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さよならの技術と脳のデバッグ

割引あり

今月の有料マガジン「理系に愛はわからない」では「さよならの技術」について綴ってみます。
世の中には「人に好かれる方法」を求める人は多いと思います。実は真逆の「人に好かれないようにする技術」もあります。

BGMにどうぞ


「さよならの技術」とは

「さよならの技術」、とは筆者が勝手につけた技術です。

例えば「好かれたくない人」に好かれてしまった時ってありませんか。
職場、学校、仲間内、取引先など。

・立場上その気持を受け入れるわけにはならない
・あなたのことは恋愛対象と見てはいない
・いまは恋愛に興味がない
・他に好きな人が居る
・自分は受け入れられるけど自分の周りの人が受け入れられない
・いままでは好きだったけど他のことに集中したい
・お相手がモンスターと化した
・取引先が反社会的勢力だった
・取引先がパワハラしてくるので打ち切りたい
・・・などなど
世の中には「好かれたいこと」と同じぐらい「好かれてたくない」があるのです。
このアクセルとブレーキ。
下手な方法で好意を持っていないことを伝えることは危険です。

これらのお断り(リフューズ)は冷静な人物からすれば「当たり前の意思表示」ではありますが、恋慕の気持ちを抱いている人物が、その対象からこのセリフを聞いた時に「どんな気持ちになるか?」を考えて発せられることは少ないです。だって恋慕のモードにないんだし無理でしょ、これは人類のコミュニケーションの中でも重大なバグです。

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