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金の特茶ダイエット

ここ最近、脳死でAPEXばかりしていた。先日も友人とカジュアルを回しているとそういえば最近note更新してなくない?とナチュラルに詰められたので顔面蒼白で文章を打ち始めている。

ちなみに「最近note更新してなくない?」と詰めてきた友人は昨シーズンソロマスを達成した猛者中の猛者。そんな猛者に詰められたら万年プラ4床ペロ勢の小生には為す術がない。

可及的速やかにnoteを更新しなければウィングマンで脳天をぶち抜かれるだろう。プラ4がマスター様に口答えは許されない。ランク格差の闇は、深い。

ちなみに新シーズンは今のところアッシュ可愛い。新マップ広すぎ。トリテ多すぎワロタ。って感じです。よろしくお願いします。

ということで本題。


冷静なくそデブ化


最近、というかここ数年、学生時代に比べてかなり体重が増えた。

学生時代は62kgだったのが今や75kg。身長は168cmなので立派な肥満である。良く言えば超わがままボディ。悪く言えばくそデブ。


168cm/75kgは紛うことなきくそデブであることは間違いないが、ここまでただ闇雲に太ってきたわけではない。むしろ冷静に、確実に太ってきたという自覚はある。


紛うことなき冷静なくそデブなので、自分が太ってしまった原因はよくわかっている。


サッカー、フットサル三昧だった学生時代はよく動き、よく遊び、よく食べた。社会人になった現在もよく遊び、よく食べている。変わったのは運動する機会がめっきりと減ったこと。よく遊んでよく食べるだけで運動しない生活が続くとどうなるだろうか。簡単だ。くそデブになってしまうのだ。


要は「運動する機会が減ったが食べる量は変わらない」が原因でくそデブ化したということ。

「冷静に、如何なる時でもクレバーに」をモットーに25年生きてきたのだ。冷静に太ってきたならクレバーに痩せればいいだけの話。

仕事もサッカーもAPEXもダイエットも、勝つのはいつだって冷静な人間だ。「勝利」と「冷静さ」は並列な関係として、常に相関している。


痩せるためには


ということで痩せるためには「運動する機会を増やして食べる量を減らす」が一番の近道だということが判明した。

「判明した」とドヤ顔で語っているが考えれば普通にわかることだよな、と文章を書きながら思ったが気にせず進める。

痩せるためには「運動する機会を増やす」「食べる量を減らす」の2つのテーマを同時に進行させる必要があるので、以下にテーマ毎に現段階での見解をまとめておきたい。

1.運動する機会を増やす

これに関しては「非常に厳しい」と回答せざるを得ない。

毎日授業終わりに部活動に勤しむ無尽蔵だった学生時代に比べ、くそデブ化したアラサー男性に仕事終わりに運動をするスタミナは、残されていない。

近くにジムもなければこれから雪も降り寒さが厳しくなる冬の季節に突入する、といった環境も考慮し、運動する機会を増やすのは「非常に厳しい」といった回答にしたい。僕ではなく環境が悪い。環境のせい。


2.食べる量を減らす

これに関しても熟考を重ねた結果「非常に厳しい」といった回答にせざるを得ない。

日々の仕事で溜まったストレスは「ドカ食い」することで解消している面を鑑みるに、ドカ食いをやめると解消されなくなったストレスは溜まり続け、精神的におかしくなってしまう可能性が高い。

さすがに精神を病んでまで痩せるか、痩せはしないが精神的に安定した生活を送るか、を天秤にかけると精神的に安定した生活を優先しなければならない。

よって、断腸の思いではあるが食べる量を減らすのも「非常に厳しい」といった回答にしたい。


ということで運動する機会を増やすのも、食べる量を減らすのも「非常に厳しい」ということが判明した。悔しい。痩せたいけど環境も悪いしダイエットのせいで病むわけにはいかない。冷静なくそデブはクレバーにダイエットが不可能である、ということを悟った。


出逢い


環境が悪いだの精神的におかしくなっちゃうだの幼稚な言い訳で恐縮だけど結果的に痩せるのは無理そうだな、諦めて夜食のカップ麺とファンタでも買うか、とスーパーの飲料コーナーに立ち寄った際、衝撃的な出逢いをした。


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そう、最近CMでもよく見かける金の特茶

普段からジュースしか飲まないのでお茶を飲む機会がまったくなかったが、「体脂肪を減らすのを助ける」というフレーズが目に入ったので思わず手に取ってしまった。
俺の体脂肪を減らすのを、助けてくれるのか…?

とりあえず金の特茶を一本購入し、帰宅。一体どういうロジックで体脂肪を減らすのを助けてくれのだろうか。早速検索してみよう。


サントリーの特茶公式HPを開き、驚愕した。

どうやら金の特茶は特定保健用食品(通称:トクホ)に分類されているらしい。

特保(特定保健用食品)とは、生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品のことです。消費者庁長官の許可を得ることにより、特定の保健の用途に適する旨を表示できるようになります。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより)


なるほど。


「トクホ」だから体脂肪を減らすのを助けてくれるわけか。これは凄い。

待てよ。

ということはつまり理論上は金の特茶を飲めば飲むだけ体脂肪が減ることになるんじゃないか?

凄いぞトクホ。偉いぞ金の特茶。飲むだけで痩せるなんて、魔法のような飲み物がこの世にあったとは…!

