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おはなし屋のエッセイ

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自由に書きます。暮らしの話、プライベートの話、ちょっと軽い話。
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2023年11月の記事一覧

なぜ狂ったように繰り返し起業のよさを伝え続けるのか?

僕は起業についての情報発信を4年間ほぼ毎日欠かさずやり続けている。正直自分でも狂っているなと思う。 noteは下書きの記事も合わせると600本を超えているし、ラジオは400本、YouTubeも300本以上投稿している。 僕が狂ったように「起業はいいぞ」と言い続ける理由は、「伝えたい」と毎日ついつい思ってしまうほど、起業をするという生き方の恩恵を受けて生きているからだ。 仕事も子育ても楽しめる生活 僕には妻と2人の子供(2歳と新生児)がいる。彼らを養うことが自分の仕事だ

小学4年で『こづかい2.5倍アップ』を勝ち取った後、こっぴどいペナルティを食らった話

はじめてお金のことを真剣に考えたのは小学4年生の頃だった。 教室の掃除箱の横にある学級文庫。そこにあった児童雑誌(?)を読むのが好きで、毎月新しく届く雑誌を読むのが楽しみだった。 あれは10月号だったか。「小学4年生の男の子がお母さんに交渉してお小遣いを1000円に上げてもらう話」が載っていた。 当時の僕がもらっていたおこづかいは『学年×100円』という理由で400円。駄菓子を買うには困らないけれど遊戯王カードはちょっと高くて買えないなあ、くらいの感覚だった。 そのお

クッキーを焼くしかない

次女が生まれてもうすぐ2週間。新生児の前では父親という生き物は本当に無力だ。できることがない。 「父親も休暇を取って育児に参加すべき」という風潮があるので長女の時はありとあらゆることをやってみたが、「母の手から育児を取り上げることが本当にイクメンなのか?」という疑問が湧いた。 僕の大きな手は新生児のおしりを拭くのに適しているとは言えない。何度長女のお尻を真っ赤っかにしたことか。 ごめんな。お父さんの腕は昔150㎏のバーベルを挙げてたんだ。力の調整が難しくて。 授乳以外

何のために稼ぎたかったんだっけ?と自分に問うこと

「稼ぐこと」が目的にならないように気をつけている。 お金はあくまで道具であって、稼ぐことは幸せを叶える手段であって、決してそれらは目的ではない。 確かにお金は重要である。お金を稼ぐ事は楽しい。お金があれば不快なできごとを避けられる。 ただ、それだけが人生であるかと言われるとそんな事はない。お金を稼ぐことだけに人生の大半を費やす人生は、果たして幸せだろうか。 だからこそ僕たちはお金を通して向き合わなくてはいけない。 お金は幸せの土台だ。土台がしっかりしていないと丈夫な

起業なんて簡単だよ。慣れは必要だけどね。難しくはない。

人間は環境の生き物だ。「お前には無理」と言われ続けたらどんなに意思の強い人だって「自分には無理なのかな」と思ってしまう。 起業して生きることは難しい。多くの人はそう思っているし、そんな人に囲まれて頑張り続けられるほど人は強くない。 僕は起業の世界で8年生きている。正直、難しいことは何もしていない感覚でいる。 むしろ社会に出て毎日働いている人の方がよっぽどすごいことをしていると思う。でも僕は「すごいことをしていますね」と評価を受けることが多い。不思議だ。 それはきっと僕

「ただ話すだけ」のライフコーチングで人生が変わる。ライフコーチングって一体何?

僕は『ライフコーチング』というものを仕事にしている。ライフコーチングと出会ったのは社会人1年目の秋で、ライフコーチと名乗る父親と同じ歳のおじさんに出会ったことから全ては始まった。 僕はおじさんと毎月ファミレスで話すようになった。おじさん曰く、毎月ファミレスで話すことがライフコーチングらしい。 いったいどういうわけだ?と思ったけれど、当時の僕は現状を何とかする術を藁にもすがる思いで現状を変える方法を探していた。ライフコーチングが何か?なんてことには一切興味がなかった。 現