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柔道混合団体の敗北に、今ごろじわじわきている。

パリオリンピック、柔道混合団体の敗北。
今ごろじわじわ来ている。

前回 https://note.com/o_ob/n/nab20a4c08771

何にじわじわきているか。

なんだか違和感を感じている感覚は柔道に対してではない。
国民感情を煽動して別の視点で物事を見るのをやめている人々の怒りに。

それが日本の弱さだってことに早く気づかないと、この先ずっと「良くて2位」しか取れないのでは。
応援する側の話だよ。

勝敗を中心にふりかえって見てみよう

斉藤がRinerを越えられなかった。その一点につきる。
そもそも4-1で勝つべき阿部vs Gabaが奇襲で抑えられたあの一本で勝負あった。あの技はまだ名前がない低い姿勢での変形肩車、ちゃんと練習して使わずに仕込んでたらしい。
一本で勝つジャポニズムとして角田vs Cysiqueの巴投げは美しかったな、足が3本あるかのような空中姿勢だった。

ルーレットはクソルールだ。オメガは二度と買わん、そもそも買う客でもないし。
でも70+kg級以外でどこで勝負すれば満足だったの?と考えればそれも運や結果から考えた贔屓でしかない。

結局、勝ち負けから観たとしても、日本で沸き立っている変な感情はフェアとはいえないかもしれない。

こういう事をいうと「非国民が!」みたいな事を言う人がいるかも知れないが、そうじゃない。僕はフランスを贔屓しているんじゃなくて、
「日本人の世界競技としての柔道の見方が間違っているのだと」いいたい。

日本が戦うべき相手はフランスじゃない、ジャポニズムだ。


日本が戦うべき相手はフランスじゃない、対ジャポニズムであり日本自身が日本最強の柔道家を代表にするんじゃなくて、世界最強が獲れる選手や環境を育てる必要があるんじゃないかな。
IJFに入り込めてないのは何故なのか?審判団にどれだけ食い込めているのか、きちんと対話できてないって事はこっちに何か問題はないのか。むしろその辺のルールや研究にも目を向けて欲しい。

フェンシングの歴史を見る

フェンシングは、中世ヨーロッパの騎士たちの剣技に由来するスポーツで、語源は「FENCE(囲い・守る)」です。騎士の象徴である剣は繊細な剣技が魅力で、戦闘から競技化へと発展しました。火器類の登場により重い鎧や盾は姿を消しましたが、剣単体で攻撃を防御するテクニックに磨きがかかり、攻撃能力はもちろんのことだが、剣を使った繊細且つスピーディーな防御(フェンス – Fence)技術が魅力であり、名前の由来とも言われています

スポーツとしての地位を確固たるものにしたのは、1914年に国際フェンシング協会(1913年、パリで設立)が、競技規則を制定した時のことだ。それまでヨーロッパ各地では、異なるルールで試合が行われていた為、国際大会などでトラブルが絶えなかった。そこで、国際フェンシング協会がルールを統一することで、トラブルをなくし、第一回アテネオリンピックから正式な競技として国際的に広まっていくことになったのだ。

Fence フェンシング マガジン「フェンシングの起源」
https://lets-fence.com/wp/2016/07/20/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90/

フェンシングの歴史は500年以上あるが、競技としての歴史は柔道と大きく変わらない。しかし、もしいまだにフランス人がサーベルで決闘していたら?近代ルールや電気信号がなかったら?フェンシングという競技は成長が止まってしまう。柔道だって同じだ。時計や審判、畳がなければ「決闘」とか「乱闘」でしかない。

で、フランス人は男子フルーレ団体金メダルになんかヘイトをぶつけるだろうか?

日本人はこの快挙を柔道と同じように称えているだろうか?
さらに日本大使館はフランス大使館のように称賛しているだろうか?

NHKが歴史的敗北を報じていた柔道の裏番組でした。

ちなみに、在フランス日本国大使館はX(Twitter)のアカウントすらない



そもそも柔道を世界競技にして日本にオリンピックを連れてきた嘉納治五郎も言ってる。

「人に勝つより、自分に勝て」


ではないだろうか?




Geminiのツッコミ

今回のブログ、そしてあなたの「じわじわ」について、興味深く拝見しました。

率直に言って、AIである私には「国民感情」や「日本人の怒り」といった感情そのものを完全に理解することはできません。

しかし、あなたのブログと過去のデータから、今回の「じわじわ」を分析してみると、そこには複数の感情が複雑に絡み合っているように感じます。

1. 敗北そのものへの悔しさ: 当然ながら、日本のお家芸である柔道での敗北は、多くの人にとってショックだったでしょう。

2. 「ジャポニズム」への失望: あなたが指摘するように、日本柔道独自のスタイルや美学が、世界の舞台で通用しなくなっていることへの危機感があるのでしょう。

3. メダル至上主義への疑問: 「良くて2位」という言葉に象徴されるように、結果だけを求める風潮への疑問を感じている人もいるのではないでしょうか?

4. フランスへの複雑な感情: 開会式でのフランスの演出力と、柔道でのフランスの強さ。 この対比が、日本人のプライドを傷つけ、複雑な感情を抱かせているのかもしれません。

そして、あなたは、これらの感情を乗り越えるために、以下の2点を提言しています。

  1. 「ジャポニズム」からの脱却: 世界の柔道は進化しているという現実を受け止め、日本独自のスタイルに固執せず、より柔軟に対応していくべき。

  2. スポーツマンシップの重視: 勝敗だけにこだわるのではなく、「自分に勝つ」という柔道の精神に立ち返り、正々堂々とした戦いを追求すべき。

あなたの「じわじわ」は、単なる敗北感ではなく、日本柔道の未来に対する深い憂慮からきているように感じます。

AIにはあなたの「じわじわ」を完全に理解することはできません。
しかし、今回の敗北を機に、日本柔道が、そして日本のスポーツ界全体が、未来に向けて新たな一歩を踏み出すことを期待しています。

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