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"もし、1億円もらえるとしたら?”

先日友人との会話。
友人:”もし、1億円もらえるとしたら?”
こんなどうしようもない質問に私は付き合った。
そもそも、私はこの手の話があまり好きではない。

私:”それを考える事にまず、意味あんのかな?”
友人:”え?何も考えられないの?”
私:”ではなくて・・・”

私の言いたいことは、皆さんもわかると思うが、”もし?”ってのは可能性であり、それはまず ”ない!” と思える内容だからだ。

私:”わかったよ・・・”
”あるんじゃん”とニコニコしている友人を見て私は、1億円の使い道について話し始めた。

まず、半分は貯金する。
んで、半分の5000万を使って、
”人の時間を買うかな”

私の1億円の使い道

ザックリと話した私に、友人は
友人:”え?どういう事?!”と聞く。
勿論、貯金は良いとして
”人の時間を買うとは?”に興味を持ったらしい。

簡単に説明すると、会いたい人の時間を私が買うという事だ。

友人に
私:”君の丸一日、10万で買って、キャンプに連れていく。勿論君は、そこで自分の時間を過ごしてもらっていい、自由に過ごしてくれ。”
友人:”キャンプに行くだけでいいの?”
私:”そう。ただし、私の目の届くところにいたらそれで良い。”
友人:”それだけでいいの?それで10万もらえるの?”
私:”そうだよ(笑)”

私は友人がキャンプが嫌いなことを知っている。誘っても頑なに拒否するのだ。
だからだ!誘う(笑)

友人:”10万じゃ行かないって言ったらどうするの?”
私:”断るのは自由だよ。でも金額が問題なら、200万までは出すよ”
友人:”1日キャンプ行くだけで200万?!お前、大丈夫か?”
勿論、そもそも1億円もらえるとしたら・・・である。
あくまで、もらえるとしたら・・・。

友人:”へぇー、じゃあ残りもそんな感じで使うんだ。”
私:”そうだよ。5000万はそうやって使う。トヨタ自動車の社長に500万で喫茶店でお茶に誘う。”

んで?お前は?
私は、友人に聞いた。

7000万貯金する。
3000万でピザの販売カーを購入する。
時給1000円でお前を雇う。

友人の野望

私:”は?いやいや、友人にしては給料設定ヤバイな、気持ち上乗せは普通あるだろうよ。てか、そもそもやりたくもねぇな(笑)”
友人:”いや、やってもらう。”
私:”いやいや、貯金とピザカーは好きにすれば良いが、俺まで雇うことはできないし、俺はやらないよ。そもそも、俺にも決める権利があるだろうよ。さっきの話でも、10万で納得できなかったら断っても良いって話したろ?1億円の使い道はお前が好きにすれば良いよ、俺を雇うは違うだろうよ”


友人:”もし、1億円もらえるとしたらね”


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