【LEGO日記】厄介なチームメンバーが果たす役割
多くのチームが、ミッションやビジョンを掲げて進もうとする。
行き先が決まったら、後はメンバー全員で、我武者羅にオールを漕いで進むだけ。
同じ船に乗る者全員が、同じ気持ちで動いたら、船は勢いに乗って進むだろう。
しかし、事はそうシンプルには運ばない。
決まった方向を見るでもなく、オールを漕ぐ人をサポートするでもなく、ひたすら内向きで話し合う人が、どんなチームにも多少は存在するものだ。
彼らは推進力を発揮することはないため、船の速度を落とす。
何とかして船のスピードを上げたい人たちにとって、彼らは残念で仕方がない存在かもしれない。
ならば彼らは、航行にとってただの邪魔者なのだろうか?
必ずしもそうとは限らない。
彼らが錘の役割を果たして船のスピードが緩まると、視界に入る情報が増える。
すると本来なら見過ごしてはいけない問題や課題に、気づけることもあるのではないだろうか?
チームに多様な視点を提供しているのが、実は厄介なチームメンバーだとしたら?
また、船のスピードが遅くなれば航行自体は安定するし、船が止まるべきときにはゆとりを持って止まることもできる。
メンバー1人1人にとっての身の安全を確保しているのが、実は厄介なチームメンバーだとしたら?
互いの役割をポジティブに認め合うことが、持続的な成果を出せるチームを作るために必要なのかもしれない。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。
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