【実録】シンクライアント導入に向け準備すべき事
弊社では「働き方改革推進」「セキュリティ強化」「運用負荷削減」といった課題に対応するため、シンクライアント導入の検討を開始した。
今回はシンクライアント導入に向けて行った内容から検討結果までを公開します。
シンクライアントを検討されている方はぜひ最後までご覧下さい。
1.シンクライアントとは
クライアント端末の機能を最小限にし、アプリケーションやデータをサーバー側で実行し、管理する仕組みのこと。
弊社では実行方式の主流で拡張性がある「仮想デスクトップ(以下VDI)」を採用。
VDIは、クライアント機からサーバー上の仮想マシンに接続し、デスクトップ画面を呼び出して操作する。
2.シンクライアントの必要性
・サーバーの集中管理で管理者の負担削減
(設定やパッチをクライアント全台へ適用可能)
※PCの故障対応、OSやアプリケーションのバージョンアップ、
ライセンス管理、ウィルス対策、アプリケーションの導入対応
・クライアント機に情報を残さないので情報漏洩を防ぐ
・スマートデバイスも利用可能でリモートワークも可能
(時間・場所・情報端末に縛られない)
・その他
クライアント機は低スペックで良いため、PC更新にかかる費用を抑えれる。
会社PCが持ち出し可能となるため、出張用の貸出PCは不要になる。
3.準備内容
シンクライアント導入は莫大な費用がかかる。
弊社はグループウェアにNotesを利用している特殊な環境と言う事もあり
導入後に何か問題が起こっては遅いため、準備を行った。
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