【シリーズWeb活用】アンチとは何か

前の投稿SNS活用でアンチ行為に触れたので解説しておこうと思います

アンチ行為は犯罪です

最初に大事なことを書いておきます　インターネットは一見匿名に見えますがあくまで疑似匿名性でどこであれプロバイダーを経由してす接続しているわけです　ですから投稿から辿っていくと必ず個人を特定できます　ここで大規模プラットフォーム事業者に課されることになった規則を挙げます　規制は複数あるのですがネットの誹謗中傷をされたときに直接影響してくるものを抜粋します。

①被侵害者からの申し出を受け付ける方法の公表
②侵害情報に関する調査の実施
③送信防止措置(削除)の申出者に対する通知
④送信防止措置の実施に関する基準等の公表

要はプロバイダには苦情窓口の設置と公開　苦情があった場合の調査　該当する書き込みの削除　削除の基準の公表をしなければならないということが法律で決められたということです（ママでは業界の自主規制でした）

アンチの犯罪とは

次に具体的にどのような犯罪になるのか説明しましょう

プライバシーの侵害
プライバシーに関する権利は法に明記されているわけではありませんが現在では基本的人権であると考えられています　刑事罰はありませんが民事では間違いなく損害賠償を課されます　この権利で重要なのは
「例え事実であっても公益性がない場合は本人が公表を望まない情報は開示できない」
これに尽きます
例：一般人の整形手術の有無・最終学歴・住所・生年月日等

名誉毀損の罪
公然の場で具体的な事実（出生門地等）・疑いを挙げたうえで第三者の評判を落とす行為は名誉毀損となりこれは事実である無しにかかわらず罪になります
例：あいつは不倫している・あいつは前科持ちだ・あいつは被差別部落出身だ等

侮辱の罪
公然の場で具体的事実を挙げないで第三者の評判を落とす行為
例：昔からずっと根暗だ・仕事ができない落ちこぼれだ・異性に相手にされない等

虚偽告訴の罪
刑事罰や懲戒を受けさせる目的で人を告発した場合は虚偽告訴の罪となります　具体的には「痴漢」（不同意わいせつ罪）」「セクハラ（これには刑事罰はありません）」で告訴・告発した場合摘示できる事実（事実認定できるだけの証拠が必要です）がないのにも関わらず告訴・告発した場合この罪になります
例：あの痴漢野郎は・あのセクハラオヤジは

また「この世からいなくなってください」「あなたの存在自体が社会の迷惑」「生きているだけ無駄」のように生存そのものを否定する投稿は重要な基本的人権である「生存権」に対する重大な侵害として認定されるので特に重く処罰されます

これもまた重要なことですが相手が精神的苦痛を受けた場合脅迫罪・傷害罪が適応されます　これらは暴力犯罪となりますのでこれも重く処罰されます　単純に言ってWebでアンチをやること自体全く引き合わない犯罪ですので絶対にやめたほうがいいです

また自分の投稿でなくとも「まとめ・転載」には積極的開示の意思があると見られるので罪に問われることになります

アンチ行為をしているのは誰か？

アンチというのはSNS等こちらの投稿に対してレスポンスがつけられる状態で不快なレスポンスをつけてる行為を差します　不快なレスポンスとは基本は人格攻撃であり「ハゲ」「デブ」「ブス」「低能」「低学歴」 等々の蔑視です　アンチは議論をしたいのではなくスレッドを立てた人を傷つけたいだけなので基本は人格攻撃をしてきます　

また元記事など読まない（携帯メインから上がってきた人は元記事を読まない　知識がない・考察できない程度の浅学）ため議論になるようなまともな事は書きません　というより書けないのです　　さらに書けない理由は他にもあります　それらは後ろの解説の中で言及します

アンチ行為者には２種類あります

１.知りアンチ
2.Webアンチ

1.知りアンチは面識があり（アイドル等握手会程度に知っている場合も含みます）あなたも相手を知っている人物です　そのような人物は詳細を書いてしまうと自分の正体がバレてしまうので一般的に知れる範囲のこと（性別・おおよその年齢）をネタにする人格攻撃までしか書けないのです　結局人格攻撃に終始することになります　こちらの方が書き込みが執拗であるようです　また同じ言葉を繰り返すようです

例：ブスブスブスブスブス

2.Webアンチは面識がなくいわゆる通りすがりです　また違うメディア（テレビですが今時地上波をみている時点で情弱）で見た（あちらは心の問題を抱えていることが多いので自己認識では「知っているやつ」です）程度のことでこちらでは全く見たことも聞いたこともない人間ですが一方的に攻撃を加えてきます　攻撃を加えることが目的なので議論をする気は毛頭ありません

