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独学コーチのおはなし屋なおとがコーチングをするときに大事にしていること3つ




こんにちは。おはなし屋なおとです。ぼくはフリーランスコーチとして活動している27歳です。フリーランス歴は4年目、コーチングは独学で資格などは一つも持っていません。




これまでぼくは『コーチとして生計を立てること』に徹底的にフォーカスをして活動してきました。これまでの実績はセッション売上で2000万円以上、ノウハウを書いた有料noteは1ヶ月で60万円分売れました。



最近『なおとさんがどんなセッションをするのか知りたいです』と言っていただけることがふえたので、今日はぼくがコーチングをするときに大事にしていることを3つお伝えしたいと思います。



今日の記事の内容は『学術的なコーチング』という視点から見ると間違ったことを言っているのかもしれません。ぼくが独立してからの4年間で独自に作り上げてきた『プロとして生きていくためのコーチング』をご紹介しようと思います。




この記事は後半から有料にしています。僕に一冊本を送るつもりで購入していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。





独学コーチのおはなし屋なおとが
コーチングするときに
大事にしていること3つ




1 関係性



大事にしていること3つと言いながら、これが一番大事でこれだけに全て集約できるんじゃないかってくらいぼくが大事にしていることです。



どれだけ技術を持っていても、どれだけ資格を持っていても、『この人には話したくないなあ』と思われてしまうとそれだけでアウトです。何百万円かけて学ぼうが全部おじゃんです。




ぼくは『心から共感できる人』としかセッションしません。『この人のためになりたい』って思えない人の話を2時間も聞くなんて、いくらお金を積まれてもイヤだからです。





ぼくがお金を払う側だとしても、なんだか賢そうなえらい先生より本気で向き合ってくれるお兄ちゃんにお願いしたいです。ぼくがそういうタイプなので、そんな人が集まってきてくれるのだと思います。





そんな関係性について大事にしていることをさらに詳しく3つ紹介します。




1-①あなたよりもあなたを
信頼している第3者
という立ち位置



この立ち位置を作ることに全てをかけていると言っても過言ではありません。ぼくのコーチがぼくにずっと言ってくれてました。




『私はなおとさんを信じていますが、私に何かを話したところでなおとさんの生活に一切の影響は与えません。どうか自分の思うように話してください。自分のために話してください。』




ぼくのコーチはこの立ち位置でずっとぼくの話を聞いてくれます。もうかれこれ5年になります。毎月話す習慣はずっと続いています。最高です。だったこれだけで、人は変われます。




簡単なようでものすごく奥が深いので、ぼく自身もずっと考え続けているテーマであります。原点にして頂点の考え方です。




この考え方一つでぼくはここまで活動してきましたし、このあり方が全てです。他のどんなテクニックも、小手先に過ぎないとすら感じています。奥が深いですよ。ぜひ考えて見て欲しいです。






1-②なぜこの関係性を取るのか




『あなたよりもあなたを信頼している第3者』と言う立ち位置は一見そんなに特別なことではないように感じますが、実は意図して作らないと絶対に作れないものなのです。




よく『コーチなんて使わなくても仲のいい友人にお願いして聞いてもらえばいいじゃん』なんて言う人がいますが、友人はあなたにとって『信頼している相手』であっても『第3者』ではありません。あなたにはどうしても言えない話があるのです。






『本当はあなたの考え方に疑問を持っている』とかね。なんでも話せない時点で、『自分のために自分のことを話す』と言う状況は作れません。




そして第3者はあなたの話を聞く義理がありません。この立ち位置で話を聞いてくれる人がいるだけで人生は大きく動き始めるのに、自然発生しないのがコーチの立ち位置です。




1-③どうやって立ち位置を取るのか




シンプルに『お金をもらってプロとして話を聞けばいい』のです。話を聞いてくれる理由が『関係性があるから』だと第3者になれません。善意で話を聞いてはこのポジションが取れないのです。話す方も『話を聞いてもらう』では話せないことがあるのです。




話す方は『この対話が自分のためになる』事を理解し、コーチは『プロとして話を聞く』この関係性ができないとどんな技術も効果を発揮しません。




ぼくは極端な方なのかもしれませんが、このポジションを取れるかどうかが全てだと思っています。なので友達にはうまくコーチングできません。『タダでやってよ』といわれても価値を提供できる自信がありません。




ぼくのコーチとしての価値は『あなたよりもあなたを信頼している第3者』というポジションの精度で保たれているのです。誰にでも最高のセッションができるつよつよコーチではありません。ぼくは相手を選びますし、どんな立ち位置を取るかが全てだと思っています。





2 コーチ自身のあり方



『コーチにとっていちばん大切なことはなんですか?』と聞かれたら間違いなく『コーチ自身のあり方です』と答えると思います。


コーチ自身が自分の人生とどう向き合っているか、これ以上にコーチが大事にすべきものなどありません。コーチにとっての商品はセッションではなく生き様なのだと思っています。




その理由はこれから述べますが、コーチ自身が自分と対話できてないないと説得力がないのです。コーチングを学べばコーチになれると思っている人が多いですが、ぼくは間違っていると思います。





コーチが対話で深められるのはコーチ自身が深まっている部分までです。コーチ自身が自分から目を背けていると、不思議とクライアントさんも同じようなところで止まってしまうものです。説得力がないと話にならないよ、という話から進めていきます。





2-① 説得力が命




コーチングを学んでばかりいる人が売れない理由は間違いなく説得力がないからだと思います。『偉そうなこと言うてはりますけれど、あなた自身はどうなんですの?』と思われた時点でもうそのセッションはおわりです。




コーチングはコーチとクライアントとの信頼関係が全てなので、そこにヒビが入ってしまうともう終わりです。そこから先には進めません。




コーチはコーチである前に一人の人間として、生き様をクライアントさんに見られています。『あなたのように生きたい』『あなたのように自分らしくいたい』と思われて初めてクライアントさんはあなたを選ぶのです。




机にかじりついて学んだ技術では誰の心も揺らせません。大事なのはその技術を使って『まずコーチであるあなたが価値を感じ人生を変えること』です。



その姿がクライアントさんに与える影響は大きいです。エネルギーは伝染します。コーチが自分の人生から目を背けていると、それもクライアントさんに伝染します。




2-② 共感は技術じゃない



『傾聴は大事だ!』と声高に叫ぶ人が増えました。コーチングが技術として普及し始めて、【コーチングっぽいコミュニケーション】をする人がものすごく増えたなという印象があります。




傾聴したり、共感したり、たしかに大事なことではありますが、さいきんの風潮を見ていると『どうなのかな〜』と思います。




共感はあくまで【話を聞く姿勢】であって技術ではないと思うのです。




心が伴っていない『わかります。うんうん。』というのは案外すぐに伝わってしまうものです。人とのコミュニケーションは生物ですから、文字起こしではわからない言葉の温度はすぐに相手に伝わってしまいます。




『共感する』という技術を使って話を聞くのではなく、クライアントさんが心から出た言葉に共感できるほど自分自身を深めておくことを大事にしています。




出した言葉に共感はできなくとも、自分自身を徹底的に深めておけば、その言葉が出てくるまでのプロセスには共感できるはずです。



自分自身と対話する習慣を徹底的に身に着けておけば、基本的にあいてが本心で喋った言葉には共感できるはずです。『心の底から喋っている』という共通点があるのですから。




技術で『うん、うん』とうなずくことは簡単かもしれませんが、上辺だけの共感ではすぐにバレてしまいます。心から素直に共感できる範囲を広げるためにも、自分自身とひたすら対話することを心がけています。






2-③ どんな結末も見届ける


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