おはなし屋なおとの通話企画【ログvol.1】
今日のお昼に公式LINEで通話企画を開催したので、そのログを残しておきます。こんな感じで人と話している企画です。ぜひあなたもご参加ください。
それでは本日(2024.2.5)の通話企画ログ、スタート。
1、コーチと二人三脚でビジネスを進めているが、起業初期でどうビジネスを展開していこうか考えている。おはなし屋なおとなら初期の初期の私にどんなアドバイスをするか?
「起業する目的によりますね」と回答。この方は今のコーチと出会ったことでたくさんのものを受け取らせてもらったので、自分もコーチがしてくれたように感動を渡せる人になりたい、とのこと。
僕はそのコーチの方も知っているし、詳しい戦略については語り尽くしていることだろうと思ったので、「コーチを勝たせようとすればクライアントが得られるものは最大化されますよ」と伝えた。
僕もこれは実際に経験があるからわかるのだが、クライアント側が「あなたのコーチングの成果は私そのものです!(ドン!!!)」と表に出してくれることほど、コーチとしてありがたいことはない。
そしてコーチとクライアントという関係上、コーチ側からセッションの内容を表に出すにはクライアントに不利益があってはいけないし、いちいち確認するのも少し抵抗に感じる部分ではある。
プライバシーに配慮するのはクライアント側への配慮の割合が大きい(僕の場合は)ので、クライアント側から受けたコーチングの話をするのはコーチが語るよりもハードルが低く、なおかつコーチングという形のないサービスの品質の担保として、コーチにとってこれ以上ありがたいことはない。
特に発信を中心に活動しているコーチにとって、クライアント側から自主的に交流してくれることはメリットでしかない。お客さまの声どころの騒ぎではないからだ。そしてコーチのビジネスが育っていく過程で、クライアント側の露出も増えていく。
現に僕のビジネスでも、過去の僕のクライアントさんの名前を出すと現行のクライアントさんが「〇〇さんですよね、もちろん知っています」と言う具合で、過去のクライアントさんたちに育ててもらっている。
「そんなことをしても、コーチのクライアントが増えるだけで自分には何のメリットもないのでは?」と思う人もいるかもしれないが、実はメリットしかない。
コーチのビジネスが発展していけばいくほど、「問い合わせハードルの高さ」が上がっていくので、「コーチの発信を見てあなたのことを知ったが、そのコーチではなくあなたを指名したい」という人が現れる。
これは実際に僕のケースでも何度も起こったし、僕一人で活動していてはきっと縁を取りこぼしていたと思う。必ずしも業界で1番の人が指名されるわけではないので、コーチと一緒に成長していくことは、コーチクライアント双方にものすごく大きなメリットがあることなのだ。
だからといってコーチ側から「私のコーチングをどんどん外に発信してね」とは言えないのは構造上仕方がないので、「あくまで他人だから適当なこと言いますね」というスタンスで伝えさせてもらった。
2、起業生活の中でのお金の苦労を、夫婦でどう乗り越えたのか聞きたい
「お、珍しいところ聞いてくれるな」と思った。過去にnoteなどでちょくちょくしていた「お金に困っていた時のエピソード」を見てくれていたらしく、自分も似たような状況に陥っているのでその時のことを聞きたい、とのことだった。
結論、僕が「お金ない期」を乗り越えられたのは、妻(当時は彼女)に「全部話した上で頭を下げて約束をちゃんと守る」ということを何回かやってきたからだと話した。
僕は起業資金を彼女から借りていて、その時は使っていた手帳に手書きで契約書を書いた。確か内容は『借りた30万円は半年後から月2万円ずつ15ヶ月かけて返済をし、一度でも返済が遅れたら起業は諦め教員になって家族のために生きることを誓います』だったと思う。借りたお金は半年後に現金一括払いで返した。
次にお金に困ったのは結婚をした後の起業3年目で、結婚式も終わって子どものことを考えていたタイミングで資金が尽き、家賃も払えなくなったので「起業を諦めて地元に戻るかもう一度頑張るか」という話をしていた。
僕は後者を選んで「朝バイトして最低限の生活費を稼ぐから午後からはビジネスに時間を使わせてほしい、家事は全て私がするので家賃を出してもらえませんか」と交渉をした。
そこから料理を勉強して妻の胃袋を掴み、「もうあんた家政婦でいいよ、私働くからさ」と言われ始めたタイミングで売上が戻り始めたので、なんとかなった。
この話を妻にしたところ「そうね、包み隠さず全部話すことよね」と言っていたので、全部話した上で約束をちゃんと守ったことで信頼があるっぽい。
消費者金融でもお金を一度完済すると信用がついてもっと借りれるようになると言うし(やったことはない)、信頼を積み重ねるには約束をして守っていくことが大事かと。頑張ってください。
3、転職を考えているのでストレングスファインダーを見てほしい
ストレングスの内容に関しては割愛するが、「どうしても今の仕事から離れたい」と言っている割に、才能的にはあっている業務だと個人的に思った。
「ひょっとして今の業務でネックなポイントがあって、こうこうこうなったら結構天職なんじゃないですか?」と伝えたら「確かにそうかもしれない…!」と言っていた。
また機会があったら分析セッションを受けたいとのことだったので、気軽に連絡してくださーい。
4、コーチとして活動をしていきたいが、noteを長く使っている所感を聞きたい。また、何をテーマに記事を書けばビジネスにつながるか?