例：あんた生きてるだけで害毒でしょ

アンチになる３つの条件

さていわゆるアンチになるまたはアンチ行動を取るには３つ条件があります　それについて説明しましょう

1.Webに書き込みができる：これは最低の物理的条件ですね
2.暇である又は時間を空けられる：何しろ貼り付いていたり連投したりするから
3.孤独である：書き込み自由なのは独身または家族がいても構ってもらえない人です

いくらスマホで持ち運んでいるといても上記３つの条件は揃っていないと炎上にも参加できませんし満足のいくアンチ行動はとれません

アンチのツールの見分け

スマホで投稿している場合
1.スマホが隆盛のサービス：インスタやX
2.一文が短い：スマホは長文が打ちにくい
3.リンクが張ってない：スマホは検索にもリンク貼りにも向かない

PCから投稿している場合
1.PCメインのサービス：FacebookやThreads
2.一文が長い：キーボード使いは長文になりがち
3.リンクが張ってある：PCは検索もリンク貼りも楽だから

これらに注意していれば投稿者の人物像が浮かび上がってきます　また言葉使いは年長者ほどわざと難しい表現を使いがちです　ひきこもり・ネトウヨ＝アンチと考えて良いかもしれません　彼らはX（旧Twitter）に張り付いて炎上させられそうな投稿を待っています　またテレビで情報を得て（ここに注目　今時テレビを見ているというのはポイントですね）そこ攻めていきます

Webアンチには動機らしきものがある

アンチ投稿をする＝良いことをしていると思っている（正義の執行）

公憤：公共利益に反するものに対しての憤慨
私憤：感情的に気に食わない
公憤のふりをした私憤：他人を制裁したい（公開刑の見物と同様）
内心：他人を攻撃してスッキリしたい

ただここでいわゆる「承認欲求理由説」は間違いだと言っておきましょう　単純なことですが誰が炎上中にアンチの名前に注目するでしょうか？　　見物人は炎上している人間と内容に興味があるのであって炎上させている人物には興味がありません

一例を挙げてみましょう　これは荒れているので有名なオンラインゲームの掲示板で見つけました

スレ主（以下主）：セクハラされたんで学校に言って講師をクビにしてもらいました
A:どんなセクハラだよ　触られたのか？
主：食事に誘われました
B:ふたりきりとか　やばいな
主：友達と一緒です
C:？？？
主：私がご飯食べてないと言ったら奢ってくれるって
D：何度もしつこく？
主：一回だけ
A:そのほかには？　性的なんちゃらとかは？
主：何もなかった　しつこくプレゼントをもらった
B:なんで？　変なプレゼント？
主：掃除できない女なんで友達にきてもらったら雑巾もバケツもないって講師に報告が
C:だから？なによ？
主：雑巾とバケツとハンガーをもらいました
D：それのどこがセクハラ？
主：いい人なんで見た目もいいし好きになって
A：だから何？　核心は何？　エロくないの？
主：エロくはない　私が三年になって卒業が近くなったらh二年や一年の子に親切に
B：それはそうだろ　もういなくなるんだから他の子の面倒もみなきゃ
主：好きにさせといて他の子に行くなんてセクハラでしょ
C：それは親切な講師の先生が困ってる人みんなに親切だってだけだろ
主：私の立場は？　気に食わない
D：自分から告白するとかしたらいいのに
主：妻帯者です　気に食わないからクビにしてもらった
A：お前エロも無しでただ三年間親切にしてもらった講師をクビにしたの？
主：そうです
不明:クソビッチ　この世から消えろよ！

このあと炎上になって主は吊し上げられました　この場合皆さんはABCDが誰でも気にしていませんよね　主の行為しか見ていませんよね　これで炎上に参加してABCDは承認欲求が満たされましたか？　まるで関係ないですね

よく説明するんですが犯罪行為は「機会の産物」であって「動機の産物」ではありません　そこに着目したのが前述の３つの条件です　書き込むツールがあって（PCとかスマホ所有）書き込むチャンスがあって（孤独で家族や友人に書き込みを邪魔されない）書き込みを続けることができる（暇があってまたは時間を自分でやりくりできる）人間が犯人です

個人的にはこう思ってます

Antiはあらわれるのではなく引っかかるのだ
Antiはネットの海に漂流しているプラスチックゴミのようなものだ