見出し画像

相手に信頼してもらうための効果的な方法

以前、信頼関係の構築について記事を書かせていただくことがありました。

その記事の中で
相手に信頼してもらうためには、
何度も同じ相手と会ったり、
接触することが有効だとお話しさせてもらいました。

今回は
相手に信頼してもらうための効果的な方法をお伝え出来ればと思っています。

人は一度に深く、
相手のことを知ろうと掘り下げて
お互いの距離を縮めるよりも
何度もなんども会った方が、その相手に好感を持ちやすいという傾向があります。

このことを単純接触効果またはザイオンス効果と呼びます。

人は何度も会ったり、話した相手を好きになる傾向が強いのですが、
それにはこんな理由があります。

初めのころ、
特に初対面の頃には
その相手または物がどんなものか分からず
未知数なので、その相手に対して
手探り状態で話しを進めることになるかと思います。

その状況のとき、
相手の理解に費やされるエネルギーというのは
ものすごく大きくて労力も要しますが、

何度も会っているうちに、
それこそ共通点が見つかったり
話しが弾んだりして

「私はこの人を知ってる!」という状態へと
移っていきます。

このよく分からないものから
よく分かるものへと変化することは
とても意味があります。

何度も見たり聞いたり、
会ったりすることってそれほど
威力が大きくて

最初は、
相手のことがよく分からないので
この人どんな人なんだろうと
相手の言葉や表情を注意を注ぐことが中心になりますが

何度も顔を合わせることで、
お互い安心して関わることが出来る…ことに繋がると思います。

そうして行くうちに、
お互い親しみやすい関係に繋がり、
相手も心を開いてくれるようになります。

営業のときでも、
その手法は使われていて

優秀な営業マンの先輩は
実に何度も同じ新規の法人さまに
足を運んでいて、
一度で説明できる所も
先方の方の都合が良ければ二度と三度と出向いて説明することをされています。

それはひとえに相手の印象に残るためだったり、たわいない雑談を通して、
会社に対しての相手への理解を深めるため
だったりします。

いきなり商品説明や、
サービスのことを話すのではなく

時間があればたわいない雑談から、
相手との共通点を探し仲良くなることで
取引先の方の抱えている問題や、
困っていることもお伺いする。
それが本来の目的になります。

よく知らない相手には心を開けずらいけれど、
よく知っている相手には心を開いてお話しすることが出来るからです。

長くなりましたが、
皆さまも身近な方と何度も顔を合わせることで
コミニュケーションを深めていただけたらなと
思っております。

#心理学 #単純接触効果 #仲良くなる方法 #対人援助技術

この度はお立ち寄り下さり、ありがとうございます。ニュイの考えに共感いただけたら、サポートして下さると喜びます!!サポートいただいた分は、今後の執筆活動のための勉強資金として大切に使わせていただきます。