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腹膜中皮腫闘病日記 -vol.13-


前回のお話はこちらをクリック。



前回(2024年5月9日)、
初めて腹水を3リットル抜いてさっぱりしました。

そこからはしばらく快適に日常生活を
送ることができたわけですが、
やはり10日が限界のようです。

1週間ほどでお腹の膨らみもだいぶ戻ってしまい、
10日もすると元通りお腹が
膨れて苦しい状態になりました。


元々腹水を抜くというのは対処療法で
当然根本的な解決ではないことはわかっていましたが、
1週間そこそこで戻ってしまうというのもなかなか辛いですね。

同時に、腹水の溜まるスピードに恐怖も感じます。



今後のスケジュールとしては

5月20日(月) 点滴+腹水を5L抜く
5月21日(火) 点滴
5月22日(水) 点滴
5月23日(木) 入院
5月24日(金) 審査腹腔鏡(手術)
5月26日(日) 問題なければ退院


となっていました。


が、その前に重要なイベントが1つありました。

そう、デザフェスvol.59です。


vol.56から「ただのなまけもの」はデザフェスに出展していて、
5月18日(土)〜19(日)はvol.59でした。
毎度私も搬入や設営、売り子などやっていて、
我々にとっても一大イベントの1つです。


デザフェスは楽しい反面、
すごくエネルギーを消費するんですよね。


そんなイベントが腹水を抜いて
ちょうど10日後に控えていたのです。


当初はとりあたまもデザフェスの出展を
キャンセルすることも考えたのですが、
さすがにデザフェスは諦める選択肢はありませんでした。

仙台同様、無理をしないという約束をして

予定通り出展しました。



腹水を抜いて10日経過していたので
だいぶ苦しみも戻っていたのですが、
搬入搬出は気合いで乗り越え、
開催中は極力座って対応しました。


デザフェスで気にかけてくださった方、
声をかけてくださった方、

本当にありがとうございました。



そんな感じでなんとかデザフェス2日間も
乗り切ることができました。


特にトラブルなく終えることができて良かったです。


デザフェスが終わってひと息つく間もなく、
翌日から通院ラッシュが始まります。

月曜日、月曜日、腹水5L抜きました〜♫
火曜日、火曜日、点滴打ちに行きました〜🎵
水曜日、水曜日、腹水抜いて点滴です♫

(はらぺこあおむしの歌のリズムで)


はい、水曜日は点滴だけの予定だったのですが、
まだ腹水が多いということで
腹水を残り全部抜くことになりました。


腹水を全量抜くのはこの時が初めてだったのですが、
抜いた後に謎の腹痛?
というか圧迫感?のようなものに襲われました。

抜いた直後はその痛みのような
圧迫感のようなものの影響で
歩くことすらままならなかったです。

本当なら腹水を抜き終わった後に
表参道の優雅なカフェでとても大切な打ち合わせがあったのですが
その圧迫感で動けなかったために行くことができませんでした…涙

(結局打ち合わせはとりあたまだけ行きました)


本当にめちゃめちゃ残念でした。


なぜそのような症状が出るのかはわからないのですが、
元々入っていた腹水が全て抜けたことで
逆にお腹がぺったんこになり、その圧力で痛くなったのかな?
と勝手に想像しています。


何はともあれ、そんな感じで腹水が完全になくなり、
腹腔鏡前の通院ラッシュも全て終わりました。


次はいよいよ人生初の入院&腹腔鏡です。



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