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趣味探しの旅路

趣味とはそもそも何だろうか。
なかなか簡単に答えられるものではない気がする。
”趣味は何か” を答えるために ”趣味とは何か” を考えている。


◆「趣味はなに?」 何気ない会話の茶飯事な質問だと思うが、自分にとってはかなりの難題に感じられる。まあこういう時は、その定義から演繹するのが定石だ。

◆しかし、趣味の定義がまた難しい。趣味とはどのように定義できるだろうか。辞書には <仕事としてではなく、個人が楽しみとして行っている事柄> とある。なるほど、だがどこかしっくりこない。

◆そうなると自分で考えたくなってしまうのがヒトの性。

◆というわけで、 ”趣味とは何か” を考えてみる。

◆”趣味とは”
時間を忘れて熱中できるもの:必要性はありそうだが十分性がない。
持続的なもの:娯楽との差異化を図る。娯楽は一過的なイメージ。
特別感:習慣との差異化を図る。(※)
(※)例えば、ランニングが習慣である人とランニングが趣味である人とでは何らかの違いを感じるが、それはとりわけて趣味として選んでいるという特別感があるのではないだろうか。

どうだろうか、まだ必要十分がはっきりしていない。これでは不十分であり、ひょっとすると不必要なものもあるかもしれない。

◆特に何もしていない自分は無趣味ということになるのだろうが、”趣味とは何か” が不明瞭なのに「趣味は無いですね」と言うのもおかしなことだと思うわけだ。

◆”趣味” の定義しづらさは、”右” の定義しづらさと似たようなものに感じる。”右” を定義しようとすると、相対的な表現になる。”趣味” も同様に相対的な表現になるのだろうか。

◆であるならば、絶対的な表現をしようとしている今の試みは錯誤であるのだろう。ともあれ、趣味の正体がわかるまで、まだまだ考えなければ。


定義云々と書きましたが、自己完結甚だしいので色々な人に聞いてみたいですね。そこから考えるのもまたおもしろそう。

まあ、とりとめのないことですが。
そんなに考えこまなくてもいいようなことを深く考えるのは好きです。
あ、これって趣味なのかな。

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