マガジンのカバー画像

日本の外で知ったこと

30
日本の外に出たことで知ったこと、気づいたことなどとまとめたマガジンです。 旅エッセイのような、そうでないようなものの集合体。
運営しているクリエイター

#海外生活

私の国籍と人種は、ときどき迷子になる

ハワイ、グアム、韓国、台湾、インド、シンガポール、バリ、イタリア。 これらの国と地域は、…

ニョコロ*
2か月前
55

奮闘の春闘と無駄な説法。

なぜかこんなラップ的なライムを刻んだタイトルが思いついてしまった。 なのでヘッダーのイラ…

ニョコロ*
3か月前
40

議論から始まる語学学校。

 語学学校が始まった。 私は15日間あるコースの5日目からスタートという、ちょっと半端なス…

ニョコロ*
5か月前
66

ずっと誰かが我慢している国。

一時帰国をしてきた。 まだ日本を離れてから7ヶ月ほどなので、すんなり日本の暮らし方に馴染…

ニョコロ*
6か月前
62

祖母をおくり、冠婚葬祭の本質に気づく。

日本へ一時帰国して、祖母をおくってきた。 90歳超えの大往生と言える年齢で亡くなったことと…

ニョコロ*
6か月前
67

愛しのパン・コン・トマテ。

「パン・コン・トマテ」という料理がある。 これは、スペインでもカタルーニャ地方でよく食べ…

ニョコロ*
8か月前
130

混沌としたクラスの先に「世界」を見た。

私の通う語学学校のクラスがわかりやすく学級崩壊しかけている。 学級崩壊に世界標準があるかはわからないけれど、クラスの状況はだいぶ悪い。日本人の私から見たら「動物園以上、学級崩壊以下」という感じだろうか。かなりギリギリな感じがある。 いくつか要因はあるのだが、概ね理由はこんな感じだ。 ①クラス内のレベルの差がありすぎる今のクラスには、 という人が混在している。 そのために先生がドイツ語で言っていることが一言でわかる人と、何を言っているのかさっぱり分からない人がわかれる。

彼の「故郷」は、写真の中で輝いていた。

先日、語学学校の授業の中で「あなたのHeimatstadtについて書いて説明しましょう」というもの…

ニョコロ*
9か月前
83

みんな「借りてきた猫」だった。

今日は語学学校の初日だった。 今までオンラインでいくつかドイツ語のレッスンを受けてきたけ…

ニョコロ*
9か月前
52

ドイツ暮らしで「人に優しく」の前にした方がいいことが見えてきた。

ドイツ生活を始めてまもなく4ヶ月になる。 まだまだできないことや慣れないことばかりだけれど…

ニョコロ*
10か月前
116

フランスとネスプレッソとアイスコーヒー。

 日本にいる時から、私はネスプレッソユーザーだ。 一人暮らしをしているときから持っていて…

ニョコロ*
11か月前
75

ヨーロッパのLCCが色々面白かった。

フランス・イギリス旅の後半戦。 ここからはイギリスでの出来事をまとめていきます。  イギ…

ニョコロ*
1年前
61

「何も考えていない人」から脱出したときのこと。

現地の言葉も、英語もまともに使えず乗り込んで、当然ながらうまく行かないことがあったフラン…

ニョコロ*
1年前
43

「 言葉は道具である 」と気づいたとき。

出かける前、私が読んだこちらの本の中でスティーブ・ソレイシィ先生がおっしゃっていた言葉です。 今思えばフランス・イギリスに行く前、私はこの言葉の意味を半分も理解できていなかったように思います。  ノンネイティブだからと開き直ってガタガタの英語を使うことには抵抗があるし、そんな自分を誰かに見せたくない、失敗したくないというプライドも少なからずありました。  なにより英語が話せる夫の隣で、自分は話せないという恥ずかしさもあります。変なことを言って後で何か直されたり、失礼なこ