偏差値95を叩き出した男の英語学習とモチベーションの保ち方

皆さんこんばんは。レディ・ガガです。違うか。

 昨今「リスキリング」という言葉をよく聞きます。社会人になって学ぶ機会が少なくなった人々が、より一層のスキルアップを目指すために「学び直
し」をするという考え方です。

 そこで私が得意な英語の学習方法とモチベーションの保ち方について書いていきたいと思います。英語だけでなく、「学習」全般に通じるところがあります。酔っ払ってますが、可能な限り正気を保って書いていきたいと思います。少しでも参考になれば嬉しい限りですm(__)m

私の学生時代

 まずはご紹介する学習方法でどれだけ成果が出せたかをご理解いただくために、昔話をさせていただきます。

 私は小学生の頃、勉強が好きではありませんでした。それは中学校に入っても変わらず、内申も全然良くなかったです。しかし中学1年生の3学期、初めて内申で「5」をとりました。それが英語でした。
 その時、「あ、やばい、この教科だけは絶対に負けたくない」と思いました。それから、英語だけは熱心に勉強するようになりました。

 高校に入り、教科書を見て悶絶しました。「なんだこのレベルの高さは。。。What do you have for breakfast?とか言ってる場合じゃねえ。。。。」 絶対に負けたくないという気持ちは変わらなかったので、毎日何があっても英語を2時間勉強すると決めました。
 それを決めてから、マジで3年間やり抜きました。盆と正月に祖母の家に行っても、部活で帰るのが9時過ぎても、どれだけ眠くても(真冬に窓全開にして目覚まして勉強してましたw)、絶対に1日2時間英語を勉強しました。

 そして高校2年の夏、筆記模試で英語の偏差値95を叩き出しました。先生に「いやこれ点数かと思ったわwこんな偏差値見たことねえww」と言われました。高校2年の夏とか本気で勉強始めている人も少なかったのと思うので、一番差がついていた時期だと思います。

 高校を卒業し、大学入学直後に受けたTOEICは850点くらいでした。TOEICの問題一度も見たことなかったので、対策していればもう少し取れていたと思います。

 自慢をしたい訳ではなく、頑張れば誰でも一定の成果を残せるということを伝えたいのです。私は地頭がよくないですが、本気でやってきたことは誰にも負けない自信があります。もう殆ど勉強してないですが、英語の語彙はめちゃくちゃある方だと思います。だから、本気で頑張りたいと思うなら、皆さんにも本気で取り組んで欲しいのです。努力したら結果はついてきます!!

英語学習の重要性

 ここまで熱く語りましたが、英語学習の重要性は低いと思っています。正確に言えば、低くなってきている。何故かというと、技術が進歩しているからです。

 今はAIがめちゃくちゃ進歩しています。BERTとかたGPT-3とか、精度の高モデルが登場しています。いわゆる「自然言語処理」と「音声認識」を組み合わせれば、同時通訳とかも直に出来るようになるでしょう(今はまだ精度や速度に問題あり)。もし同時通訳が高い精度で実現したら、コミュニケーションは機械に任せれば良いのです。

 英語を学習したい理由って「海外旅行に行きたい」とか「仕事で必要だから」とかですよね。これってあくまで「コミュニケーション」という目的を果たすためのツールという位置づけです。例えば営業職でいえば、英語が話せても魅力的な提案が出来なければ受注できない。実際、私は前職で外資のお客様に英語でプレゼンして、失注しました。

 ですので、もっと「問題解決力」とか「クリエイティブスキル」とか、(現状は)機械に出来ない部分の力をつけたほうが良いと思います。とはいえ「人の温かみ」みたいなものは機械にないので、直接コミュニケーションをとりたい人がいるのも理解できます。個人の価値観なので、学習したい人は心から応援します!!そのためにnote書いてるわけなので^^

