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日本の外で知ったこと

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日本の外に出たことで知ったこと、気づいたことなどとまとめたマガジンです。 旅エッセイのような、そうでないようなものの集合体。
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#海外生活

「自分のものさし」がない私は、「自転車乗り」をめざすことにした。

ドイツ生活を始めて、1年が過ぎた。 「 海外生活 」というものにずっと憧れがあった私にとっ…

ニョコロ*
4日前
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私の国籍と人種は、ときどき迷子になる

ハワイ、グアム、韓国、台湾、インド、シンガポール、バリ、イタリア。 これらの国と地域は、…

ニョコロ*
2か月前
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奮闘の春闘と無駄な説法。

なぜかこんなラップ的なライムを刻んだタイトルが思いついてしまった。 なのでヘッダーのイラ…

ニョコロ*
3か月前
40

議論から始まる語学学校。

 語学学校が始まった。 私は15日間あるコースの5日目からスタートという、ちょっと半端なス…

ニョコロ*
5か月前
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ずっと誰かが我慢している国。

一時帰国をしてきた。 まだ日本を離れてから7ヶ月ほどなので、すんなり日本の暮らし方に馴染…

ニョコロ*
6か月前
61

祖母をおくり、冠婚葬祭の本質に気づく。

日本へ一時帰国して、祖母をおくってきた。 90歳超えの大往生と言える年齢で亡くなったことと…

ニョコロ*
6か月前
67

愛しのパン・コン・トマテ。

「パン・コン・トマテ」という料理がある。 これは、スペインでもカタルーニャ地方でよく食べられる郷土料理だ。 私がパン・コン・トマテの存在を知ったのは、多分テレビ番組の「アナザースカイ」だったと思う。 グルメ雑誌dancyuの編集長である植野広生さんがバルセロナに行った回があって、世界一のパン・コン・トマテを求め、あるレストランを訪ねていた。 その番組内で植野さんは「最後の晩餐にするならパン・コン・トマテ」と言っていたのが、とても印象的だった。 そんな美味しいものをたくさん

混沌としたクラスの先に「世界」を見た。

私の通う語学学校のクラスがわかりやすく学級崩壊しかけている。 学級崩壊に世界標準があるか…

ニョコロ*
9か月前
55

彼の「故郷」は、写真の中で輝いていた。

先日、語学学校の授業の中で「あなたのHeimatstadtについて書いて説明しましょう」というもの…

ニョコロ*
9か月前
83

みんな「借りてきた猫」だった。

今日は語学学校の初日だった。 今までオンラインでいくつかドイツ語のレッスンを受けてきたけ…

ニョコロ*
10か月前
52

ドイツ暮らしで「人に優しく」の前にした方がいいことが見えてきた。

ドイツ生活を始めてまもなく4ヶ月になる。 まだまだできないことや慣れないことばかりだけれど…

ニョコロ*
10か月前
116

フランスとネスプレッソとアイスコーヒー。

 日本にいる時から、私はネスプレッソユーザーだ。 一人暮らしをしているときから持っていて…

ニョコロ*
11か月前
75

ヨーロッパのLCCが色々面白かった。

フランス・イギリス旅の後半戦。 ここからはイギリスでの出来事をまとめていきます。  イギ…

ニョコロ*
1年前
61

「何も考えていない人」から脱出したときのこと。

現地の言葉も、英語もまともに使えず乗り込んで、当然ながらうまく行かないことがあったフランス・イギリス旅。 今回は前の記事の後半戦です。 (が、コミュニケーションできるほど外国語が話せないままパーティーに参加して失敗した、ということがわかればこの記事は読めます) ***  立食パーティーからのディナー。  会場を移動することになり、私の足取りは重かった。というかあまり記憶がない。きっと手前で言われた「Do you study English?(英語の勉強はしているの?)」と