noteのタイトル画像

ビットコイン自動トレードへの道 (番外編) (VIX艦隊反転す)

VIX戦略で「CM_Williams_Vix_Fix」のNode.js版実装をNo.18のNoteで紹介した。(タイトルの「...艦隊反転す」はとくに意味がないです。昔の海戦ものからちょっと拝借しました)
名称に「Finds market bottoms」とあるので底値を探すってことだろうと思うのだが、じゃあ上値を探すロジックは単純に反転させればいいのか?
ってことで、pineスクリプトを思いっきり反転させてみた。
ロジックの主要部分は以下だ。

・・・(中略)・・・

wvf = ((lowest(close, pd)-high)/(lowest(close, pd)))*100

sDev = mult * stdev(wvf, bbl)
midLine = sma(wvf, bbl)
lowerBand = midLine - sDev
upperBand = midLine + sDev

rangeHigh = (highest(wvf, lb)) * ph
rangeLow = (lowest(wvf, lb)) * pl

col = wvf <= lowerBand or wvf <= rangeLow ? lime : gray

これで描画させた結果は次のようになった。
(上から3つ目のグラフ)

確かにRCI値の85以上と組み合わせて見ると、上値をポイントしていそうな気がする。
何か大きな勘違いをしている雰囲気は多分にあるが、こんな思考実験が簡単に出来てしまうTradingViewとpineの力に驚いている。

もう少しpineの使い方とTradingView上でのシミュレーションの方法がわかったらまた報告したい。

ソフトウェア・エンジニアを40年以上やってます。 「Botを作りたいけど敷居が高い」と思われている方にも「わかる」「できる」を感じてもらえるように頑張ります。 よろしくお願い致します。