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言葉を習得すること
50歳を過ぎて韓流ドラマにはまりました。
映画は昔から吹き替え版ではなく字幕版でしかみません。その役者さんが発する声を知りたいから。そうするとだんだんその言語が知りたくなりました。韓流ドラマもそうです。
一般的に知られている言葉は分かっても、ドラマを見るたびにあ、このフレーズよく出てくるな!と思うことも増えてきて、辞書で調べたり、さらには画像ででてくる文字にも興味がでてハングル読めたらいいな・・と思い本を買ってみたりします。でもやっぱり目でみるだけでは全然覚えないので書いたり、声に出して読んだりします。
あ、そうか。
言葉がでない子どもたちと一緒なのかもしれない。
支援計画を書くときに「興味関心をふやす」と書くことがあります。そう、興味関心がないとやる気になれない。言語習得はやる気だけの問題ではなくさまざまな原因が隠れていたり、原因が分からないことも多いです。来所した子どもが何に興味をもつか、そしてやりたいと思うものを探してコミュニケーションを増やすこと。発信することはオウム返しでも、クレーン行動でも自分がやってほしいと人に伝えるために自ら発するためのツールなんだと。自分は中学から英語を授業でならっても誰かに発信する意欲はなく、単語は読めてある程度文章は読めてもコミュニケーションとしては全然使えないものです。残念。
就学するまでの子どもの大切なことは遊ぶこと。一人で遊べない子どもは大人が一緒に遊ぶ時間を1時間でも良いので作ってあげてください。そして見切り発車や先回りして取ってあげたり作ってあげないで、本人がどうしたいか行動や発しようとすることを待ってあげてください。
言葉を発したことで誰かが動いてくれた経験を積むことで発信することの大事さを体験をして積み上げることができます。
やらせる、しゃべらせるではなく
やりたい、しゃべりたいが大事なんだと自分が好きなことをしていてきづかせてもらったお話でした。
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