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kintone×PCAクラウドの連携を試してみる ~プラグインが追加されました!~
kintoneとPCAクラウドを連携させ、業務の効率化を進める試みをしています。
さて、2023/10/2、PCAから発表がありました。
『PCAクラウド』と『キントーン』をノーコードで 連携可能なプラグインの追加提供を開始 ~新たに21種類のプラグインを追加~
![](https://assets.st-note.com/img/1697706682737-YWGi9ramFR.png?width=1200)
詳細は公式ホームページをご確認ください。
21種類のプラグインを追加!!!
追加するにしてもものすごい数です。
一度情報を整理してみようと思います。
▼ 追加されたプラグインについて
▍PCAクラウド商魂・商管
商魂・商管用のプラグインは、
元々あったプラグインの数は4つ、追加後の数が24個ということでかなりの数が増えています。
今までできていたのは
受注伝票、売上伝票をkintoneからPCAに登録
商品マスタ、得意先マスタをPCAからkintoneに抽出
このパターンだけでした。
追加後は下の図のように5つの伝票と7つのマスタをそれぞれ
kintoneからPCAに登録
PCAからkintoneに抽出
どちらもできるようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1697723694398-gry0U3MkgJ.png?width=1200)
前までの4つのプラグインで試していたことはこれらの記事です。
ここにも書いてあるように、
マスタは PCAクラウド商魂→kintone、
伝票は kintone→PCAクラウド商魂
の流れになっていました。
つまり、マスタはPCAを更新、伝票はkintoneで更新する必要がありました。
今回どのマスタも伝票も登録と抽出ができるようになったことで、
それぞれの会社の運用に合わせてkintoneとPCAどちらを更新しても連携できるようになったのは個人的にはとても大きいです。
※ただし連携にはkintone側でボタンを押す必要があります。
▍PCAクラウド会計
会計で追加されたのは1つだけのようです。
ですがとても期待が持てるプラグインです。
「会計仕訳登録(複合仕訳対応)」
複合仕分けに対応したということなんです!
これも前回書きましたが、今までのプラグインの問題は、
「kintoneのテーブル1行がPCAの1伝票になってしまう」ということでした。
なのであまり実務で使えるかというとそうではありませんでした。
それが1伝票に収まるということなら、かなり実務に近づいた可能性があります。
資料を読んでみると理解するには複雑になりそうなので詳しい内容はまた別記事で紹介しようと思います。
▼ プラグインとアプリテンプレートを取り込んでみる
早速ダウンロードし、kintoneに取り込んでみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1697725110791-Juk8DuGkmd.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1697725152011-isz58BRnGt.png)
めちゃ多い!!!
▍プラグインの設定
テンプレートで作成したアプリにプラグインを設定していきます。
全て試したわけではありませんが設定方法は以前のものと変わりませんね。
領域の選択
割り当て項目の設定
![](https://assets.st-note.com/img/1697752862128-cyr2HuxOCw.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697752940229-XnRyq6CgOW.png?width=1200)
プラグインの設定がうまくいくと一覧画面にボタンが表示されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697753123738-F7IGPdwqXJ.png)
前にも書きましたが個人的にこのボタンが味気ないので、
kintoneっぽいボタンにするためにCSSを書いて「らしく」しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1697753352858-NSt2Vq1ScE.png)
▼ とにかく選択肢が広がった!
ひとまず今回は追加されたプラグインの情報をまとめてみました。
多くのマスタと伝票がkintone ⇔ PCAの双方連携ができるようになったことで、かなり選択肢が広がりました。
見積 ➨ 受注 ➨ 売上
どの段階ではkintoneを使い、どの段階でPCAと使うか。
これに正解はありません。
もう一度業務フローを見直してどうすればうまく連携し効率よく進められるか考えないといけませんね。
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