日本の英語学習

 日本は、決して英語教育に恵まれた環境ではありません。政府も葛藤していますが、目的と手段に矛盾が多いカリキュラムだと思います。以下の記事も読んでみてください。

〈反対の署名運動も〉都立高入試に導入「英語スピーキングテスト」に“英語教育の専門家”東大教授が指摘する問題点

 私は専門家の意見にめちゃくちゃ賛成です。でも政府として、何かをしたい気持ちも分かる。学習の専門家と政府で、しっかり落としどころを見つけていくべきだと思います。
 中学の時「This is a pen」とか習いましたが、「これはペンです」って日本語で言ったことありますか?私は一度もないですし、多分これからもずっと言わないです(笑)。日本の英語教育は、実用性があまりにも加味されていないのです。

 あと言っておきたいのが、TOEIC。これこそ目的と手段の乖離です。
 日本で主流のTOEICは「Listening & Reading Test」というものです。つまりインプット特化型。「話す」「書く」というアウトプットがないのです。よく企業の募集要項で「TOEIC〇〇点以上」とかありますが、TOEICで点数取れてもビジネスで使えるとは限りません。しっかり「話す」「聞く」「書く」「読む」の4技能を測れる試験が主流になってほしいなと思います。TOEFLとかIELTSとかですね。

学習方法

 前段長くなりました。いえ、長くなりすぎたのかもしれません(全裸監督)。ここからは具体的に、学習する上で大事なことを4つ書きます。

①忘却曲線を意識する

 みなさん「忘却曲線」ってご存知でしょうか?以下のようなグラフ見たことないですか?

「エビングハウス忘却曲線」から分かる効率的な復習のタイミングとは? | マナブレイン
https://mana-brain.com/post-302/

 これは復習の重要性を示したグラフです。
 
 一回学習しただけでは忘れていく、というのは当然ですよね。忘却曲線の面白いのが、「復習をして思い出すと忘れづらくなる」ということなんです!私が学生時代にずっと意識してきたことです。当時から勉強&復習を繰り返してきたおかげで、今でもあんまり単語や文法を忘れている気がしません。復習しすぎて、グラフがほぼ水平になっているんだと思います(笑)

 人間の脳は結構キャパが狭いです。なので、こういう脳のメカニズムを利用することにより、脳にとっても記憶がしやすい環境を作ってあげるのです。

②声に出す

 声に出すことにより記憶に定着しやすくなります。当時から無意識にやってましたが、めちゃくちゃ大事だと思います。私の憶測ですが、五感を2つ使っているからだと思います。読むだけだと視覚しか使わないけど、声に出すことで視覚と聴覚を使います

 私は声に出したいので、図書館で勉強することはありません。ずっと家でブツブツ言いながら勉強してました。それは社会人になって資格の勉強をしているときも同じでした。 

 以下の記事も面白いので読んでみてください。

③誰かに説明する

 これはですねーめちゃくちゃいいです。言語は記憶することも多いですが、文法とかはロジックの側面もあるので、人に説明することで自身の理解度をチェックできます。

 例えば「Get out of hand」という言葉があります。これは「コントロールが利かなくなる」という意味です。原義は「手から離れる」なので、なんとなく意味はわかりますが、覚えるだけですよね。
 一方で「A whale is no more a fish than a horse is」という文章があるとします。これは「馬が魚でないのと同様に、クジラも魚ではない」という意味です。これは「A is no more B than C」⇛「CがBでないのと同様に、AはBではない」という構文です。文法は記憶ですが、この文章を作るのは文法に基づいたロジックが必要です(正確にはこの構文もロジックで説明できるので、文法含めてロジックで説明できること多いですが)。

 こういうロジックを説明することで、自分の理解を再確認できると同時に、復習にもなり記憶に定着するのです。説明相手がいない場合は、自分に説明しましょう。いつまでも自分は最高のパートナーです。

④毎日(定期的に)やる

 毎日でなくてもいいんですが、「この日にやる!」と決めたら必ずやりましょう。これは、もちろん復習のためでもあります。しかし、「何事も諸行無常だから」という理由もあると思っています。
 例えば、最近「タグる」ってありますよね。Google検索ではなく、インスタなどでハッシュタグで検索することです。これは最近出てきた言葉ですが、言葉は日々変化しています。新しい言葉が出てきたり、逆に死語が出たりもします。
 常に物事は変化しているので、最新のものにキャッチアップする必要がある。そのためにも、定期的に続けることは大事なのです。どうやって継続するのか?は、次に解説します。

