絶対に役に立たないデートの心得5つ
「彼がなにを考えてるのか分からなくて...」
なんてとき、まさかいまどき、本気で女友達に相談してる人なんていないとは思うけど
女が女友達にするアドバイスなんて、100%の確率であてにならない。
私だって、アラフォーシングルの友達がたびたび持ち出す
オフィスで気になっているらしいグッドルッキングのフランス人が
”なかなか誘ってこない”件に関して
「He is just not into you. Move on!!」
「たんにあなたに興味ないからでしょ!!もういい加減次にいって...!」
とは、はっきり言えず
「同じ職場だと慎重になるよね〜」
とお茶を濁す日々
こういう女同士のゆるい言葉の掛け合いは
ただでさえ荒んだ心をいやすアメでもあるけれど
現実から目を背けさせてしまうムチでもあると思う。
今朝WSJを読んでいたら、デーティングコーチが教える『初デートがうまくいくティップス5つ』が紹介されていた。
・自分らしい服装で自分らしく振舞う
・デートの前に30分間リラックスしたり音楽を聞いたりして気持ちを落ちける
・カフェ、公園、レストランなど静かな場所を選ぶ
・会話をスムーズにすすめるために、質問やネタを準備しておく
・デートの後、すぐにメールやテキストをする
こんな、毒に薬にもならないアドバイスを提供してくれたのは、48歳になるというややオーバーウェイト気味のウェンディさん。
なんでも120回以上のファーストデートを経て、『運命』の相手に巡りあったそうで、その経験を生かして『デーティングコーチ』として活動しているらしい。
アメリカは、日本よりもオンラインデーティングに抵抗がない人が多いので、1年で100人以上の相手とデートした..なんて人は珍しくない。
私の周囲でもアラフォーで結婚している人は、オンラインゲーティングを第二の仕事ばりにやっていた人が多い。
確かに、20代の絶世の美女は、なにもしなくてもチヤホヤされるわけで、とても庶民に役立つティップをシェアできそうもないけど
ウェンディさんが教えるこれらのティップスで、 aha!となる女がいるとも思えない。
それにウェンディさん
「彼は運命の相手じゃなかったのよ。」「本当のあなたを愛してくれる人は絶対いるはず」
とかしょうもないこと言いそうだし。
唯一、諦めなければ道は開けるんだな...という元気はもらえるかもしれないけど。
そんなわけで、デートのアドバイスは男性、それもゲイにするにかぎると思う。
ニューヨークでもゲイのデーティングコーチは多くて、私の周囲でも、4年間オンラインデーティングを第二の仕事にして、40歳で結婚した知人は、ゲイのコーチをつけて、これは!という相手が現れると、彼からのメールやデートの様子を逐一報告してはアドバイスをもらっていた。
実は、彼女はそのコーチと一悶着あって、彼を解雇したのだけど、その話はまたいつか。
というわけで、今日の教訓
・彼の悩みを女友達に話す時は、その友人のアドバイスは全く参考にならないけど、単に吐き出したいという前提。そして、それを3回やった時には、女の友情が危うくなることを心得る。どうにもならない時は、ゲイのデーティングセッションか、セラピーへに行くべし..
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