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「いい1日だった」と思える日を増やしていく

最近は1週間のうちで丸一日調子が良い日は2日程度。
あとは半日いいか、一日中ダメダメか。

復職後、どのように働こうか考えて勝手にダメージを受けたり、街に出て息苦しくなって復職まだ早いかなと思ったり、そんな生活をしている。

焦る私は、心療内科の先生に復職のタイミングはいつ頃がいいかアドバイスが欲しいとお願いした。

すると先生は「まだ早いんじゃないかなあ。焦らないで。」と。

・3食しっかり食べて十分な睡眠がとれているか
・減った体重が戻ってきたか
・本や映画を十分に楽しめるような集中力があるか
・涙や動悸で苦しくならないか

「ストレスの発散方法を知ることも大事だけど、ストレス源がないことが一番。現場復帰できるかの目安はいろいろあるけれど、どうですか?」
なるほど確かに焦っていると思った。

寝食はだいぶよくなったが、体重や集中力はまだ戻って来ない。
何より先生のお話を私は涙でぐしゃぐしゃの顔で、震えながら、冷や汗じっとりで聞いている。
現場復帰はもう少し先のようだ。

先生は「調子がいい日が週5日続くといいですね。そうすると元気に働ける日も遠くないと思います。『いい1日だった』と思える日が増えるといいですね。」と微笑みながらおっしゃった。
そして診察後、「いい1日を」と送り出してくれた。

病院を出ると、冷や汗をかいた体に秋風が吹きこんで、いつも以上に寒さを感じた。

どっと疲れを感じたので、帰りにマフィンを買った。
家に帰ってマフィンを少し温め、温かい紅茶を淹れて一緒に食べた。
美味しいものは幸せなきもちにしてくれる。

夕飯を作る気力は正直なかったけれど、土鍋に野菜と豚肉を入れて、栄養満点具だくさんお味噌汁をざっと作ってお腹を満たした。
湯船に浸かって、ぽかぽかになった。
お笑い動画を見て一笑いした。

なんだか「いい半日」になった気がする。

どうしても調子が悪い日はしょうがないけれど、調子がよさそうな日はなるべく「いい1日」にしたい。
そして「いい1日」が継続できたらいいな。
美味しいものを食べて、暖かくして、楽しいと思える時間を増やす。
仕事のことを考えるのはそのあと。

Have a nice day! いい1日を!

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