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#8 「フィンランド教育」と「フィンランドの人から見た日本」

まずは昨日のおさらいから

昨日は、日本の教育に疑問を抱き初め、フィンランド教育に興味を持ち、いまフィンランド教育に関するインターン先で働かせていただいている、というお話でした。

まずはフィンランド教育の説明をしたいと思います。

フィンランド教育とは?

フィンランド教育は、いま現在、世界的に注目を浴びており、とくに子どもの主体性を育めると言われています。


具体的に、日本の教育よりもどこがいいの?


具体的に2つあります。

①生徒それぞれに応じたゴール設定

②主体性を育める制度


「生徒それぞれに応じたゴール設定」について

フィンランドでは、生徒それぞれに対して、先生が人生のゴール設定を一緒に考えてくれるそうです。日本だと、レールが敷かれており、そこから出ようとしたり、ふいに落ちちゃうと、なかなかいい目で見られることがなかったり、サポートもないかなと思います。それとは異なり、フィンランドでは、例えば、一年学年が遅れることに誰もギャップを感じません。一人ひとりが違うことが前提らしいからです。


「主体性を育める制度」について

具体例を3つ挙げながら説明します。

⑴ 子どもに対しての先生の数が多い(他の国より)ため個別対応ができます。①の「生徒それぞれに応じたゴール設定」も先生が多いからこその個別対応が可能になっています。

授業形態が自由です。日本の机が敷き詰められた空間で座りながら、一方的に先生の話を聞く形態ではないです。自由な姿勢で自由にコミュニケーションをとりながら、子ども同士で教え合ったり、先生に質問する形態で授業が行われます。

宿題が少ないです。(日常的にも、長期休暇でも)  子どもはやりたいことができたらそれに時間を費やすことができます。


ここまでの情報だと、「日本っていいところねーじゃん!」って思う方も多いかもしれません。自分もそう思っていて移住まで考えていたのですが、フィンランド人の友だちと話して少し考え方が変わりました。


「フィンランドの人から見た日本」

最近、インターンつながりでたまたまフィンランド人の友だちができました。自分の引きの強さ、運の良さに驚かされます。。。(笑)


その子は、フィンランド移住を考えてる自分とは逆に、日本に移住してきて、こっちの大学に通っています。将来的にも、日本に住み続けたいそうなんです。

詳しく話を聞いてみました。

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まず、フィンランド教育にも至らない部分はあるそうです。

部活がないそうです。(郊外にはあるそうですが)
日本の大学で初めて部活に入って、めちゃくちゃ楽しいことがわかったらしいです。(良くないところ一つしか聞けませんでした、、、)


次に、日本のいいところ。

①人が素敵
  →ポイ捨てを拾う人がいる
  →ぶつかりそうになったらお辞儀する
  →助け合いの精神(ホストファミリーも友だちもみんな優しい)

②ほんとにキレイ
  →トイレ
  →道路

③安全(治安の良さ)

日本独自の、「集団意識」にものすごく惹かれているそうです。みんなありきの社会(他の人も生活しやすいように行動する文化)は他の国にはまずないそうです。 
※もちろん、この考え方に生きづらさを感じる日本人がいることも理解しているらしいです。でも、それでもこの文化が大好きらしいです。

こうやって話を聞くことで、初めて「日本にしかない良さ」に気付くことができますね。なんか、勝手に誇らしい気持ちになりますね(笑)


その子からアドバイスをもらったことなのですが、移住を考えるのであれば、いろんな国を経験してみて、いいところ悪いところ含めて、決めた方がいいそうです。(もちろん、時間にも、お金にも余裕あればの話ですが)


話を戻します。

昨日から、二日間で、「日本の教育に疑問を持って、海外移住を考えている」という話をしてきましたが、今の自分の意見としては、”いい面悪い面しっかり考えた上で決める”ようにしていきたいです。ってかんじです。


ではまた明日✋




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