見出し画像

「笑顔」に拘り続ける理由。

「ブログ」を書く習慣がない私は気まぐれに思ったことを残したい時に書く。

書いてない間にカンボジアの小学校に手洗い場を建設するためにクラウドファンディングを7月3日から開始した。
それも、もうすぐ終わる…。

そのクラウドファンディングの新着記事を各メンバー2回ずつ書くのだけど私の場合、提出する直前まで何を書くか悩んだ。
言葉は言霊となる。
誰かに何かを伝えたい とか思うのだけど、ここで書くみたいに「気軽」ではなくて
支援してくれる方々、クラウドファンディングのページを開いてくれる方々の目に入るものだと考えると言葉遣いとかあまり感情的にならずに書かないといけないと思ってしまって、結局、何回も書き直して提出した。

このクラウドファンディングの新着記事に書かせていただいた「行動力がなかった私をつき動かしたもの」 私の原動力を書いていて自分自身が笑顔に拘っていることに気づいた。
どうしてここまで笑顔に拘るのか考えたことがあったので纏める。

これも自分の為。
自分の為だけど誰かに何かが届くと嬉しいなって。

「私が笑顔に拘る理由」

「僕たちは世界を変えることができない」を観て読んでカンボジアに行く前からカンボジアにハマった

行きたいと思った理由が「人々の笑顔」だった。
その映画の映像には
ポル・ポト政権下で起こった大虐殺のこと
エイズとたたかう人達のこと
小学校を建てるだけじゃなくて
歴史のこと、病気のこともリアルに映っていた。

「なんでこの人たちはこんなに笑ってるんだろう。」

笑うことができなくなった事があった。
高校で受けたイジメが原因で。
先輩に言われてた。
「態度に出すな」「顔に出すな」「笑うな」「泣くな」
この言葉。

勿論、自分はそんなつもりは無い。
無意識に出るものを意識しても治らなくて
いつも言われる。
先輩にこんなこと言わせてしまってるんだ。
何とかしなきゃいけない。
と、異常なことを思い始めた。
あの時の自分は異常だった。
でも異常なことに気づかないくらいマヒしていた。

そこで自分がしたのは、
感情をなくすこと。
自分に自分で言い聞かせる。
「態度に出すな」「顔に出すな」「笑うな」「泣くな」
これで段々と笑えなくなった。
泣くことなんてできなくなった。
これでいいと思った。
だけど、何をしても辛いことだけは変わりなかった。
楽になることなんてなかった。
それを半年くらい続けた。
ある時、「あ、無理だ。1度帰ろう。」
どこかでプツンって糸が切れた。
自分はこのままここに居ると、壊れてしまう。
だけどたぶん、自分が気づいた時には既に壊れ始めてたんだと思う。
福岡の実家に帰ってきた、その日から無気力な状態が続いた。
昼間は部屋のカーテンは締め切って
夜になると聞こえてくる幻聴に悩まされた。
泣くことすらもできなくて、どうしようもなくて
部屋をぐちゃぐちゃにした。
毎日毎晩。
それも時間が経つと落ち着いていく。
その時に出会ったのが「僕たちは世界を変えることができない」だった。
すごく衝撃を受けた。

当時すごく栄えてたはずの国で、あんな虐殺があって
教師が足りない、医者が足りない、
教育を満足に受けることができない、
病気になっても病院にすら行くお金が無い

それなのに笑ってる。

「なんで?」

「なんであんなに笑って、目を輝かせてられるの?」

現地の人たちって本当に瞳がキラキラ光ってる。
なんでそんなに笑ってられるのか理解ができなかった。

だからカンボジアに行きたいと思った。

19の時、カンボジアに行った時にカンボジア人に聞いてみた。
「なんでそんなに笑顔なの?」
「辛い時でも笑ってた方が未来は明るいからね」

何も言えなかった。

狭いところに
暗いところに
深いところに
閉じこもってた。
そうすることで自分を守ってきた。

強いなぁ、この人たち。

自分がとてつもなく弱く思えた。

それが当時、思ったこと。

それから何回かカンボジアに通っている。
TANEMAKI PROJECTのお手伝いをするために。
手伝いをしながら子供たちの笑顔の写真を撮るんだ。

笑顔はどんな人でも持っている素敵なものだと思うんだ。

感情は伝染していくものだと思っている。
もし私が暗く落ち込めば、周りの空気も何だか暗くなる。
もし私が笑顔で居れば、周りの空気もホワッと明るくなる。
そして周りの人も笑顔になる。
それなら断然、笑顔でいた方がいい。
そして笑顔になることで自分も周りも楽しいなって幸せだなって思える瞬間が一瞬でもあるなら、
それは宝ものだから。

そんな素敵な宝ものを少しでも増やせるなら私は行動を続けていく。
ブレない軸は持ってる。
その手段は何でもいい。
自分がその時にやりたいと思ったことで
笑顔に繋がるなら何でもやる。
自分本意にならないように
現地の人達と何か一緒にできて、それが笑顔に繋がるなら、それでいい。

1度、感情を失った。
人を好きになる気持ちも
笑うことも泣くことも怒ることも
できなくなった。
というか、分からなくなった。
好きってなに?
笑うってなに?
泣くってなに?
怒るってなに?
そんな感覚。

色んな人と出会ったり、地元の友達と再会したり
色んなところに行くようになって
徐々に取り戻した。
たくさん悩んで、たくさん自分と向き合って、たくさん人と関わって
ちゃんと泣けるようになったのは
初めてカンボジアに行った時から。

色んな人と出会って文化に触れて体感して
激動の約1週間。
スタディーツアーの最終日に色んな思いと感情と一気に溢れた。

それから、今はちゃんと笑うことができる、泣くことができる。

できるようになるまでは、
とてつもなく辛かったキツかった苦しかった。

人が怖かった。
でも今は、人が大好きだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クラウドファンディングは残すところ、あと24時間。
最終日です。
現時点で744,000円、96名の方にご支援いただいております。
誠にありがとうございます🙇‍♀️
皆様のおかげできっと、たくさんの笑顔を咲せることができます。

残り時間もあと少し、最後まで応援よろしくお願いいたします。

〜クラウドファンディング新着記事〜

☆笑顔がいっぱいの世界にしたい

☆行動力がなかった私を突き動かしたもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?