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不発弾ポップコーン!と私が6歳の時に亡くなった父との想い出話

小腹が空いたからポップコーンを食べた 
ポップコーンを作って食べた
市販のポップコーンじゃなくてポップコーンのもと!から作る方法
豆を火にかけて爆発させるやつ


こんなやつ

完成品として袋詰めされて売られてるポップコーンには入っていないけれど
自分で鍋にかけて作ると不発弾ができるよね? わかります?

全く爆発しないものや中途半端に爆発したもの
見た目は普通だけどやや不発弾で歯ごたえがあるもの
うっかり噛むと歯に悪いもの
硬すぎて歯に悪いものや、
ちょっと固いけど逆に歯ごたえがあっておいしく感じるものもある

これは好みだけれど時々ちょうどいい硬さの歯ごたえがある食感のものがある、、これは私も好きなんですよ

こんな時思い出すことがある

父親の言葉だ

私の父親は、私が六歳の時に36歳の若さで肺癌で亡くなっている
なのでこの記憶は私が六歳以下の時に聞いたものであることは確かな事実だ

父が生きてた頃、同じように豆から作るタイプの作ったことがある
私が作ったのではなく父が作ったの横で見ながら
その後一緒に食べたんだが、やはり不発弾や中途半端なものがあって

家族で、これは食べれないとかこれは避けて!とかやってるときの記憶で

明らかに不発のやつを!『こっちの方がおいしいぞ!』
父が喜んで選んで食べていたのを思い出す、明らかな失敗作を好んで選んで食べる!というのが斬新で新鮮だったんだろう、なにしろ6歳以下の頃だから、、笑

記憶って不思議なものでつまらない日常やふとした発言などをずっと覚えてたりするものだ

なので現在54歳の私であるが
ポップコーン豆から作るたびフライパンに残った不発のポップコーンをかじりながら父のその発言を思い出すのであった

全くオチのない話で申し訳ない、、終わり

ここからは余談ですが

父親に早く亡くなられた息子は自分が父親の年齢以上まで生きるというイメージが全く想像できないという現象になるらしい??

みんながみんなそうではないとは思うけれど少なくとも私はそうでした

父親が亡くなった年齢 36歳、以上の未来の自分が想像できなくて若い頃は36歳までのことしか考えられず、人生設計36歳 で生きていました
 
父が亡くなった年齢を超えた時非常に不思議な感覚になったのを覚えていますその後余生のような感じで生きています

こういう自分だけかなと思っていたのですがそうでもないみたいですね

ある日テレビを見ていたら役者の京本政樹さんがそんなような発言をされていてこれは自分と全く一緒だって思った記憶があります

というわけでポップコーンを豆からフライパンで作るといつも父のことを思い出しますという話でした

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ではまた


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