noteほど初心者が続けやすいプラットフォームはないですよ、と伝えた。ワードプレスとかやったことがある人はわかると思うけど、ブログ初期の「無人島の中で一人でぶつぶつ呟いてる感じ」って地獄じゃないですか。
noteはそれがない。最初からある程度の数字が出る。こんなに幸せなことがありますか、という話。
コーチとしてnoteを書くならどんなジャンルがいいと思うか?とも聞かれたので、「すでにクライアントさんがいるようですから、その人たちに許可をとってセッションの内容を書かせて貰えば無限に記事書けません?そうしたらコーチングの内容も伝わるのでお客さんも増えるかもしれませんよ」と伝えたら、「目から鱗でした」と言っていた(気がする)。
僕たちコーチはブロガーじゃないので、一人で延々と記事を書けるほど文章に熱を込められない。かといって初期の頃は100本くらい記事投下しないと反応もない。だったらどうする?というところでクライアントさんとの個人的な話を延々と書けばネタにも困らないしコーチの魅力も伝わるんじゃないの、とアドバイスさせてもらいました。
「どこのプラットフォームで書こう?」「何のテーマで記事を書こう?」と悩んでいる時間が一番もったいないですからね。健闘を祈ります。
5、コーチングスクールに入り、同期が50人ほどいたがコーチとして稼げるようになった人がほとんどいなかった。コーチングで稼ぐっていったいどう言う感覚なのか?
話を聞いていく中で「ただのお悩み相談にお金を払う人なんていないじゃないですかぁ」と言っていたので、「いや、いるんだなそれが」と懐かしいネットスラングを思い出しながらやりとりをした。
僕はお金を払うし(現に8年くらい払ってるし)、払ってもらっているから生きていけてるわけで。
でも価値観は人それぞれなので、「誰しもが納得するようなスキルを持っていないとお金を払いたくない」と思う人もいれば、「そんなものは関係ないあなたに話を聞いてほしい」と思う人もいて、そういう人にどうやったら手を伸ばしてもらえるか考えるのが僕のスタイルなのですよね〜、ということを伝えた。
コーチングスクールの件に関しては本人も「スクールに期待しすぎていた部分があって、そこが怒りに変わっているのかもしれない」と言っており、僕はそれを聞いて「スクールに入ったからと言って稼げるようになるかと言われたら微妙ですけど、スクールで学んだことは無くならないし、それもまた一つのニッチの作り方ではあるんで、人それぞれっすよね」と回答した。
どんなスキルでも「学んだから稼げる」ということではないよな〜と思った。
以上が通話企画vol.1のログでした。次の企画ではどんな人と出会えるかな!ワクワクしてます。通話企画の案内は公式LINEでお知らせするので、登録がまだの方はこちらからご登録ください。
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追伸 通話企画で繋いだ縁に生かされている話
今回ログとして残したのは初めてなので「vol.1」としましたが、実は通話企画自体は3年以上前からちょこちょことやっている企画です。実は過去のクライアントさんはこの通話企画をきっかけに出会った人が多い。
「あの企画から流れが変わり始めたんですよね」と言ってくれる人も結構いて。
僕自身も不定期ではありますがこうやってお話しする場所を作らせてもらうことでお仕事が成り立ってますし、企画で繋がった人全員とお仕事になるわけではないですけど、少しずつ時間のある時に縁を繋いでいくことが後々大きな未来を連れてくることは経験から知っています。
僕も「未来への投資」のつもりでやっていますので、興味がある人は堅く考えずに話に来てほしいなと思いますね。
「企画なんかじゃなくて本気で話したいんだ」って人もいるかと思うのですが、僕のセッションへの入り口は表に置いてありません。こういうところからチャンスを掴みに来てくれる人が個人的に好きなので、ぜひ僕との縁を繋ぎに来てください。いつ開催するかわからんけれども。
直近でまたやろうとは思ってます。それでは。
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