わたしが看護師を目指したワケ。

今は辞めてしまいましたが、

職業として、看護師を目指したワケを思い出していきたいと思います。

小さな頃の夢はお花屋さんでした。

物心ついた時に、最初になりたいと思っていたのはお花屋さんでした。理由は不明。

小学校の頃は、たしか警察官になりたかった。なぜなら、交通違反のライン引くやつ(?)、あれに憧れていた。

中学校の頃は歯科衛生士になりたかった。通って歯医者さんの歯科衛生士さんがとても綺麗で優しい人だったから。単純。

高校に入って、超文系のクラスにいた。毎日英語の授業ばっかり。周りのみんなも大学目指してて、わたしもなんとなーく、将来は大学に通って、OLになると思ってた。(当時のわたしはOLと言われる仕事の内容すらわかってなかった気がする)   そして25歳位で結婚して、子供産んで、なんとなーく幸せそうな未来を想像していた気がする。

母の言葉

その頃、父が鬱になり休職するようになっていた。

子供2人育てていくのに、母も働くようになった。母はわたしたちが小さい頃は専業主婦をしていたため、ブランクがあって、条件に合う仕事を見つけるのも大変だったらしい。

当時のわたしは、家が大変なことはなんとなくわかっていたけれど、部活やらせてもらっていたり、変わらない学生生活を送らせてもらっていた。(親の苦労も知らず、呑気な馬鹿娘だなと改めて思う。)

高校2年生の頃、そろそろ進路どうするか考えないとな〜と、母と話していた。

その時母に言われていたこと

「女の子でも、手に職をつけなさい」

自分1人でも困らず、食べていける職業について欲しい、そう言っていました。そして看護師という職業を勧められたのです。

血を見るのが無理

看護師やってますって初対面の人に言うと、結構言われたりします。「血とか怖くて見れない、平気なのすごいね」って。

高校生の頃のわたしも、もちろん血見るとか無理思ってたし、それ関係なく興味がなかった、看護師に。

なぜならわたし自身病院にほとんど縁がなく、いまいちその職業がイメージできていなかった。(その頃は祖父母も健康であった)

それに女子の多いクラスでしたが、文系なのもあってか、医療系に進む人はほとんどいなかった。

当時、運動部のマネージャーをしていました。

それでも怪我を見たりするのはほんと苦手。血とかほんと無理。そんなんだから絶対無理!って思っていました。

少しの下心と計算と

年頃だったわたしは、好きな人がいた。部活の先輩だった。

やっぱり運動部だったので、怪我や熱中症はつきものでした。そんな時、先輩が体調を崩し、そのサポートをしていたときにふと思った。

あ、看護師になればこうゆう時でも役に立てるんじゃないかな〜。と。

志望動機ができたやないかい!ってなった。

血はそのうち慣れるって知り合いの看護師さんが言うてたし。

あとは世間で言われていてる、看護師は給料が高い説、わたしはそれを信じていた。

こうして高校生の頃のわたしは少しの下心と計算で看護師を目指すようになったのです。

多分、他の人はもっとちゃんとしている

今思い返しても、計画性なく、こんなゆる〜い気持ちで看護師を志したため、その後が地獄でした。…それはまた今度書くとして。

きっと世の看護師さんはもっとまともな動機があって、なっている人の方が多いと思う。多分。笑

でも動機はなんであれ、その道を選んで働くにはそれなりの覚悟も必要だろう。わたしにとっては看護師という道を選んだことは、良くもあり悪くもあった。結局どっちかわからない。

こんな感じで高校生の頃に人生の方向性が決まってしまった話でした。

またいろいろ書いていきます。

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