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読書方法のメンテナンスに最適/ブックレビュー 「技術書」の読書術

本の紹介:「技術書」の読書術

著者(敬称略):IPUSIRON・増井敏克
発売日:2022/11/4
出版社:翔泳社
ページ数:272ページ

読んだ目的

特許実務やセキュリティ関連のインプットをしていく過程で、技術関係の書籍を読むことが増え、その読み方を学びたいなと思っていたところ、発刊され即購入しました。

レビュー

「技術書」となっていますが、法律書や試験勉強本などインプットを目的とした読書については、すべてあてはまると思われる読書のノウハウがつまった本です。読書術に関するノウハウはいろいろあると思いますが、定期的にメンテナンスして、その時その時でよい方法を模索したいと思いますが、当面、本書の学びに従いそうです。なお、本書は共著となっており、著者ごとに意見は異なる部分がありますが、気になりませんでした。

一つのテーマで3冊読む(84頁)というシンプルな基準、やいわゆる普通の本と電子書籍メリデメ(96頁)、多読法等々、転職後インプットすることの多さに、だらだらとインプットしてしまっていた私には学びが多かったです。

ふせん、マーキングをつかった読書術への言及もありますが、このあたりは、自分に合うものを拾っていくのが良いかなと思います。私は、この本を受けて、チェックはドッグイヤー、3色ボールペン(余裕があれば黄色マーカー)で書き込みながらの読書に落ち着きそうでです。

この本をきっかけにしばらく、多読スタイルで読書をしていこうかなと思っています。

最後になりますが、「積読は解消しない」というあたたかいメッセージが書かれております(笑)。まあ、読むために、とにかく本を持ち歩きましょうとのことで、そのとおりだなと思います(笑)






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