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介護とはいわば人生学である

こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「人生学」です。
個人的な価値観の話になりますが何か皆さんの参考になる事があればと思い書いていきます。

それでは第212弾です、よろしくお願いします!


介護から人生を学べ

僕が介護福祉士になった一つの理由に「他人の人生を学ぶことが出来る」というものがあります。

僕たちよりもずっとずっと長く生き、色んな人生を歩み、病気や障害を抱え、死に向き合い受容していく。

正に「人生の最期」なわけです。

介護士って、治療でも命でも無く、そんな「人生」そのものに関わる仕事なんですね。

そんな事にも魅力を感じているわけですが、もう一つ「人生学」という言葉が僕の頭にずっと浮かんでいました。


これ、調べてみると

「人生学」とは、東洋や西洋の哲学・心理学をもとに、幸福に生きるための「生き方」や「人間力」の高め方を学ぶ講座です。 私たちは学校や会社で様々な学問や技術を学んできました。 しかし、社会で生きていくために最も大切な「生き方」や「人間力」の高め方は、誰からも教えてもらうことはありません。

と出てきます。
Safariで一番上に出てくるやつです(笑)


さて、僕はこれをみて思いました。

やはり介護とは人生学である

と。

そして同時に、これこそがこれからの時代を幸福に生きる為に必要なものだとわかりました。



人間力を高めよ!

人の価値観は、時代と共に変わっています。

それこそ食べ物から、お金へ。

そしてお金から承認へ。


昔は食べ物が無かった時代がありました。

バブルの頃はとにかく働きお金を稼ぐ事が重要でした。

そして今は?

今って何が大切なんでしょうか?

答えは簡単です。

幸せになりたい、承認されたいという精神的な充足なんです。


食べ物も、道具もあって、あらゆる物が便利になった今、「精神を満たす事」に需要があります。


さて、しかしながらそれは簡単ではありません。

上手くいきません、人間関係に苦しみ、鬱になり、心は病みます。


そして、その原因は簡単です。

人間力が足りていないからです。

人間力とは、いわば自立した人生を生きる為の総合的な力なわけです。

誰かに依存せず、自己決定のもと生きる事が出来る。


今の時代、正にこれが必要じゃないですか?

物が溢れ、便利になった今。

必要なのは人間力。


そして、その人間力を高めるには介護ってうってつけなんですね。

人の人生から学べ

さて、介護は人間力を高めるのにうってつけという話を書きました。

ここで気をつけて欲しいのは「誰かの人生を模倣する」事ではなく「気付くキッカケを得る」という事です。

人生は一人一人違うし、価値観も全員違います。

誰かの人生の最期に関わる事で、自分自身の価値観なんかを深堀するきっかけにして欲しいんですね。

そうする事で確実に人間力は向上するし、そうして学び続ける事こそが人生学なのです。


介護って、そんな深くて今の時代にあった職業だと思います。


これからの時代、幸せに、そして自立した人生を生き抜きたい方はぜひ介護の世界に足を踏み入れてみませんか?


今回はそんな話でした。

それでは今回も読んで頂きありがとうございます!
次回もまたよろしくお願いします!


未来を創る介護福祉士 大西

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