ぶっちゃけスーパーで手に取った時は半信半疑だったが、金の特茶が「トクホ」ということなら話は変わってくる。なんせ消費者庁の長官のお墨付きなのだ。きっと恐ろしいほどに体脂肪を減らすのを手伝ってくれることだろう。

サンキューサントリー。サンキュー消費者庁長官。

金の特茶ダイエット


金の特茶という救世主の登場により、諦めかけていたダイエット計画は再び実行される運びとなった。


「運動する機会を増やして食べる量を減らす」は「金の特茶を飲む」で置き換えられることが判明したので具体的な作戦としては「とりあえずジュースの代わりに金の特茶を飲む」ということでコンセンサスが取れた。


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フットサル中の金の特茶~ザバスミルクプロテインを添えて~


気付き


金の特茶ダイエットを1~2週間継続してみて気づいた点がいくつかあったので簡単に羅列してみる。


・あれ、お茶、イケるやん

これに気付けたことが一番デカかった。

根っからの甘党なので幼少期から飲むのは専らジュース一択だった。別にお茶は嫌いではないが「なんかニガいしマズイ」という理由で今までほとんどお茶を飲む機会がないまま気づけばアラサーになっていた。

マジで年に1回飲むかどうかのレベルだったのでたまにお茶を飲むと「ファンタの方がうめえな」とファンタの偉大さを再認識して終わる。

25年間そんなことを繰り返してきたのでダイエット前は金の特茶、毎日飲めるのか…?という心配があったが杞憂だった。毎日飲んでいると慣れてきて「美味しくはないけど飲めないことは無いしお茶独特の苦みも悪くないわね」と自分の味覚レベルの成長を確信。

金の特茶は、最高だ。


・万能感がすごい

これに関しては普段からジュースを好んで飲んでいる筆者が抱えていた独特なコンプレックスを解消したことにより、得られたものである。

ドリンクバーでお茶を飲む人を見て「なんでジュースがあるのにわざわざお茶を飲むんだろう」と不思議な気持ちになっていた。

だが、不思議な気持ちと同時に「お茶を飲む人」のカッコよさを羨む自分がいたのも事実。

カラオケでウーロン茶を飲んでいる友人と自分を比べて「メロンソーダを飲んでいる自分なんかと違ってあいつは大人だなあ…」と今考えると意味の分からない卑下をしていた。

だが、金の特茶を飲み始めた今ならわかる。今ならメロンソーダよりもお茶がしっくりくる。

上記の経緯を踏まえたうえで金の特茶を飲むと「ついに俺も"オトナ"の仲間入りか…へへへ…」と謎の万能感を得ることができた。

金の特茶は最高だ。


安心感


金の特茶を飲むと上記の万能感とは別に、安心感も同時に感じるようになった。

後述するがこの時に感じる安心感が非常によくない方向にワークしてしまうこととなる。

そもそも「普段からジュースしか飲まない人間がいきなりジュースではなくお茶しか飲まないようになる」という試みについて。

普段からジュースを飲まず、お茶を飲み慣れている人からすれば何も難しいことはないだろう。

だが25年間お茶を避け、ジュースを飲み散らかしてきた僕にとっては非常に困難であり、危険でもあるチャレンジングなチャレンジとなった。

何度スーパーやコンビニで金の特茶ではなくファンタグレープやデカビタを手に取りそうになったか。

何度職場の自販機でリアルゴールドやPOPメロンソーダを買いそうになったか。

様々な誘惑を断ち切り、金の特茶を選び続けるチャレンジの過酷さは筆舌に尽くしがたいものがあった。自分がこんなに辛抱強い人間だと思わなかったのでいい意味で期待を裏切られた。やはり勝つのは常に冷静な人間か。

断腸の思いでジュースを振り切り、達成感と安心感に包まれて飲む金の特茶は心なしか涙の味がした。

金の特茶は、最高だ。



落とし穴


そんな過酷な試練にも耐えて1週間が経過したころ、ある考えが頭をよぎる。

「金の特茶ばかり飲んで代謝が究極にブーストされている今だったらある程度爆食しても大丈夫なのではないか…?」

金の特茶ダイエットを始めてから自然と爆食をしなくなり、このままバチコリ痩せてしまおう、というタイミングでこの発想。

日常的に飲んでいるジュースを金の特茶に置き換えたことによりブーストされた基礎代謝はある程度のカロリーを粉砕してくれるだろう。という冷静な分析により、すなわちある程度の爆食は許容される。と結論付けてしまった。

ある程度は爆食しても金の特茶さえ飲んどけばが何とかなる、という謎の安心感。

持ち前の冷静さと安心感が完全に裏目に出てしまっている。

最初はお菓子を軽くつまむ程度だったのが段々エスカレートしていき、果ては深夜のカップラーメンにたどり着く。

深夜にカップラーメンというどう考えてもくそデブ化を促進する愚行中の愚行を犯しているのにも関わらず僕の頭の中は

「金の特茶が何とかしてくれる♡♡」

というお花畑状態。

金の特茶さえ飲んでいれば大丈夫、というガバガバムーブの末、落ちかけていた体重は見事に増加し、華麗なリバウンドを見せつける結果になった。


まとめ


というわけで金の特茶ダイエットを開始し、1週間ほどで2キロくらい痩せたのだが持ち前の冷静さが裏目に出てしまい、見事にリバウンドしてしまった。

こうなった原因は様々あると思うが、一番の原因は「僕が金の特茶を飲む量が足りなかった」に尽きると考える。

リバウンドの原因を鑑みるに、金の特茶を飲む量が少なかったせいで爆食により蓄えられた体脂肪を減らせなかった可能性が高い。

つまり、今後は爆食に耐えうるだけの金の特茶を飲まなければならない。爆食をするときは同じだけ金の特茶を爆飲すればある程度の効果が見込めるだろう。

ということで「爆食するときは金の特茶を狂ったように飲む」をリバウンド対策とし、金の特茶ダイエットに再チャレンジしたい所存である。

再チャレンジの様子は気が向けばまたnoteに纏めようと思う。


金の特茶は、最高だ。




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