モチベーションの保ち方

 モチベーション保つのって難しいですよね。実際やりたいこと・やるべきことを分かっていても、やる気にならない。誘惑も多くある。そんな中で「どうしたら継続できるのか」を解説します。

①「大目標」と「小目標」を決める

 まず、必ず目標を設定してください。目標がないと「なんのために頑張っているか?」「自分がどこに向かっているか」がわからなくなり、モチベーションが低下します。そして、その目標を「大目標」と「小目標」に分けます。例えば、

  大目標:2023年中にTOEIC900点取る
  小目標:2022年中にTOEIC600点取る

みたいな感じです。

 なぜ目標を複数設定する必要があるかというと、目標を達成するとドーパミンが分泌されモチベーションが上がるからです。ドーパミンは報酬系の「快楽物質」と言われるものです。いわゆる「気持ちいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」ってやつですね。甘いもの食べたときにも出るので、スイーツ食べて「美味しいぃぃぃぃぃぃ」ってなってる時を想像してください。また食べに来たくなりますよね、それです(笑)。
 定期的に達成感を味わうことで、楽しく(気持ちよく)なり、モチベーションが維持できます。

②数字で追う

 数字で追うことで自分の現在地を把握することが出来ます。繰り返しますが、「数字で追う」ことが重要です。

 さっきのTOEICの例をとると、「2022年に600点取れた!2023年に900点取らないといけないから、2月のTOEICでは700点を目指してみよう。そしてreadingとlisteningで弱い部分を見つけて、そこを徹底的に対策する。6月までに800点取れれば、2023年の900点も射程圏内だな」的な感じです。これで現在地を把握しモチベーションを保ちます。

 定性的ではなく定量的な目標です。「女の子にモテるために英語出来るようになる」ではなく、「TOEIC900点取れたら良い企業に入れて女の子にモテるから、TOEIC900点を目指そう」といった具合です。
 自分がどこを目指しているのか、今どこにいるのかということを確認できないと、モチベーションが低下します。資格の勉強をする時「だいたい何時間やれば合格できるか分からない!」という状況で頑張れますか??私は絶対ムリです(笑)

③とりあえずやってみる

 色々書きましたが、やる気にならない時って絶対あります。そんな時どうするか。それは「とりあえずやる」のです。

 例えば、仕事から帰ってきてヘトヘトの時。何もやる気しないですよね。それでも、机に向かって15分だけやるのです。これどこかの本にも書いてあってめちゃくちゃ共感した記憶があります。全くやる気にならなくても、とりあえずやりだすとやる気が出てくるんです。あら不思議。このメカニズムは分かりません(笑)。何も根拠ないですが、私の経験上かなり効果ありです。

最後に

 いやぁ今回も疲れました。なんと5,400文字です。でも大丈夫。なぜなら達成感により、ドーパミンが滝のように溢れ出ているからです(笑)

 自分の考え方や学習方法を書いてきましたが、あくまで私の持論です。いろんな方が情報を発信されているので、たくさん見てみてください。

 冒頭で結構辛辣なこと書きましたが、私は英語大好き人間です。海外に行ったのも、人が大好きで、世界中の人と仲良くなりたかったからです。だから自分の言葉でコミュニケーションをとることは、とっても素敵なことだと思います。
 
 ただナイルに入社して、分からないことだらけで、マーケティングの勉強にベクトルを向けています。なので時間があまり多く使えない。私の場合、英語の優先度が下がってしまっただけです。

 みなさん優先度はそれぞれ違うと思います。でも1日24時間は人類皆平等です。しっかり自分の現状を把握し、優先度をつけ、計画的に学習を進めていただければと思います。やりたいなーと思っているだけの状況が一番無駄なので、やりましょう!!口でいうだけなら誰でも出来ます!!

 今回書いたことは英語の学習以外にも通じることがあると思います。私も自分を見直すいい機会になりました^^

 ここまで読んでくれてありがとうございます!!これからも発信していきたいと思っているので、宜しくお願いいたしますm(__)m

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