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稼ぎたいのにお金に興味ないフリをしてさ、本当にそれでいいの???


「稼ぎたいなら稼ぎたいって言いなよ」


いつだったかな。これは僕が起業をする前に言われた言葉。僕にビジネスを教えてくれた人の言葉だった気がする。


僕はコーチの世界で稼ぎかたを教えてもらったわけじゃない。出身はブログの世界だ。初めて門を叩いたセミナールームは、パソコンを持った受講生たちの熱気でむんむんしてた。


あの熱気にやられて僕も「稼ぎたい!稼いでみたい!」と思うようになった。実際に稼いでいる人に触れて、「なるほど、これが稼ぐ人の感覚か」ということを肌で学んでいった。


そして僕はそこで培ったノウハウや感覚を持って、本当に自分が売りたい商品を売ることに乗り出した。それがコーチングだ。


ブログを通じて顔も声も知らない人相手に文章で商品を売っていたから、目の前に人がいてなおかつ価値を感じてくれている相手にコーチングを売ることは、決して難しくなかった。


何年かして、オンラインでの活動も始めた。その頃から「自分以外のコーチ」と会う機会が増えてきた。そこで強く感じた違和感。「この業界の人はなんでこんなに稼ぐことに抵抗があるんだ?」


本当は稼ぎたいんだろう。なのにどうしてそんなに「自分はお金に興味がないですよ」ってフリをしてるんだ。の割にたくさん活動して、勉強して、いっぱいお金を使って。え、本当にそれでいいの?


僕はこう考えている。コーチングが好きならコーチングで稼いで、もっとじゃぶじゃぶ課金すればいいじゃないか。え、なんかおかしいこと言ってる?


「学ぶことが好きで、別に儲けたいわけじゃない」っていう人もいるかもしれないけれど、「学んだことで稼いでそのお金を学びに使う」方が効率的じゃないの?


本当にコーチングに価値があるのなら、どうしてその価値あるものをお金にする方法を学ばないの?仕事にする方法を学んで、実践して、稼いで、もっとたくさんコーチング漬けな生活をしたらいいじゃないか。


これはコーチングに限らず、「自分で仕事を作りたい」と思っている人全てに関係ある話かもしれない。どうして「売ること」についてもっと真剣に向き合わない?


「楽しければそれでいい」と言えるほどあなたはお金を持っているの?別で楽勝にたくさんの収入を得られる仕事を持っているの?


稼ぎたいなら稼ぎたいって言いなよ。なんのためにブログを書いてるの?稼ぎたいんじゃないの?僕は稼ぎたいよ。だから日々必死に研究して、時間を使ってブログを書いてる。


たくさん書いても売上に繋がらなかったら悔しいよ。だって本気で稼ごうとしているから。時間も使ってるし、家族だっている。でもそれは、みんな同じじゃないの?


守りたい人や生活があって、その上で時間を使ってビジネスをやっているわけでしょう。「価値あることをずっと続けていればいつか儲かるのだ」というのは強者の理論だよ。


あなたは1億円持ってるの?僕は持ってないよ?だから必死でビジネスしてる。お金が必要だから、僕の持っている経験や知見を「お金を出しても欲しい!」という人に届けるためにやってる。慈善事業じゃないんだよ。


「今ここを生きる」っていうのは、コーチングに魅力を感じた人なら誰しも強烈に惹かれる言葉だと思う。僕も大好きだよ。でもそれだけじゃビジネスは成り立たないんだ。


持っている種をさ、お腹が空いてるから食べたいじゃん。でもね、その気持ちをグッと我慢して、何ヶ月後かに実がなることを信じて、埋める。そうしたらもっとたくさん実がとれるよね。これがビジネスだ。


もちろん楽しんで種を植える方法だってあるんだよ。でも実際は「目先のお金が不安なばっかりに種を食べ尽くしちゃって、起業の苗が育たない」人がたくさんいる。


そんな人がどうやって苗を植えることを楽しむのさ。無理でしょ。お腹空いてるんだから。不安なのよ。仕方ないじゃん。


でもね、ある程度余裕ができてきたら話は別なんだ。さっき「1億円持ってますか?」って話をしたけれど。余裕があれば話が変わってくる。


目の前の種を食べなくても生きていけるから、適当に実をつまんで、ぺぺっと種をその辺に吐いておけば、忘れた頃に見にきたら木が生えて実がなってる。


他にも実がなった木がたくさんあるから、その木に執着することもない。たとえその木がダメになっても、いくらでも代わりの実はある。これが強者だ。目の前の実を追わないというのは強者の戦い方だ。


で、実際のところあなたはどうなんだ。「稼ぎたい」と思わなくていいほどの経済的な基盤を持っているのか。資本主義の社会を「自分にとって大事なこと」だけで生きていけるのか。その力があなたにはあるのか。


断言しておく。僕にはない。だからお金を稼ぎたい。自分の持っているものを磨いて、磨くだけじゃなく「責任を持って」必要な人のところに届ける。そのための労力を惜しむつもりはない。


稼ぐことはおもしろいし、ビジネスを通じて同じ熱を持った仲間ができていことも楽しい。何よりまだ僕は29歳。落ち着くにはまだ早い。


こんなご時世でしばらく落ち着いてみたからこそ思った。ずっと家にいて散歩ばかりする生活だと、回るもんも回っていかない。流れがよどんでいくんだ。


僕は落ち着けるほどまだ稼いでないし、心の底で「稼ぎたい」と思っている人の扉を大声を張り上げて「でてこい!!!」ノックするような、そんな男でありたい。


いいんだよ、稼ぎたければ稼げばいい。君ならできるよ。僕にだってできてるから。許可を出せよ自分に。稼ぎたいと言えよ。それは恥ずかしいことでもなんでもないんだから。


と、いうことで今年ものこり4ヶ月弱、ラストスパートをかけるために動き出します。



この後にさらに追加で2枚とったので、計6枚のチケットを取りました。子供が小さくて動けなかった今年前半はたくさん会いにきてもらったからね、今度は僕が会いにいきま〜す!






「稼ぎたい」と言えェ

いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。