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頑張ってる人(自分)にエールを送りたい~半世紀を振り返る

あと1か月で今年度も終わりという2月28日にこのnoteを書いています。

久しぶりに開いたnoteに「自分にとって大切なこと」は?問いかけられました。文章や説明がとても「へた」と言われますが、書いてみたいと思います。

思いついたのはこの4つ。

「家族」「自分に正直に」「アクションを起こすこと」「がんばっている人を応援する」

「家族」は私をどんな時も見放さず物理的には遠くても、気持ちはいつも近くで支えてくれている両親と姉、そしてたくさんの迷惑をかけてしまったけど、こんな母を突き放さず自分の道を歩いているたくましい3人の息子。親から子どもからも無償の愛というものを教わりました。子育てをして27年になるけれども家族が離れ離れになってからの方が本当の意味でつながっている家族になれたと思えるのです。

家族からどれだけの愛をもらったのか秤にかけられるものではないけれども、子どものために歯をくいしばることができて、私が今ここに生きている源になっていることは間違いないのです。本当にありがとう。

「自分に正直に」・・これは自分の内面の大切にしているところ。小さいころから人と付き合うのが苦手でした。きっと今であれば発達障害などと診断名がついたかもしれない幼少期でした。小学校では不登校で学校にいきたくありませんでした。それでも引っ越しをしたり、進級をすることで新しい自分にリセットできました。中学校では大切なご縁もありました。こんな私に体操部の主将の役割を与えてくれた先生。この3年間のリーダー体験は今後の私に活かされていくのですが、この時点で知っていればもう少し楽な人生だったと思います。

新体操の全国大会で痛恨のミスをしてあっさりとやめ、次はダンスがやりたい、その次は東京に行きたい。自分の気持ちに正直に生きていましたが、そうそううまくいくはずもなく、怪我をしてしまった自分の不甲斐なさに情けなくなりまたまたダンスも辞めてしまいました。

結婚は21歳の時点で決めていたので決して豊かな生活はできませんでしたが、自分は共働きで寂しい思いをしたので子どもが大きくなるまでは専業主婦でした。毎日3人の息子たちと公園に行っていました。今思うとやさしい母親ではありませんでした。感情に流され子どもにお仕置きをしたり、怒鳴ったりしていました。そんな自分が嫌で家にいても息が詰まりそうになることや部屋を片付けるのもストレスになったりするので公園や児童館などの外に朝から夕方まで出かけていました。今思うとこの外遊びや関わりがとても重要だったと子育て支援をするようになって気が付いたのです。

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「アクションを起こすこと」・・子どもが成長するにつれて自分が大変だったことを先輩ママとして新米ママの子どもを預かったり、お話をすることが多くなり、その時間が楽しくなりました。だから子育てボランティアを始めるにあたり、子どもを虐待したり、ママ自身が病気になってしまうケースを知り、子育てを支援する社会資源が足りないと気が付くようになりました。そして45歳で通信大学で学び直し社会福祉士になりました。

社会福祉士になってやって5年です。子育てを取り巻く環境は厳しく、「ワンオペ育児」「待機児童」「母親の孤独さ」をフォローする機関が足りません。私も現場の業務に追われて、分かっていても前に歩きだすことができていないことが情けなく思えます。

現状の教育や少子化問題や子育て支援ではその不利益が子ども自身に降りかかり「発達障害」「ひきこもり」「不登校」「強度行動障害」が減ることはないと私は思います。家族支援は必須です。

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「がんばっている人を応援する」・・子どもの問題はお母さん一人で抱える問題ではないのです。家族だけで抱える問題ではないのです。育児中の親たちを孤立させないような支援や環境を調整する人がいたり、家族ではない人の関わりが必要なのです。だから私もアクションを起こします。

今、さまざまな悩みで苦しくなっている方へ~今まで十分に頑張ってきたからこそ苦しくなるのです。大丈夫もう心配しないでください。会ったことのない私の周りには苦しくなっている人にエールを送りたいと思っている人がいます。その思いが届くまでに時間がかかるかもしれません。でも、子どもは確実に成長します。そしてパパママのことを無条件に大好きでいてくれます。だから今苦しくても少しだけでも上を向いて一歩を踏み出してくださいね。

「自分にとって大切なこと」をnoteに書いているうちに自分の人生の振り返りができました。ご縁があって読んでいただいた方も一度noteにこのテーマで書いてみると自分への気づきがあるかもしれませんよ。


 


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