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#32 UNL リーグA グループ3 第5節 ドイツvsハンガリー


前説

ワールドカップで日本が対戦することもあり以前よりも国内での注目を集めているドイツ代表。バイエルンの選手中心に欧州で活躍する世界トップレベルの選手が各ポジションに存在する。ユーロ後にハンジ・フリック体制に変わってからチームは復調を遂げ、13試合9勝4分の得点数は脅威の40点。イタリアやイングランドなどの強豪相手にも負けていないことは実力を示しており、ハンジの攻撃的なサッカーで得点を量産し続けている。選手にとっては過密日程の中の代表戦となり、疲労での怪我が心配視され、監督にとっても難しい状況でのゲーム。ヨーロッパでの強豪相手に良いゲームをしワールドカップに弾みをつけたい。
ハンガリーは1950年代初頭、ナショナルチームの連勝記録となる33連勝を達成し当時の世界最強国としてその名を轟かせマジック・マジャールと呼ばれていた古豪。ただ今大会ではイングランドにダブルをしたり、ドイツにも引き分けるなど欧州の強豪相手にも臆さない戦いっぷりを見せている。タレントも徐々に増えてきて、ダークホースとして大会を盛り上げていきたい。


戦績

直近ではユーロのGSとNLの第3節で激突。
いずれもドローに終わったため今回で決着をつけたい。


<DFB公式Instagramより>
ライプツィヒへの移動列車でUNOを楽しむニャブリやゴセンス。リラックスした表情が何人かの選手から読み取れる。


⚠️ドイツは、ノイアーとゴレツカをコロナで欠き、ブラントはインフルエンザの症状、ロイスは怪我で離脱となり主力を多く欠いている状況。



前半

守備時はガズダックとアダム・サライの2トップの5-3-2。
両国のサブメンバー


17分 アダム・サライのシュート
    →ズーレのブロック

17分 ソボスライのCKにアダム・サライの
          ヒールフリックでゴール
    A:ソボスライ

25分 キミッヒにイエロー🟨

25分 FKから早いリスタート
    →フィオラの折り返しにガズダックの
                シュート
    →シュテーゲンのナイスセーブ

27分 サネのミドルシュート
    →枠外

39分 ラームのクロスにミュラーのヘディング
    →グラーチのキャッチ

40分 アダム・サライにイエロー🟨

42分 リュディガーのミドルシュート

45+1分 前半終了

【前半総括】 0-1
ドイツはボールはある程度持たせてもらえるものの最終局面へのパスはカットされカウンターを食らう羽目に。チャンスはミュラーのヘディングのみでそれ以外はゴールの気配がしなかった。中は強固なブロックが引かれ突破が厳しいためサイドからの攻撃が有効的だが、それにも一工夫加えていかなければ今日のハンガリーに得点するのは厳しそうだ。
ハンガリーは良い守備から攻撃へ繋げられており、セットプレーから先制することに成功。試合前から非常にやる気を持って臨むという印象が見受けられ、ゲームにも気迫が溢れていた。ドイツにチャンスらしいチャンスを作らせないブロックは後半も継続していきたい。ソボスライのキック精度を活かしカウンターやセットプレーでの追加点を引き続き狙うだろう。




後半


46分 in ケーラー
          out ニャブリ
    →後ろ3バックに変更
     ホフマンとラウムは高い位置を常に
               取るため3-2-5の様な陣形。

51分 サネのシュート
    →グラーチのナイスセーブ

53分 ホフマンの落としにミュラーのゴール
    →ホフマンがオフサイドで取り消し

57分 ヴェルナーのシュート
    →グラーチのキャッチ

<テンポよいパス回しで中央へ進入。後半に入りシステム変更してからチャンスが増えてきた。>

60分 キミッヒのミドルシュート
    →ワンタッチあってCKへ

67分 in クレインヘイスレー、M・アダム
          out ガズダック、アダム・サライ

69分 サネのヘディング
    →枠外

69分 in ムシアラ、ハヴァーツ
          out ギュンドアン、ヴェルナー

72分 M・アダムのシュート
    →シュテーゲンのナイスセーブ

77分 キミッヒのシュート
    →ラングのブロック

78分 in スタイルズ
          out ナジー

85分 in ヌメチャ
          out ミュラー

85分 in ネーゴ
          out ソボスライ

86分 クレインヘイスレーのシュート
    →シュテーゲンのナイスセーブ

87分 キミッヒのミドルシュート
    →枠外

90分 リュディガーにイエロー🟨

90+6分 試合終了




試合総括 0-1

ドイツは後半に入りボールを握る時間もチャンスも多くなったが同点弾を決めることは結局出来ず。絶対的なストライカーがいないことによる決定力不足は若干否めない感じがした。ハンガリーのように良いブロックを引いてくるチームに対して崩しきれないのは今のドイツの弱みであることは明らかになった。システムの豊富さや攻撃のパターンはいくつかあるため、パスミスやコミュニティー不足による連携ミスをWC本戦までにどこまで少なくできるかが鍵だ。
ハンガリーは厚みのあるブロックが機能した試合だった。後半、多少引き気味になり相手にチャンスを作られるシーンが多かったが、無失点で抑えられたことは大きいだろう。グループ首位通過を目指し、次戦のイタリア戦もチーム一丸で戦ってほしい。


個人的MOM

🥇ソボスライ
🥈アダム・サライ
🥉サネ


<DFB公式Instagramより>

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