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「冷え性」が老化を早める!?

こんにちは。
ウィメンズヘルスケア担当の飯田です。

先日はクリスマスでしたが皆様はいかが
お過ごしでしょうか?

幸せな時間を過ごした人、
いまいちな時間を過ごした人、
それどころじゃなかった人など
それぞれの色んな時間があったかと思います。

SNSでは「羨ましい」と思う素敵な
クリスマスをアップする人も多かったですね。

私個人はなにやら忙しく、気づいたら
クリスマスの実感なく仕事をしていましたが
(元々「毎年訪れるし」とこだわらないほう)
皆さんの素敵なクリスマスを見て
次回、仕事がなかったら
おしゃれなおうちクリスマスを真似して
みたいなぁと思いました。

さて、寒波がきていますので
今日の記事は「冷え症」です。

冷えが老化を早めるとは
どういうことなのでしょうか。

冷え性の原因

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一般的に冷え症は男性より
女性のほうが多いですよね。

その理由は、女性特有の体の構造が大きく
関与しています。


① 月経がある
女性は子供を授かり産むために
子宮・卵巣などの特有の内臓があります。

体をあたためるには、
血流で熱を運ぶ必要がありますが、
子宮・卵巣は血流が
滞りやすい場所であるため、
体全体に血流による熱が運ばれず
冷えやすい構造をしています。
また、
月経中は一時的に全身の血液が減少
するため余計に体は冷えやすくなります。

② 筋肉が少なく脂肪が多い
筋肉には熱をつくる働きがあり、
その熱によって血液が温められます。
その温まった血液によって私たちは体温を
正常な状態に保っています。

しかし、女性は
筋肉量が少なく、つきにくい
といった特徴があります。

そのため、大前提として
温まりにくいという状態なんです。


一方で女性は
男性より脂肪は多くつきやすい
構造をしています。
これは、
妊娠・出産する役割があることから
赤ちゃんを脂肪のクッションで守るために
必要な構造なんですが、
脂肪は外気温の影響を受けやすく
気温が下がるとすぐに冷えてしまいます。
さらには脂肪には血管が少ない影響で
内側からは温まりにくいため
一度冷えるとなかなか温まらない
という特徴があることから
女性はたくさん着込んで物理的に
体をあたためる必要があります。

さらに、女性ホルモンは自律神経と
密接な関係があることから、
月経・妊娠・産後・更年期など
女性ホルモンによる大きなゆらぎが
ある女性たちは、自律神経のバランスも
崩れやすく、冷え性の原因になるとも
言われています。

そのほかに
冷え性に影響があるものは例えば
甘いもの」です。

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白砂糖を摂取すると血糖値は急激に上昇し
血糖値に伴い体温も上がります。
しかし、身体は急上昇した血糖を下げるために
インスリンを分泌しそこから血糖は急降下、
同時に体温も下がってしまいます。

この血糖の急激な上がり下がりは
内臓の負担が大きく、
続くと血管も傷つけてしまうため
血流の低下を招くことで
結果的に冷え性の原因になるとされています。

また、熱を血液に乗せて体を巡るためには
血液の元手となる「水分」が必要です。

冬は脱水になりやすいため意識して
水分をとることが大切です。

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冷え性はすなわち
血流が悪いこと」のサイン。

血流が悪いと、必要な栄養がいきわたらず
体にとって不利益なことが多く起こります。

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また、女性にとっては死活問題となる
美容面にも大きな影響を及ぼします。

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さらには、血流が悪くなることは
不妊症の原因にもなる可能性があるため
「女性は体を冷やしてはいけない」という
昔ながらの言葉は理にかなっていますね。


では、冷え性改善のために何をするか。

冷え性の対策

1番の近道は

筋肉量を増やして熱を生み出しやすくすること

運動習慣がない人は、
いきなり筋トレを始めるハードルは
高いと思うため、まずは生活に取り入れやすい
運動を一つ見つけてみることをおすすめします。

在宅ワークなど動く機会がない人は

1時間に1回は立って体を動かすこと

デスクワークの合間の運動は
立って1分間お尻で円を描くように大きく回すだけで
十分です。骨盤周囲に血流が巡るように
意識して行ってみましょう。

冷え性」が老化を早める!

そのほかは、

シャワーではなく湯船につかることで
 体温および代謝を上げる

・デートじゃない日は
 お尻やお腹の脂肪が冷えないような
 あたたかい服装を心がける

・鶏肉、ねぎ、にんじん、ゴボウ、
 れんこん、しょうがなど、
 体を温める食材を意識してとる

といった対策がおすすめです。

「身体が冷えるな」というのは
大切な体からのサインです。

正しく対策し
女性としての人生を
美しく元気な毎日にしていきましょう。


ウィメンズヘルスケアアドバイザー

飯田かおり

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