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社会人ってこんなに辛かったっけ

どうも、激乳酸菌部の部長です。

私事で大変恐縮は別にしないが11月21日(月)から約半年ぶりに社会人復帰を果たし、早1か月が経ってしまった。

久しぶりに働いてみて「社会人辛すぎワロタ」ってなったのでニート時代~社会人復帰迄を振り返ろうと思う。ニートに戻りたい。嗚呼。


闇堕ちニート、爆誕



以前勤めていた会社を退職したのが今年の6月末。


去年の秋ごろから来年の何月に会社を辞めるにはあーしてこーしてという退職までのプランを十二分に練ってから辞めたので、よくありがちな


「もうやってられないんだわさ!あたしこんな会社やめりゅ!」


といった突発的な退職ではない。


退職する5ヶ月前に上司にその旨を伝え、滞りなく引き継ぎ業務を行い、何十回も送別会を行ってもらった。極めて計画的、かつ円満な退職だったと思う。(周りの人はどう思っていたかわからないが、、)


しかし、計画的な退職だった、と格好をつけて書いたが辞めるまでの流れは緻密に計画していたのにもかかわらず、辞めた後の立ち回りは全然考えていなかった。


引き継ぎ業務が思ったより大変だったのとシンプルに考えるのが面倒だったので、「まあ何とかなるっしょ!」と謎にポジティブな姿勢でダラダラと後回しにしたまま結局退職日を迎えてしまう。脳みそのキャパが圧倒的に不足している。


そんなADHD末期である僕でも退職した時点で1つだけはっきりしていたことがあった。それは

・自分は7月1日付で無職になる



という紛れもない事実。



っていうか無職とニートって何が違うんや?と思ったためニートの定義をググってみると

5歳以上 34歳以下で,どの学校にも通学しておらず,ふだん収入を伴う仕事をしていない独身の若年無業者のこと 。
ニートとは -コトバンク


ふむ。


確かに僕は今年で26歳なので5歳以上34歳以下という条件を満たしているし学校に通っていなければ仕事もしていない。それに独身の若年無業者という条件もすべて満たしている。


じゃあワイは7月1日から正真正銘のニートやんけ!という悲しい事実に気付き、ニート期間をどう過ごそうか必死に考えた。この時点で5月末くらい。


考えた結果、目標がないとダラダラと日々を過ごしてしまい、2度と社会復帰出来ない気がしたので3つの目標を持ってニート生活を堪能することに。

・使った時間に責任を持つ


・人生の夏休みだと考えてハチャメチャに楽しみ、悔いのないニート生活を送る


・5年間も高い雇用保険を払っていたのだからせめて失業保険だけはしゃぶり尽くす


といったやや邪なモチベーションをもってニート生活を堪能することを決意。


使った時間に責任を持つ」はお気付きの方がいるかもしれないが神漫画「SKETDANCE」に出てくるIQ160の天才生徒会長、安形惣司郎の台詞である。前だけを見て進むニートにならなければ。



「人生の夏休みだと考えてハチャメチャに楽しみ、悔いのないニート生活を送る」は今後の人生で二度とないかもしれないニート期間を悔いの無いよう過ごしませう、といった感じ。ハチャメチャに楽しまなければ。


「5年間も高い雇用保険を払っていたのだからせめて失業保険だけはしゃぶり尽くす」に関しては前職に努めている間、ざっくりではあるがトータルで70万以上給料から天引きされていたので少しくらい返せやボケ!といった厚生労働省に対する憎しみから生み出された悲しい目標である。


ちなみに雇用保険料の計算式だが以下の表を参考にしてほしい。

何で建設業だけ高いねん


僕は前職が建設業だったので毎月のお給料から0.4%(?!)も天引きされていたのだ。


基本給が30万くらいだったので僕の場合は


300,000×0.04=12,000円


残業代からも引かれるので仮に残業代が5万円だとした場合


(300,000+50,000)×0.04=14,000円


が毎月のお給料から引かれることになる。むごい。これが搾取か。(搾取されるのは精液だけで十分なのだが…。)


