
営業中に苦手なコーヒーを飲んだ日
これまで日本とアメリカでいくつかの仕事を経験した中で
未体験だったもの、それは営業。
これまで、コンサルしたり、トレンドレポート書いたり、翻訳したり、文章を書いたりしてきたけれど
何かを売り込んだことはなかった
最近までは。
今、パートーナーと製造販売する商品であるaminogloも完成形に近づいて、色々な人に試してもらうため、ここはと思うカフェやジュースバーにサンプルを配っている。
先日、あるカフェのバリスタにサンプルを渡した時、オーナーが来る日時を聞いていたので、フォローアップに行ってきた。
カフェに行くと、あの時のドレッドヘアの黒人のバリスタ君が
「やあ!あのバー食べたよ。おいしかったよ!」
と覚えていてくれて
「今オーナーに知らせてくるから」
と言って、オーナーの一人をよんできてくれた。
商品の説明をして、では、どうぞよろしくお願いします...
と話が終わり、帰り間際にバリスタ君にお礼を言いに立ち寄ったら
「コーヒー飲んでいきなよ。何がいい?」
「じゃあ、レギュラーで」
と、お金を払おうとすると
「いいよ、いいよ。僕のおごり。」
と言う。
なんて良い人なんだろう。
ニューヨークのヒップスターたち、いがいにも、みんな優しい。
そこで感動してる場合じゃなくて、オーナーにつめないといけないんだけどね。
NYでフードコンサルをする知人によると、30~50店にサンプルを配って、1~2件決まれば良い方だそうだ。
オーナーに試してもらうために7回通った、1年半以上営業をかけ続けた...
なんてザラなんだって。
きっと何の営業でも、そうなんだろうけど。
実はコーヒーが飲めないのだけど、今日ご馳走してもらったコーヒーは1/3飲めた。
苦かったけどおいしかった。
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