天体写真を額装すると、オシャレな部屋になります。
はじめに
今回は、目にみえない天体写真を撮影するという欲求を満たすという行為の先の楽しみ方、飾って楽しむということを書いてみました。
わたし、プリンター持っていません
天体写真のコンテストに応募されるような趣味人は、みなさん気合の入ったプリンターを持ってらっしゃいます。
たとえば、キヤノンだと最新のPRO-G1や、エプソンだと最新のSC-PX1V。
でも、わたしは持っていないのです!
なぜ、わたしは購入しないのか?
1つ目はROIを考えてです。プリンター本体価格が8~9万円ほど、それと大量に消費する高級インク代、年間で印刷する枚数、故障リスク、メンテナンス、、、5年間利用した場合の総コストと、年間10枚程度しか印刷しないという状況を鑑みて、購入しないで出力屋さんを使うという選択肢を選んでいます。
もう一つの理由は、天文雑誌に投稿しないからです。受賞レースから降りているので、頻繁にプリントしたり、納得いくまで明るさ調整する必要がないからです。それが、プリント枚数を減らすことになり、ROIを低下させる原因なのかもしれません。
出力ショップに発注
いつも利用しているのが、イーワンネットサービスです。
写真展向けの大型プリントを主に受注されています。
私はエプソンのSC-PX1Vでのプリントをお願いすることが多く、たとえば、A3ノビで1枚プリントすると、以下のような金額で、次の日には家に届いています。
A3ノビ 写真用紙クリスピア〈高光沢〉 1枚 1,800円
お得意様割、いいね!、リンク割 -90円
送料 600円
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合 計 2,310円
Adobe PhotoshopのPSD形式ファイルを8bitモードで1600万画素の画像を用紙比率にあわせて入稿データを作成して、フォームからアップするだけです。ファイルサイズは8bitなので50MB程度です。
さきほど、ちょうど、発注していたものが届いていました。クルクル巻きで届きます。
開封して、一晩ひらけておくと真っ直ぐになりました。
額装してみよう
届いたプリントは非常に満足のいくものなので、簡易的なアルバムに入れておくよりも、部屋に飾ったほうが、家族の理解も得やすいでしょう。
額装は、フジカラーの木製ブラックのタイプに統一しています。A3ノビで印刷したプリントを、半切タイプで額装するようにしています。
きれいに額装するための手順
①余白をカットする
②枠をセットして、枠の内側に線を引く
③線に沿ってカットして、ペーパーを剥がす
そうすると、糊付けされた面があらわれます。
④写真を正確に貼り付ける
⑤枠の紙を除去する
⑥枠を正確に貼り付ける
これで完成です。
出来上がりを評価してみた
アンドロメダを半切でマット紙に印刷したものですが、非常に落ち着きがあって高級感あります。特に日中は光の反射がないのが良いです。
馬頭星雲をA3ノビで写真用紙クリスピア紙で印刷して、A3ノビで額装したものです。ノイズがない素材であれば透明感を出すのには、こちらの方がよいですね。
いろいろと部屋に飾ってみました。
アンドロメダ以外は光沢紙なので外光の影響で反射しちゃってます。アンドロメダはマット紙なので無反射です。紙の種類によって表現が違うことがわかりました。次回は、いろんな紙や額装にチャレンジしてみようと思います。
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