このように僕が毎月シコシコと払ってきた雇用保険料を少しでも回収するには失業保険を受給する以外方法はないわけだ。


保険金うんぬんよりも厚生労働省に一矢報いたいという考えで「早期に再就職」という選択肢を排除し、徹底的に失業保険を受給することに。

そうして斜に構えた闇落ちニートが爆誕してしまった。


自主退職における失業保険の罠


ニート期間を過ごすうえで「失業保険をしゃぶり尽くす」という課題を解決しなければならなかったが今思うと当時の僕は楽観的過ぎた。


そもそも失業保険というものをよく理解しておらず、「なんか退職するときにめっちゃ手続きしたから失業保険の手続きもその中に含まれてるやろ!」と完全にこれから始まる有休消化期間に浮き足立ってしまい、事前調査なるものをしないままニートになってしまった。


退職日が近づいてきたので流石にそろそろ調べるか…と重い腰を上げて失業保険に関する情報を調べることに。


失業保険っていうくらいだから失業したら割とすぐもらえそうやな!とワクワクしながら失業保険について調べるとまあ出るわ出るわ絶望的な条件が…


自主退職した人間が失業保険を受給するうえで注意するポイントを簡単にまとめると



・会社都合で退職した人は退職日から7日くらいで受給できるが自己都合で退職した人間は退職日から約3ヶ月(!?)経たないと受給できない



・失業保険を受給するにはハローワークで就職活動を行う必要があるため最低でも月に2回はハローワークに通わなければならない


・なんか思ったよりももらえなさそう



という事実。なんだか自己都合で退職した人間に厳しすぎないか?


ハロワに通わなければ受給出来ない、という点に関してはハロワに通うのは初めての経験で内心楽しみということもあり特に問題はなかったのだが、


・失業保険を受給するまでに3ヶ月空いてしまう


・3ヶ月待ったとて貰える保険金は少ない


という2点が非常に頭を悩ませた。


退職日から3ヶ月待機しなければならない、とあるが僕の場合は6月末に退職し、実際に給付金が振り込まれるまで実質退職から4ヶ月ほど待たなければならなかった。貯金がなかったら確実に野垂れ死んでいただろう。


自己都合の退職の場合、4か月待つのに加えその間にハロワで職業相談という名の就職活動を何回か行わないと失業保険は給付されないので注意が必要だ。


(個人的に僕の担当のおばちゃんがめっちゃ優しいのと色んな求人情報が見れるのでハロワに通うのは苦ではなかった。)


というか「しゃぶり尽くす」と表現するのもおこがましい程失業保険で貰える金額は思ったよりも少ないので僕と同じ考えをしている人は十二分に注意してほしい。


いや失業保険よりも俺のおちんぽの方がよっぽどしゃぶりがいがあるやんけ、というのが貰える金額を見た時の率直な感想だった。


おちんぽ以下の失業保険金を半年かけて貰うよりもさっさと次の仕事を探して働いたほうがおちんぽ的にも金銭的にも良いことは間違いないのだがそんなことをしてはニート期間を満喫できないし何より払ってきた雇用保険金を回収できない。


貰えるもんは貰わなきゃ損というケチな性格が災いし、2023年の1月までニートして2月から就活すっべ!と改めてニートになることを決意。ここまで来たら意地である。


この記事を書きながらいやさっさと働いとけよアホと心底思うのだがそんな事を今更悔やんだところでどうしようもないのだ。


ということでニート生活編に突入します。


ニート生活


退職を機に青森県大間町から札幌市中央区に引っ越したので、大都会札幌で念願のニート生活を送ることに。


働いていたときは毎日朝7時前には事務所に出勤し、8時から朝礼を行っていたがニートには出勤する義務も、朝礼を行う必要もない。


早寝早起きという概念を捨て、寝たいときに寝て起きたいときに起き、好きなことを好きなだけする生活を送る毎日。
(ごめん安形、使った時間に責任なんか持てないや。人間は愚かだね。)


使った時間に責任は持てないがせめてニート期間は楽しんでやろうと鼻息を荒くして毎日どこかに出かけていた。


平日の午前中にスーパー銭湯でじっちゃん達に囲まれてサウナに入ったり、友達と時間を気にせず夜通しゲームをしたり、猛者が集う平日日中の個サルに参加してチンチンにされたり、鬼の形相でオナニーをしたり、伊達メガネをかけて図書館に入り浸ってみたり…

振り返るとニートのくせに1日中家に籠る、という日はあまりなかった気がする。ニートは忙しい。


寝る時間や次の日の仕事を気にせずにやりたいことをやる毎日は控えめに言って最高だった。
社会人時代は毎週日曜の夕方に観るサザエを憎んでいたものだがニートになってから観るサザエは心なしかどこか妖艶でエロティックに見えたものだ。


