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MMT的消費税問題

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消費税によるGDP詐欺と日本の窮乏化、もしくは「経団連の犬がいるよね」

大将 そういえば、にゅんさんもnote始めたんだね。

にゅん あ、みたの? たまにはね。

大将 俺に謝辞はないのか?

にゅん あーごめん(笑)

大将 まあいいって。面白かったし。でな。あの図を使うとおれの言いたいことが言えそうなんだよ。ちょっと借りるよ。

おかみ どういうことを言いたいのかを先に行ってほしいんだけど。

大将 こうかな。

 高齢化や地方の衰退で日本は衰えつつあるけれども

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マルクス哲学、MMT、れいわ新選組(XI)消費税制こそが「人間使い捨て国家」を作ったやんね!その6

 その1
 その2
 その3
 その4
 その5
 その6(いまここ)

にゅん ここまで来たら、くやしいから法人にとっての消費税を徹底的に考えてみたいと思うんだ。細かい不正とかは抜きにすれば、基本はこれなんだけど。

消費税は消費者の支払い時点での貨幣の破壊

にゅん これが大問題だよということはまず抑えておこう。資本からの徴税を減らして生活者からだけ奪うなんてとんでもない話だから。

おかみ 

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マルクス哲学、MMT、れいわ新選組(X)消費税制こそが「人間使い捨て国家」を作ったやんね!その5

 その1
 その2
 その3
 その4
 その5(いまここ)

(その4の続きです)

「消費税で丸儲け」は可能なのか?おかみ 父にはトンデモ呼ばわりされたけど、そんなことないと思うのよね。うまくいきそうな気がするわ~! 思い立ったが吉日\(^o^)/
海外に二号店を作って、国内の課税仕入れを利用すればお客さんの消費税をゲットできるって(前回参照)。

大将 少々良心が痛む気がするが。

おかみ 

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マルクス哲学、MMT、れいわ新選組(IX)消費税制こそが「人間使い捨て国家」を作ったやんね!その4

追記:本記事には重大な間違いがありました。解決編は「その5」にて。消費税シリーズ、目次を付けたわよ 
 その1
 その2
 その3
 その4(いまここ)

(その3の翌日)

おかみ えっとさ。宿題の「海外事業を持つ企業が輸出戻し税を利用して、国内の消費者から受け取った消費税を自分のものにしてしまう話」を図にするってことなんだけど。あたし気づいちゃった。この日本の消費税制度さえあれば、バカでも大儲

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マルクス哲学、MMT、れいわ新選組(VIII)消費税制こそが「人間使い捨て国家」を作ったやんね!その3

おかみ えと、前回の宿題なんだけどさ...あたし実はちょっとこんががっちゃてさ。

にゅん どうした?

おかみ なんかさ、ダブルカウントみたいなことをしてる気になっちゃって。

大将 それな。ほとんどの人は最初そうなる。だからそこは整理した方がすっきりするよ。単純なトリックがあるんだな。

おかみ じゃあさ、あたしの疑問は前回の「一般的な説明」の図なのだけどね。

おかみ 輸出還付金ってのは、み

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マルクス哲学、MMT、れいわ新選組(VII)消費税制こそが「人間使い捨て国家」を作ったやんね!その2

(その1の続き)

大将 前回オレは消費税制度はそれ自体が輸出補助制度にほかならないって言ったけど、ちょっと正確じゃなかったな。まずはその理解にたどりついてほしいけれど、本質はこうだな。

・最終輸出者の付加価値が免税される
・下請け以下の付加価値税は国庫でなく最終輸出者の資本になる(金利付き)。
・さらに国内の付加価値税分すらめっちゃ控除できるから国内事業で圧倒的優位に立てる。

おかみ ちょっ

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マルクス哲学、MMT、れいわ新選組(VI)消費税制こそが「人間使い捨て国家」を作ったやんね!その1

(その一週間後)

おかみ にゅんさんいらっしゃい。

にゅん こんばんは!おかみ復活したの?

おかみ あー、やっと子供の体調がよくなったからね。ほら、あたしらシングルマザーはほんと苦しいよ。働かないとさ。なにしろほら、「人間使い捨て国家」だからね。

にゅん ホントにねえ...

おかみ でしょ~。こうなったらもう、一刻も早く明石さんの言うとおりに法律を変えないとだよ!あの政策をれいわ新選組に

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