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そうだ!こんな保育がしたいんだった!

令和3年ももうすぐ終わり・・・。
今回はこんな保育がしたいということを、ただ書いていきたいと思います。

主任として走ってきたこの一年。子ども達や先生達のことは考えてきましたが、自分のやりたい保育を考える時間はあまりなかったように思います。
ましてや、園としての方針や目標や研究テーマがある中で「自分はこうしたいんだ!」と考えてはいけないとさえ・・・。
なので今回は自分のやりたいと思える保育を考えました。

1,子ども達がワクワクする保育。

子ども達がワクワク遊んでいる時は表情が違いますよね。
集中力が違いますよね。
アイディアに驚きますね。
何よりイメージの豊かさに感動します!
遊びにワクワクしているからこその子ども達の力です。
遊びのワクワクには学びもありまます。
成長もあります。
その遊びの中でいろいろなことを学び、成長していることを感じ取って欲しいと願っています。

給食、遊び、生活など何をしていても子どものワクワクを大切にしていける保育をして欲しいと思います。

2,保育者自身もワクワクする保育。

保育者もワクワクしていないと子どもには伝わりません。

毎日のルーティンだから。
やらなきゃいけないから。
そんな理由では、子ども達は付いてきません。
保育者のワクワクは子どもは感じ取っていきます。

子ども達は何を楽しんでいるのかな。
どこに興味を持ったのかな。
この素材ならどんな反応を示すのかな。
というワクワクを持って、保育をしたいと思います。

保育者自身の楽しむ気持ちを、子ども達にどんどん伝えていきたいと思います。

3,子ども達が伸び伸びしていける環境を大切にする保育。

毎日同じ玩具で、毎日同じ生活の流れで、毎日同じ環境。
これって面白いですかね?
毎日変えろとは言いませんが、子ども達の興味に合わせて保育をしていきたいです。

例えば、
季節に合わせて、季節感のある環境を用意する。
年齢に合わせて環境の数や大きさを考える。
行事を計画して、子どもの興味を探って少しずつ用意する。
など当たり前のことです。

何より遊びに集中できる環境を用意したいと思っています。
子ども達が虫を捕まえたらどうしますか?
飼育したり、絵本や図鑑で調べたり、パソコンで調べたりしますよね。
更には、虫網を作るかもしれない。
虫かごをクラスの人数分作って散歩するかもしれない。
エサを採りに、公園に行くかもしれない。
考えたら無限大😁

そんな子ども達の興味に合わせた、十分な時間や環境を用意したいと思います。

4,子ども達が、また明日もやりたいと思える保育。

遊びの継続。
今の園ではレッジョを園内研修のテーマにしていることから、レッジョのプロジェクト保育の考え方。日本では誘導保育と言われています。簡単に言えば、遊びをグループ毎に何ヶ月も長期的に見ていくこと。レッジョの考え方を取り入れたプロジェクト保育がしたいなと。
本当に楽しいと思えることは子どもから「明日もやりたい!」と言いませんか?
そして、年長になるとお店屋さんなど本物に近づけたいという思いが生まれてきます。お店屋さんにいきたい!商品を見てみたい!という子どもの声を、「じゃあ、明日見に行こう!」と言える環境を用意したいと思います。

その明日もしたい、イメージ通りにしたいという思いを大事にしたい。
そのために必要なこと。

①遊びを残して行く場所の確保。
②話し合う時間の確保。
③遊びや楽しさを考えていく計画性。
④調べられる環境の用意。
⑤外部との交渉力。
この力が保育者には必要です。

子どもの遊びのために保育者は自分の持っているもの、全てをかけて保育していきたいと思っています。


5,一日一楽。一日に一つは楽しいこと仕掛けよう!

一日幼稚園、保育園で過ごして、一つは楽しいことを子ども達に提供したいです。
保育者は一日無事に過ごすことは当然ですが、楽しいことを一つ仕込んで欲しいと思います。
絵本でも、手遊びでも、集団遊びでも、素材でも、歌でも、遊びでも。
何でも良いので、自分でこれは楽しいぞということを用意して欲しいです。クラスの子が「これはウケる」「盛り上がるな」と想像して、毎日保育者がワクワクして保育をしていきたいです。


以上、私が考える『こんな保育がしたい!』です。来年は自分の保育観を大事に子ども達や先生達と向き合っていけたらと思っています。
楽しい!を保育者自身が感じて子ども達や先生達に伝え続けていきます♪


来年もポジティブスタートです♪



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