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情報は置いておくから勝手に見てくれ ~製造部門の業務改善とkintoneSIGNPOST 第2回~

今まで手をつけきれていなかった当社の製造部門の業務改善について、なかなかうまく進まなかったので今一度kintoneSIGNPOSTに立ち返り考えています。


0-01 現場主体の業務改善


現場メンバーが主体的にならなければ本質的な業務課題が明らかにならず、せっかく構築した業務システムが的はずれなものになってしまう。

現場主体の業務改善

主体的とは、自分の判断や意思に基づいて考え行動することだそうです。
つまり現場主体の業務改善とは、現場メンバーが自分の判断や意思に基づいて業務改善を行っていくということですね。

もちろんそれは承知しています。
経営者やこちらから改善を進めてもうまくいくことは少ないと思います。

ただ当社の現実として、現場メンバーが「主体的に」業務改善について考え提案して実行することがほとんどありませんでした。

だから「現場主体」なんて夢のまた夢なのかなと思っていました。

0-03 開かれた情報


オープンにすれば、自分のためにもなるし誰かのためにもなる。

開かれた情報

第1回でも登場した「開かれた情報」を、今回も取り上げてみようと思います。
ですが前回は社内での情報共有をしようということを書きましたが、今回は違う趣旨で書いてみます。

例えば当社製造部の管理部門や品質管理部門において、kintoneを使った業務改善に取り組む余地はあると思います。
もっともっと積極的にkintoneなどを活用していけば業務を改善していけると私は思っているのです。

しかし以前から「Excelやkintoneを使えば便利になりますよ」と投げかけても取り組もうとも学ぼうともしてきませんでした。
だから主体的にkintoneを使って何かをしてくれることはないだろうと勝手に決めつけていました。

だから知らず知らずのうちにkintoneを使ったノウハウや経験やイベントなどの情報を私の方から遮断してしまっていたのです。


ある日、ある方とお話をさせていただいたことで、私の中のある意識が変わることになります。

今までは担い手を「増やそう」と、何かを「教えよう」と一緒に「やらせよう」としていました。
その考えを改めました。こちらから目を付けた人にボールを投げて、拾ってくれなかったりリアクションを取ってくれなくてがっかりするなら、
いっそもうボールは投げずにそこに置いておこうと。
「誰かが拾ってくれたらラッキー」食いついてくれた人を大切にしよう、
担い手を「増やす」のではなく担い手が「増える」ように仕向けていこう、
そういう考えにしました。

なのでまずはkintoneに関するありったけの情報を拾いやすくするため、「kinトレ部屋」というスペースを作り、いろんなサイトへのリンクやサンプルアプリなどを徹底的に整理しました。

またいつか詳細公開します

もっともっと社内でkintoneを自分から触って管理できるようになる人が増えたらいいなと、今まで閉ざしていたkintoneに関する情報をフルオープンにする、それが今回の「開かれた情報」です。

余談ですが・・・


スペースのお知らせ欄には、リンクや画像などを貼ったり文字を入力して装飾することができます。

ただし上限か65,535文字になっていますのでお気をつけください。


これまで取り上げたkintone SIGNPOST


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