自己紹介

初めまして.たくしーと申します.

東京の大学院にてざっくばらんに情報学を勉強してます.

SNSでは文字数が足りないのでNoteを書くようになりました.最近は人とも喋らず日本語を忘れてしまいそうなのでブログというより日記を書いてみようかと思っています.

基本喋り方に敬語は使わない方向で行きます.独り言をカフェの隣で聞いてる感覚で読んでいただけると幸いです.

授業ってなんだろう

2020年から大学院に進学した私,コロナ時代の私には大学の卒業式も大学院の入学式もなかった.

大学院の授業は4月からずっとオンライン授業.Zoomで朝から晩まで授業を聞き研究する毎日を過ごしている.

私は授業を聞くのが苦手だ.学部時代,授業を聞いても頭に入らずリアクションペーパーにも配布スライドや撮った写真からそれらしいことを書き提出していた.

もちろんそんな状況では質問など生まれるはずもなく,虚空を見つめながらただただ無駄な時間だとか,非効率だとか,サークルで何をしようかだとかそんなことばかり考えていた.

オンライン授業ではこの現象はさらに加速し,カメラが写っていないのをいいことに携帯ばかりいじって頭に入らず,課題が出ては頭を抱える毎日だった.

面白くない授業ってなんだろう.教授の自己満足なのかな.

質問をすること

単位のためだけに取る授業はモチベーションも低く楽しくない.でも一つだけ面白い授業があった.

それは,Comment Screenという画面上に匿名で書き込んだコメントが画面上に流れるサービスを使い,教授が生配信者のようにコメントリアクションしながら解説する授業.

これが生徒の興味を引き,100人ほどの授業なのにコメント総数は毎回200以上,わからないことやしょうもないことを拾ってくれるのでコメントのやりがいもある.

コメントを考えるということは授業の内容を理解しなければツッコミができない.私には効果覿面であった.

元々は興味のないVRの授業であったがツッコミを入れつつ理解していく過程の中で大好きになった.自身の研究テーマも変えてしまうくらい影響を与えてくれた.

きっと普通に教室で聞くだけではこんなに興味をそそられなかったであろう.

自分に必要だったのは授業に対する熱意ではなく,質問できるくらいの興味と環境だったのだと生まれてこの方初めて知った.

思い返せば小学生の頃通っていた塾はどんな時でも先生に質問ができ気軽に話せるような友達みたいな先生だった.

子供も大人も興味や質問することへのハードルを取り除くことは探究心や好奇心を掻き立てる最低条件だったのだ.

社会人になる前に自身の学習方法を確立できたのは良かった.

ただ一つ問題なのは,環境が揃っていない授業は自分にあっていないと体が断定してしまい全く覚える気にならないということだ.

なんとかしてモチベーションを保たねば.とりあえずオンライン授業だし,一緒にアマプラでもみよう.

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