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このマークって何のため?お出かけ前に知っておこう!

こんばんは!
理学療法士の宗像です☺

今年は早い梅雨入りをして、梅雨が明けたらやっと
お出かけができそうな予感ですね!

そんな今日は、お出掛けする際に知っていてほしいマークについて
ご紹介したいと思います。

今日ご紹介するマークは2つだけ!
まず一つ目は、『ヘルプマーク』

このマーク見たことがある方も多いのではないでしょうか?
実際はどんなマークなのか紹介します。

ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。発達障害をはじめ、感覚過敏によってマスクの着用が困難な方も利用されています。
 
ヘルプマークには、対象疾患などがあるわけではありません。もらうための明確な条件のようなものは決まっていないので、申し出を行えば、入手することが可能です。
 
ヘルプマークの配布場所
ヘルプマークの配布場所は、各自治体によって若干異なりますが、基本的に下記のような場所で配布されています。
 
都道府県・市区町村役場の担当課窓口(福祉課など)
保健所・保健センター
福祉センター・市民センター・障害者相談センター
地下鉄各駅(東京都) など

よく見る面は、赤色に白い十字マークとハートマークですが
裏側には、付属のシールを貼っている方が多いです。


この付属のシールには、
~という疾患を持っています。~していたら、~まで連絡をお願いします。
~していたら、休憩を促してください。
など、ヘルプマークを持っている方自身やご家族から伝えたい情報が書いてあります。


ヘルプマークをつけた方を見かけたら
①    電車・バスの中で、席をお譲りいただくなどの配慮を。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目でみられ、ストレスを受けることがあります。
②    駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮を。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
③    災害時は、安全に避難するための支援を。
視覚や聴覚に障害があり、状況把握が難しい方、肢体に障害があり、自力での迅速な避難が困難な方など様々な方がいます。



困っている方がヘルプマークをつけていてどうしたらいいかわからない場合
返答ができなかったりやりとりが難しい場合など一言声をかけて、ヘルプマークの裏側を見てみると支援してほしいメッセージが書いてあるかもしれません。
是非、覚えておいてください!


覚えていてほしいマーク二つ目は『こども用車いすマーク』

こちらのマークはなかなか見かけることが少ないかも知れません。
今回の機会にぜひ、覚えていってください。
車いすのマークが何故あるのか、不思議に思う方も多いと思います。
こども用の車いすは一見、通常のベビーカーと見間違えてしまう人も多いです。
その為、車いすであることを認識されず、さまざまな場面で誤解され、心ない中傷や批判を受けて苦しんでいる方がいます。

『大きいんだからもう歩けるでしょう?』
『ベビーカーは持ち込まずに抱っこか椅子に座らせてください』
「ベビーカーを畳んで乗ってください」

子ども用車いすは、福祉用具です。車いすがないと移動できない子どもたちが使用しています。ヘルプマーク同様に外見からは病気や障害が分かりにくいお子さんもいます。
大きくなっても首がすわらなかったり、一人で座ることができなかったり、歩けない子どもたちがいます。またこの車いすは車体重量だけで10~50kgほどあるものもあり、もっと重いものもあります。子ども一人一人オーダーメイドでつくっているものが多く、簡単にかえがあるものでもありません。畳めないものも多く、たとえ畳めても片手で持ち運べるようなものでもありません。

駅などでは普及するためにポスターなども掲示されるようになってきています。

ヘルプマーク・子ども用車いすマークをみかけたら
見守ってあげてください。
そして、困っていたら助けてあげてください。

これから少しずつお出かけできる日常が戻ってきたときに
少しだけ周りを見て、もし見つけたら、思い出してもらえると有難いです。
そして暖かい配慮とご支援をお願いします。

今回もありがとうございました!👍

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