そんな楽しい楽しいニート期間はあっという間に過ぎ、気が付けば10月になっていた。マジで一瞬で夏が終わった。


オナニー後の賢者タイムで「もうそろ年末だしボチボチ次の会社探すかあ…」と事後処理をしながら考える事が多くなってきたため、ハロワで担当のおばちゃんに紹介された会社の面接をとりあえず受けることにした。


なんか給料良さそうだしおばちゃんもおススメしてるからここでええか、というファミレスでメニューを決める時くらいのノリで就職先を決めてしまった。


※皆さんには「就職先を決める際はじっくり考えてから決めた方がいい」という裏技的な知恵を授けておきます。就職先ガチャって実はあまりおススメされていないらしいです。

面接は10月中旬に2回行われた。



偉い人2人と1次面接を行い、それをパスするといよいよ社長面接!といった次第だった。


面接は6年ぶりのイベントとなるためどのような立ち振る舞いが求められるかなんてさっぱり忘れてしまっている。



出たとこ勝負やな、と謎に腹を括り面接当日まで精神力を高めるためオナニーに勤しんだ。オナニーのし過ぎで常に賢者タイムであるため、もはや「賢者」そのものと言って差し支えない領域に達していたと自負している。


面接を受ける、というよりはこの賢者がお前らを面接してやろう、といったモチベーションで面接当日を迎えることが出来た。もちろん面接当日の朝もしっかりオナニーをしたので抜かりはない。


念には念を、という意味で当日の朝は普段観ることのないニューハーフもののAVで抜いたので普段とは比べものにならない、段違いの賢者タイムで面接に臨むことが出来た。この世の全てが灰色に映る。


※ちなみにニューハーフもので致した感想としては後悔9割、新たな扉を開く可能性1割という結果になった。「泉水らん」ちゃんに顔射、ではなく感謝。


さて、なるほど結果的にオナニーにより面接を乗り切ろうとする姿勢は大成功だった。


賢者の前にはどんな質問も愚問に成り代わり、堂々とした立ち振る舞いは面接官を圧倒した。失うものがない賢者は強い。


面接前にオナニーをすることで賢者タイムという最強のバフを利用して面接を乗り切る、といったテクニックは字面で見るよりも実用性が高い、ということを声を大にして言いたい。オナニー面接攻略法とでも命名しようか。



これから面接を控えている皆さんにはオナニー面接攻略法をぜひ試してほしい。


1次面接、社長面接を終え、会社から採用の通知が届いたのは11月の初旬だった。オナニー面接攻略法が確立された歴史的瞬間である。


余談だがハローワークのおばちゃんの元にわざわざ社員さんが出向き、あんなに良い人材をありがとうございます、とお礼をされたそうだ。30年ハローワークに努めているおばちゃんでも初めての経験らしい。


あたしも鼻が高いわよ、と誇らしげなおばちゃんにオナニー面接攻略法のおかげですね!とは言えなかった。


そして社会人復帰へ


長々と書いてきたがそんな感じでハチャメチャなニート期間を終え、無事に11月21日に社会人復帰を果たしてから早くも1ヶ月が経ってしまった。


察している方もいるかもしれないが結局中途半端な時期に就職先をきめてしまったので失業保険を満額もらうことはついぞ叶わなかった。結果的に約半年間、ただただ遊び呆けてしまった。別に後悔はしていないが。
(ちなみに失業保険金は3ヶ月で40万ちょいしか給付されなかった。コスパ最悪なのでガチで真似しない方がいいです。)


やはりというか想定はしていたが半年間ニート生活というぬるま湯に浸かりきってからの再就職はほんとにきつい。
こんな激務を毎日こなしている社会人の皆様を心の底から尊敬するばかりである。


僕はまだ業務というよりかは研修中なので時間が経つのが遅いし家に帰ってからはご飯を食べ、お風呂に入ったらすぐにウトウトしてしまう毎日である。


そんな激動の毎日にW杯が同時並行で行われていたので睡眠時間がなかなか確保できなかったが無事にメッシが有終の美を飾ってくれたのでようやく人間らしい生活が送れそうで安堵している。決勝戦でディ・マリアにエジルが憑依したのが個人的ハイライト。


そんなこんなで少なくともこの社会人生活があと40年は続く、という信じがたい現実に憤慨しながら記事の結びとしたい。


※最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
あと、おススメのニューハーフAV女優がいたらコメントで教えてください。光の速さで作品買います。




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