りっく

ニュージーランドの不動産と株式に資産の大半を投入する個人投資家。株式投資は成長株と安定…

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ニュージーランドの不動産と株式に資産の大半を投入する個人投資家。株式投資は成長株と安定株のバランス運用。 20代でNZへ→永住権取得→日本へ出稼ぎ→起業失敗→不動産投資が軌道に→海外移住→FIRE生活。 NZの経済や社会、投資情報、移住生活、海外から見た日本などを投稿してます。

最近の記事

NZと豪州のトラベルバブルが開始されてもその他への国境開放が遠く感じる理由

ニュージーランドとオーストラリアの間を隔離措置なしで往来できるトランスタスマンバブルが、いよいよ来週(4月19日)から始まります。 (時事ドットコムニュース 2021年4月7日) 国際的な移動の正常化に向けた第一歩になると期待が膨らみますが、気になるのは”オセアニア以外の国”への国境解放はいつ頃になるのかです。 慎重な姿勢を崩さなかったNZ ニュージーランドからオーストラリアへ隔離なしでの渡航(片道タスマンバブル)は昨年10月に開始されました。 (ロイター 2020年

    • 労働賃金が上がるNZで働けば経済的にゆとりのある生活を送れるようになるのか

      賃金が上がり続けるニュージーランド 今月、NZの最低労働賃金が$18.90→$20/時間に引き上げられました。 継続的な引き上げによって現在の最低時給は2006年($10.25)の約2倍に達しています。 ベースラインの賃金上昇は平均賃金を押し上げ、現在の平均賃金は時間当たり$34.20。 平均賃金の推移を確認してみると、やはり右肩上がりのグラフになっています。 働く人々にとって給料が上がることは喜ばしいことです。 では、こうした傾向(賃金上昇)が続くニュージーランド

      • 劇的な法改正でNZの住宅価格が下がったら高い家賃も下がるのか?

        住宅価格が急騰しているニュージーランド。 1年前との比較で全国住宅価格(中間値)は21%も上昇しています。 2020年2月:64万ドル(4,800万円) 2021年2月:78万ドル(5,850万円) 上昇額:14万ドル(1,050万円) ※日本円換算NZ$1=75円 ニュージーランドの住宅価格の上昇は今に始まったことではありません。 過去30年の推移を確認すると、横ばいや短期の下落を挟みながらも一貫して右肩上がりを続けてきました。 (interest.co.nz)

        • アフターコロナを見据えた投資先として豪州株が有望である理由

          新型コロナの収束はまだまだ先の話... しかし、切り札となるワクチンの供給は徐々に進んでおり、世界経済の先行きには明るさも見え始めています。 中でも感染拡大を食い止めているニュージーランドとオーストラリアは経済回復のピッチが早く、またワクチンの接種も開始されました。 数ヶ月後、両国の経済状況はさらに好転しているかもしれません。 未来を先取りする株式市場にはその兆候が現れており、先月はそれを裏付けるように長期金利がトントン拍子で上昇しました。 <長期金利 2月1日→2

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          コロナによって大ダメージを受けたNZ企業の株が予想以上に上昇した隠れた理由

          好調な業績結果を発表したNZ企業 2月はニュージーランド上場企業の決算報告シーズン。 昨日(2021年2月17日)は下記の4社に特に注目していました。 <1社目>フレッチャービルディング(FBU) フレッチャーはニュージーランド最大の建設会社です。 政府の積極的なインフラ投資と景気回復の波に乗り、上半期決算は市場が期待した通りの好業績でした。 税引前利益(EBIT)は前期比で+47%の大幅増、株主配当は2年半ぶりに支払いを再開し、今年も期待が持てそうです。 <2社

          コロナによって大ダメージを受けたNZ企業の株が予想以上に上昇した隠れた理由

          コロナ禍のNZで進んでいる二極化の背景とその対策

          NZと日本を元のように往来できるのはいつ頃? 先日(9月10日)、ニュージーランド航空について報じられた、現地のあるニュースが目にとまりました。 (NZヘラルド/2020年9月10日) 今年5月、ニュージーランド航空は長距離路線で使用されていたボーイング777-300(7機)を2020年末まで地上保管することを決めていました。 そして今回、ボーイング777-200(8機)についても長期保管の準備に入ったようです。 飛行する可能性が低いとして定められた保管期限は、

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          ニュージーランド産キングサーモンの美味しさの秘密とは!

          日本とニュージーランドのサーモンは種類が違う? 今や、世界中で愛されている日本食。  中でも「お寿司」は日本食の代表格と言ってもいいのではないでしょうか。 ニュージーランド人もお寿司は大好きです。 とてもポピュラーな食べ物として定着しており、飲食店が並ぶ通りやフードコートなどへ行けばお寿司のお店を必ず見つけられます。 ただ、日本とちょっと違うと思うのは「主役のネタ」。  どの店でもマグロはあまり見かけません。 代わりに主役を張っているのが『サーモン』です。

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          コロナが収束しない社会でどう生きる?格差を生むオンラインシフト

          アナログすぎて呆れるしかない日本の役所手続き 日本で多発している豪雨被害。 数十年に一度と言われる規模の被害が毎年出るようになっています。 (J CASTニュース 2020年7月9日) 大雨や地震など重大災害につながる恐れがある際に発令される『特別警報』の運用が始まったのは2013年。 その後7年も経過しているにもかかわらず、毎年かならず見られる光景がこれです。 (NHKニュース 2020年7月15日) 被災者自らが役所へ出向いて、罹災証明などの手続きをするペーパ

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          【NZ株&豪州株】資産が自動で増える特典制度の詳細と手続方法を徹底解説

          ニュージーランド在住の個人投資家りっくです。 今回はNZ株や豪州株で資産形成を目指す方にとって、とても有利になる特典制度について解説していきます。  株式投資で配当収入を得る場合、通常は現金でもらいますが、オセアニア株には配当を『株』で受け取れる仕組みがあります。 Dividend Reinvestment Plan(配当再投資プラン) 全ての銘柄で利用できるわけではないものの、見逃せないメリットがあるので要チェックです。 株主優待が日本株の特典制度というなら、配当

          有料
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