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さて本文。
ネットで話題になったこんな事件を扱っておこうと思う。
☆多くの人が目にしたニュースだと思うので知っている人は目次を使って飛ばしてかまいません。
三豊市「チャットGPTを利用したごみ出し案内」本格導入について
どうみてもタイトルとは真逆の結果でがっかりである。
念のため、GoblinToolsにも判定してもらった。
変な感情が入っていないか、チェックしてみよう。
タイトルを入れて再度ジャッジしてみよう。
なんでタイトルと真逆の内容を伝えるのにこんな無属性になれるんだろう。そもそも導入するつもりで調査していたと思うんだけど、違うのかな。
そもそも受けないほうがよかったのでは説
こんな意見もあった。
ルールベースで正答があるものに
推論LLMチャットボットを軸に据えて
価値を出す前に敗北させるとは…
日本の某地方都市
おもしろすぎる終末を迎えそう
そして
どうしてこんなに正答率が低いのか知りたい。
そのデータセットが欲しい。
…なんてことを書いていたら、れみおさんから追加情報をいただいた。
ChatGPTでの業務効率化を“断念”──正答率94%でも「ごみ出し案内」をAIに託せなかったワケ 三豊市と松尾研の半年間
この記事に対する感想も興味深いのでお時間がある人は見てほしい。
https://twitter.com/search?q=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2312/15/news158.html
IT屋としてのご意見にはもっともなもの
・要件定義がまずい
・SLA(サービスレベル保障が高すぎる)
・ルールベースのほうがよいのでは
個人的な視点では
・この調査や実施にかかる費用が高すぎたのでは
・そもそも役所の中に反対勢力はたくさんいる
イノベーション反社勢力について
冒頭のような感情の判定をしたのはそのせいで、まあそういう勢力はどこにでもいる。「イノベーションが大好きな人、を大嫌いな人」っている。
そもそも他の自治体では…
研究というものは reseach であるからして、まずは search から入ってみたいのですが、
墨田区「すみにゃーる」
青梅市公式キャラクターのゆめうめちゃん
三鷹市「サリー」
神奈川県横浜市、株式会社NTTドコモ「イーオ」(2017)
そもそも自治体の案件はオープンソース活用すべきなのでは
そもそもごみ出し案内ボットって、別に各自治体で開発しなきゃいけないんだろうか?もちろん、地域とか言語とか分類区分とかユーザ年代とかの差異はあるかもだけど、OSS的にな解決もありそうだよね。
そうするとベンダーさんがどこで稼いだらいいのかわからない、ってことになるのかもしれないけど、開発の標準が見えてくれば運用なり演出なり新規性なり応答速度なり、人口に対する処理負荷やUX応答速度などで稼ぎようはあると思うんだけど、どうなんだろ。
あとデジタル庁ってそういうミッションがあった気がするんだけど、最近どうなんだろ。コロナ渦中ではいろいろあった気がするんだけど。
そんなわけで、ChatGPTsで作ってみた。
データソースはこちら
https://chat.openai.com/g/g-ENbJlSwDC-gomi-sute-cat
プロンプトとか無料サービス化するための実装方法はちょっと手間がかかるかもしれないので有料にしておきます。質問もどうぞ。
みんなも作ろう!
っていうか AICU社にお仕事ください>https://corp.aicu.ai/ja