション下がってる時の文章はなんか暗いし。ネタを切り取る角度も変だったりするんですよね。

これは逆も言えます。あえて明るい文章を書いたりすることで流れを変えるとか。うまく付き合えれば「書ける力」は自分をコントロールする鍵にもなります。

僕は気持ちが落ち込んだ時ほど書きます。書いて書いて書いてを繰り返していると気持ちがスッキリするんですよね。それもひとつの「書く」の使い方です。調子がいい時はもっと書きます。

結局のところいつでも書いてるんですよね。書くことで安定しているとも言える。書くと共に生きるから、日常の僕が文章に乗ります。お調子者なんですよ僕は。だからお調子者として書くしかない。お調子者として書いたからには、お調子者として生きていくしかない。

嘘がつけないんです文章っていうのは。だからうまく文章に感情を乗せられない人は、書くことに慣れてないか、日常でも感情を表に出していないか、だと思います。どちらも当てはまる人も多いんじゃないかな。文章でも日常でも感情を表に出すこと。それが大事だと思います。僕は感情丸出しで我慢せずに生きてますからね、書けて当然ですよ

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