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中学公民-21 よく出題される資料について

Ⅰよく出題される資料

国家財政の歳出と歳入の変化

 歳入や歳出の変化について示したグラフや表を読み取らせる問題が多い。

 近年のデータと古いデータを見比べる問題が多く、社会保障関係費や国際費の増加、公共事業費の減少などが読み取れるようになると問題が解けるようになります。


年齢区分別人口の推移

 表やグラフで年齢別人口の推移を読み取らせる問題です。日本は少子高齢化社会であることを念頭に置いて、問題を解けるようにしましょう。


Ⅱよく出題される論述問題

女性の社会進出

 男女共同参画社会の説明や、女性が社会進出するために必要なことを述べる問題などが問われます。教科書の説明を覚えて下さい。


違憲立法審査権の説明

 裁判所が持つ違憲立法審査権を説明する問題です。国会と裁判所の関係を抑えておくと対応できます。


消費者の保護

 製造物責任法(PL法)やクーリング・オフ制度の内容を説明する問題です。教科書の説明を覚えておいいて下さい。


地球温暖化防止

 地球温暖化防止に向けて、個人で出来る対策について述べる問題が出題される。


その他出題されやすい内容

 インターネットのメリット・デメリットや地球温暖化防止のための日本の取り組みなどもよく出題されますので、教科書の説明の部分をしっかり読んでおいて下さい。


Ⅲよく問われるテーマ

①日本国憲法と人権

日本国憲法:現在の日本の憲法で、国の政治の基本となる最高法規

平等権:すべての人間が等しく扱われることを保証する権利

自由権:自由にものを考え、発表し、行動することを保証する権利

社会権:人間らしい生活を送るための生活の基礎を保証する権利

公共の福祉:社会全体の利益のこと、これにより人権が制限されることがある


②選挙

普通選挙:一定の年齢に達したすべての国民に戦況権が与えられること

直接選挙:有権者が代表者を直接選出すること

平等選挙:1人1票の投票をすること

秘密選挙:誰が誰に投票したのかを分からせないこと

小選挙区比例代表並立制:小選挙区制と比例代表制からなる現在の衆議院選挙の方法

公職選挙法:選挙権や投票の仕方など、選挙の仕組みを定めた法律

与党:政権を担当する政党

野党:政権を担当しない政党

連立政権:複数の政党によって内閣が組織、運営されている政権


③暮らしと経済

流通:商品が生産者から消費者に届く流れのこと

家計:家庭の経済活動のこと 所得を元に消費や貯蓄等を行う

製造者責任法(PL法):欠陥商品による被害の賠償を製造者に義務づけた法律

クーリング・オフ:訪問販売などで一定期間内は無条件で契約を解除できる制度

労働三権:労働基準法・労働組合法・労働関係調整法の3つの法律

株式会社:株式を発行して、資本を集めて経営される企業のことです


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