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こどもの可能性を広げる。

こんばんは☺
理学療法士の宗像です!

なんか、壮大なタイトル!笑
で、はじまりましたがいつも通りです!
いつもはおもちゃや絵本の紹介をしたりしていますが、今回はちょっと視点を変えてお子様のことを考えていければと思います。

いきなりですが
最近よく聞くジェンダー○○
ジェンダーレスやジェンダーギャップ、ジェンダーバイアス
なんだかよく聞くこの言葉
大人や社会だけのものだとなんとなく思っていませんか?

この言葉の中でも特に今回お話したいのは、ジェンダーバイアスについて
どの親御さんも子供たちには、すくすく伸び伸び成長してほしいと願っていると思います。そう思っているものの、もしかしたら?知らず知らずのうちにお子さんを決めつけてしまっていることがあるかもしれません。

その中でも、ジェンダーバイアス
「男の子(人)だから、女の子(人)だから」を基に男女の役割を考えることや偏見・差別を持つことです。
このように書くと
いやいや今時女の子だから男の子だからなんて考えないよ
そう思う方も多いと思います。

ですが、女の子だから赤色、男の子だから青色
女の子だからお人形のおもちゃ、男の子だから車のおもちゃ
こんな風にイメージを持ってしまうことはありませんか?
こういった本来は色や形・物など性別とは関係のないはずのものを、無意識のうちに分類してしまうことがありませんか?

このようなジェンダーバイアスの中でおかれていると
子どもたちの可能性は、狭いものになってしまいます。

女の子だから○○できない
男の子だから○○にはなれないそんな風に可能性を狭めてしまっては
もったいないと思いませんか?

私自身も生活している中で、思い返す事があります。
無意識に男の子だから、女の子だからと思ってしまっている部分があったなと常々振り返っています。

大切なのは、女の子だから男の子だからにとらわれずに
子どもたち自身のやりたいことを自分から進んで選べること
子どもたちの持っている能力可能性を発揮できることだと思います。


時代とともに偏った考え方は減ってきているものの
私たちの生活に無意識的に根付いてしまっている考えがあると思います。
ふとした時に、そういえばジェンダーバイアスって言葉あったよな
いまの言い方どうだっただろうか、と考えていただけるきっかけになればと思います。

余談ですが、今回お話したジェンダーバイアスと言う考えは世界各国でも見直されています。それらを数値化して確認することができる【世界経済フォーラムが発表する「ジェンダーギャップ指数(GGI)】というものです。この指数は、経済・教育・健康・政治の4分野のデータから作成されて2006年から毎年発表されています。

世界的にみると、ジェンダーギャップが最も少ないとされている国はアイスランド
世界で最もジェンダー平等が実現されている国として、評価されています。
では、日本はどうなのか?

2022年の日本の順位は146か国中、116位です。
2021年は156か国中、120位と先進国の中では最下位に近いです。

国としても、社会としても見直そうとしている部分です。
明日明後日でどうにかなる問題ではありませんが、少しずつ見直すことが大切なのだと思います。そして、ジェンダーバイアス以外に沢山のバイアス(先入観や偏り)があります。そういったもの全体にも目を向けられるような会話も親子で出来るといいですね。
あれっておかしいよね?これってどうなんだろう?
子どもの無限大の可能性をより大きいものにできるように
私たち大人がその可能性を狭めてしまわないように
ジェンダーバイアス覚えていただければ幸いです。

絵本でいろいろな場面に触れながら
ジェンダーバイアスについて学べるものがこちら

今回もありがとうございました👍

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