語学学校で必ず学ぶ "0/1st/2nd/3rd conditional" とは
そもそもConditionalとは直訳すると「条件付き」という意味で、
IfやWhenを使って「もし〜なら」、「〜する時は」のように
条件を絞ってなにかを述べる方法です。
英語で英文法を勉強すると、必ず学ぶ要素です。
まず0, 1st, 2nd, 3rd と4種類に分かれます。
どれも「もし〜なら、***する」というように
条件と結果を表します。
それぞれ少しニュアンスが違います。
0 conditional : 不変の事象「〜の時、場合***する」
1st conditional : 推定「もし〜なら***だろう」
2nd conditional : 仮想「もし〜なら***する」いわゆる仮定法過去、
またはすごく可能性の低い場合の推定3rd conditional : 仮想「もし〜だったら***してた」いわゆる仮定法過去完了です。
大切なのは時制です。
それぞれの例文を見ると時制が少し違います。
この時制の使い分けでどの分類になるかが決定します。
If/Whenのパートを条件として、
残りのパートを結果として時制を見ていきます。
0 conditional
条件:When winter comes,(現在形)
結果:daytime gets shorter.(現在形)
1st conditional
条件:If it rains,(現在形)
結果:there will be traffic around here.(*未来形will)
*この場合はwillのみでbe going toは使いません。
2nd conditional
条件:If I was you,(過去形)
結果:I would do that.(*過去形Would)
*wouldは could, should, might にも変えられます。
3rd conditional
条件:If I hadn't moved to the UK,(過去完了形)
結果:I wouldn't have met you.(*Would+現在完了形)
*wouldは could, should, might にも変えられます。
ややこしいですが、仮想の話か、そうでないのかは
はっきりしないと正しく伝わらなくなってまうため、注意したいところです。
間違いやすいのは、仮想の話でない場合はIf/Whenの条件のパートは現在形になるということです。
たとえば、If it will rain tomorrow, と言うと、
未来のことなのでwillで正しいと思ってしまいますが、
文法的に間違いとなります。
正しくは、If it rains tomorrow, です。
0 conditional はあまり使いませんが1~3についてはよく使います。
日常会話で使いそうな例文をいくつか書いてみました。
よく使う表現 could have, should have
3rd conditional のIf(条件)のパートは省略されていますが、
同じルールで結果のパートだけで成り立ちます。
〜できたのにしなかった、〜すべきだったと後悔するときによく使えるフレーズです。
日常で本当によく使います。
今日の英語はここまでです。